Wolfgang's Steakhouseで熟成肉のステーキを食べる

投稿者: | 2015年12月20日

 仕事関係の忘年会へ行ってきました。職場の忘年会となると心落ち着かないこともあるし、お酒も飲めないのにタバコの煙に燻され、特に美味しくもない料理を食べて胃もたれするのも嫌なので、なるべく行かないようにしているのですが、この企画はお店の名前を見て即座に参加ボタンを押してしまいました。しかも今回は出資者付き。ただでステーキが食べられるなら行かない手はありません。

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 そのお店とは「Wolfgang's Steakhouse」です。アメリカ発祥のステーキ専門店で、日本には六本木と丸の内、それに大阪の梅田の3店舗が営業中。今回は丸の内店に行ってきました。

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 お店に到着すると入り口にまずはクロークがあって、専門のスタッフがいて荷物やコート類を預かってくれます。なかなか高級店の雰囲気。席について飲み物メニューを見て唖然とします。た、高い…。例えば生ビールは国産と海外物がいくつか並んでいますが、いずれもジョッキ一杯で900円超え。ソフトドリンクもグラスで600円以上。スコッチの良いやつになると平気で5,000円くらいします。

 ステーキだからと赤ワインでも開けようものならどうなってしまうのでしょう。ここは飲みに行くのではなく、あくまでも食べに行くお店と思われます。もちろん良いお酒が揃っているので、懐がいつも温かい方は心置きなく飲むのもアリですけど。

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 ステーキ屋さんらしく、まずはパンがやってきます。これは無料でお代わり自由。こう見えても4種類くらいのパンが混ざっています。どれも美味しくて、おなかが空いていたこともあってバクバク食べてしまいたくなりますが、ここはグッと我慢しどころ。このあとお肉が来ますので…。

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 とその前に、コレステロールや中性脂肪が気になる中年の集団としては、お肉の前に野菜を食べておきましょう。チーズがたっぷりかかったシーザーサラダの味はごく普通でした。これ一皿で1,600円也。

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 いよいよステーキがやってきました。看板メニューのプライムステーキ。

 説明書きによると…

専用熟成庫で28日間を目安にゆっくりとドライエイジングした「プライムグレード」の牛肉を、900℃のオーブンで焼き上げ熱々の皿に乗せてご提供。ステーキは、サーロインとフィレを一度に楽しめる看板メニューのプライム ステーキ(2 人用・3 人用・4 人用)のほか、サーロイン、フィレ、リブアイをご用意致します。

 だそうです。この写真で3人前。見た目は今ひとつ分かりにくいですが、両側にTボーン付きのやつがサーロイン、その間に挟まれているのがフィレです。

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 アツアツに温めたお皿が配られて、最初の一切れずつは取り分けてくれます。添え物はフライドポテトとほうれん草のソテーをチョイス。

 お金の話ばかりしてアレですが、プライムステーキは一人前で8,000円、ポテトとほうれん草は一皿それぞれ1,500円前後です。いやいや、贅沢ですねぇ。

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 ステーキ屋さんですのでもちろん焼き方も指定できます。よく分からないので普通にミディアムでお願いしました。外はカリカリで中は赤いです。肉汁でそのまま食べるのも良いですが、やや薄味なので塩胡椒をプラスするのが一番美味しいです。テーブルにはオリジナルのソースも置いてあるのですが、試した人によると、甘くてイマイチとのことなので、使いませんでした。

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 やっぱりアメリカンビーフなんですよね? Tボーンに刺さっていたこのピックは仔牛っぽいですけど。

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 最後はデザートを頂きました。1,200円のアイスクリームはこの通り、3玉盛られてきます。しかも1玉が結構大きいので、数人でシェアするとちょうど良い感じ。

 ということで、期待通り美味しいステーキを堪能しました。写真で見ると「たったこれだけ?」と感じるかもしれませんが、十分以上におなかいっぱいになりました。ただ、自分の財布では中々食べられそうにありませんので、貴重な体験でした。

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 丸の内という土地柄もあってか、お客さんはビシッとスーツを着た人たちが主流でした。なかにはこれから銀座のお店に出勤といった風情の人々もちらほら。ステーキハウスですからそれほど気取っているわけではなく、なかなかワイワイがやがやと賑やかなお店です。ただし接客はもう少し何とかならないものかと思いました。

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 丸の内仲通りは綺麗なイルミネーションに彩られていました。

 お店の詳細情報は↓こちらです。