酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

K-3 IIのインターバル合成機能で夜景を撮ってみる

 先日のエントリー「K-3 IIのリアル・レゾリューション・システムで夜景を撮る」の続きというか番外編です。せっかく三脚持ち出して晴天の日に夜景を取りに行くのだからと、RRSと同時にインターバル撮影も行ってきました。

K3II9040.jpg
 しかもただのインターバル撮影ではなく、インターバル合成機能を使用しました。夜景と星を同時に写し込むための機能です。

おさらい

 インターバル合成はK-3でやってみたことがあります。


 ほぼ1年前のことです。被写体は東京ゲートブリッジと東京スカイツリーでした。やはり派手なランドマークを写したくなります。季節的には冬の方が空気が澄んでいて星空も綺麗です。

 ただのインターバル撮影が出来るカメラは沢山ありますが、インターバル合成までをサポートしている機種は限られています。PENTAXの場合はK-3以降の機種のみ。いろいろコツがいるのですが1年ぶりでいろいろ忘れていました。ここで少しおさらいしておきたいと思います。

  • 合成方法は「比較明」を選択
  • 「撮影間隔」には露光時間と合成作業および書き込み時間を含んで1秒以上の余裕を持たせる
  • AFのままだと1カットごとにAFを合わせ直そうとするので一度ピントを合わせたらMFに固定
  • 露出もMが良い。出来ればWBも固定する。
  • RAW記録も可能
  • 「合成過程記録」は多分不要
  • しっかりした三脚を使う。
  • K-3/K-3 IIの場合リモコンやセルフタイマーを併用できないので、ケーブルレリーズ必須

 といった感じでしょうか。特にAFが毎回勝手に動く件には填まりました。相手は動いてないとは言え、微妙にピント位置が動くだけで星の軌跡はガタガタになってしまいます。それも撮影終了後に気付いたり。すると撮影にかかった時間が丸々無駄になってしまいます。

 また、前回の最大の教訓だったはずのケーブルレリーズについては、今回も結局なしのままで撮影しました。但し今回はシャッターを押した直後に撮れる最初の1枚はレンズを塞いで何も写らないようにし、実質的に2枚目から露光を開始することで対策しました。

 と言うことで、以下撮影結果です。

K3II9040.jpg
 ドームガーデンから見上げるスカイツリー。何の芸もありませんがやってみたかった一枚。ただし本当はもう少し長い時間露光したかったです。これは3秒間隔で300枚の合成。時間にしてたったの15分です。今度は1時間くらいやってみたいですね。

K3II8810.jpg
 実は撮影開始時後しばらくの間はにはライトアップは消灯し、スカイツリーの根元の方だけプロジェクションマッピングのようなことをやっていました。消灯したスカイツリーも格好良いです。星の軌跡はかなり中途半端ですけど。恐らく50枚程度経過時点(約2分半)と思われます。

K3II8139.jpg
 一番やってみたかったのはこれ。ドームガーデンから魚眼を使って星空も写してみると。東京の夜空を行き交うヘリコプターの軌跡がかなり賑やかなことになっていますが、肝心の星はあまり写っていません。焦点距離が短く、結果的に有効径が小さいせいなのか、レンズ性能あるいは倍率的に星の点像を記録するのに向いてないのか...。

K3II7841.jpg
 ちなみに1回のシャッターで撮れる映像はこんな感じです。これを時間差で撮影した300枚を比較明合成すると上のような写真になります。ノイズリダクション効果もすごいですね。

K3II9263.jpg
 そして場所は変わりまして近所の運河。これも300枚合成です。撮影中に車が通過するたびに、足下の橋ごと揺れるので、結果は期待していなかったのですが、思ったよりはまともに写りました。雲がちょうど広がってきていたので、空をだいぶ隠してしまいました。川面に星が反射しないな?と少し期待したのですが、さすがにそれは無理でした(^^;

 ということで、今年のインターバル合成は以上です。浅草寺でもやってみたかったのですが、その時間帯はちょうど雲が広がっていたのと、浅草寺のライトアップが消灯するまで間がなかったので今回は断念。別の機会に試してみたいと思います。

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