酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

FUJIFILM X-T10で撮る秋の休日写真日記

 ということで、みんぽすさんよりお借りしているFUJIFILM X-T10を使ってみました。F1以降しばらく出かける気力がなく、近所を散歩したりしつつ目に付いたものを写真に撮ってみたりしました。X-T10はAPS-Cサイズのセンサーを搭載した本格的なレンズ交換式カメラでありながら、とても小さくて軽いので、小さなバッグのちょっとした隙間(写真趣味を持つ人間の感覚で、ですけど^^;)に入れて気軽に持ち出せます。

DSCF9053.jpg
 ここ2週間くらいの間、主に休日に使ってみたファーストインプレッション記です。


このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら
(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)

10月4日:公園散歩

 まずは近所の公園を散歩してみました。

DSCF9016.jpg
 紅葉の葉はまだ青々としています。東京の平野部が紅葉するのはまだ1ヶ月以上先でしょう。大口径レンズでありがちな、コントラスト差の大きいエッジ部の色づきはそれなりにありますが、良く抑えられていると思います(画像処理で消してるのかもしれません)。

DSCF9033.jpg
 10月4日は「木の日」だそうです。私の地元は江戸時代から材木問屋が建ち並んでいて「木」とは縁の深い場所です。公園内はいろいろな木材に関する展示や体験コーナーが建ち並ぶテントが出てお祭りのようになっていました。

DSCF9037.jpg
 そういえば、X-T10はメカシャッターに加えてCMOSセンサーによる電子シャッターを使用することもできます。デフォルトではメカシャッターのみ有効になっていますが、両方使用する設定に切り替えると、メカシャッターで追い付かなくなると自動的に電子シャッターに切り替わります。

 なので、大口径レンズの利用可能範囲が広がりました。明るい屋外でもシャッタースピードを気にすることなく、絞りが開けられます。Xシリーズはセンサーの基準感度がISO200と高い上に、なぜか最高シャッター速度が遅く、明るいところで絞りが開けられないのが大きな欠点の一つでした。それが電子シャッター併用によって改善されています。(この改善はX-T1でもファームウェアアップデートで対応されているようです)

10月4日:コスモス

 散歩を続けていると小さなコスモスの花壇を発見しました。この季節、格好の被写体です。

DSCF9045.jpg
DSCF9048.jpg
DSCF9050.jpg
 こういった場合にも電子シャッターによる高速シャッター対応の威力が生きてきます。動体でないのでCMOS歪みを気にする必要もありません。

 それともう一つX-T10の改善点がここで確認できました。というのはマクロモード。Xシリーズ長年の謎機能にして不満点だった「マクロ切り替え」がなくなっており、何も考えずにレンズの最短撮影距離まで使用できるようになっています。「オートマクロ」とカタログには書かれていますが、自慢するほど大したものではなく当たり前のことが、ようやく当たり前にできるようになりました。

 これはXシリーズを試用するたびに不満点にあげてきたものでしたので、やればできるじゃないか! と言ったところですね。

10月11日:PEUGEOT 207SW

 わざわざエントリーを一つ立てるほどのことでなくなってきたので、ここでついでに報告しておきます。

DSCF9078-Edit.jpg
 我が家の207SWは納車から満4年を迎え、いつどおり原工房さんに法定点検にだしてきました。サービスキャンペーンの作業以外には、オイル、エレメント、プラグ、ワイパーなどの消耗品の交換だけで、特にどこにも問題はありませんでした。

 ただし、ハンドルのセンターがずれていたそうです。「気付いてましたよね?」と聞かれたのですが、本人は全く気付いていませんでした。「結構大きなずれだったんですけどね...」とのこと。もちろんそれも直してもらいました(サスペンションのアライメントではなくステアリングの取り付けの問題です)。

 走行距離はまだたったの18,000km。本当に走らなくなりましたが、それでも私的には車のない生活はまだ考えられません。

10月11日:久しぶりの焼肉

 3連休の中日の夜、久しぶりの焼肉へ。たぶん8月29日の焼肉の日以来です。いつもの新小岩は慶州苑へ。

DSCF9084.jpg
 今回は総勢6人だったのでお皿に盛られたお肉は迫力があって超美しいです。

DSCF9118.jpg
 丸腸とその脂から上がる炎とか見とれてしまいます。

DSCF9110.jpg
 翌日も休みなので安心してニンニク焼きも頂きました。

DSCF9113.jpg
 厚切りベーコン。こんなジャンクな食べ物も、絞りを開けて撮ると美しいです。XF 35mmF1.4 Rは最短撮影距離もそこそこで、こうしたテーブルフォトにも向いてます。手ぶれ補正がありませんが、高感度に強いX-Trans CMOS IIなら、少し高めのISO感度設定にしても何の心配も要りません。

DSCF9123.jpg
 〆には、見るからに炭水化物とタンパク質の塊みたいなものを頂きます。見た目通り、これが美味しくないわけがありません。

10月12日:秋の気配

 体育の日は晴れの特異日であるというジンクスは今年も当てはまりました。秋は確実に深まりつつあります。

DSCF9022.jpg
 再び訪れた近所の公園。銀杏が何となく黄色いんですよね。というか近くに寄ってみると明らかに黄色いです。銀杏が色づくのってこんなに早かったでしたっけ? 季節感がよく分からなくなってきました。

DSCF9129.jpg
 木立の中も枯れ葉でぎっしり。所々に落ちてる赤い葉は桜でしょうか。
 ただ、日の当たらないジメッとした木立の陰は、まだ蚊のようなものがたくさんいて、写真を撮ってる間にあちこち刺されてしまいました。それに気がついて慌てて立ち上がったときに枝が目に刺さってしまって(大事はありません)踏んだり蹴ったりです。ファインダー覗いてるとつい夢中になってしまいますよね。崖とかから落ちないように気をつけます...。

DSCF9076.jpg
 8月から9月にかけては荒れた天候が続きましたが、そろそろ本当に落ち着いて欲しいですね。スッキリした秋空を拝みたいものです。紅葉は今年はどこかに見に行けるかな??

X-T10のインプレッション

 その前にレンズに触れておこうと思います。XF35mm F1.4は数年前にX-Pro1とともに使ってみたときには、何となく使いづらいと感じてしまい、むしろXF18mmのほうが気に入ったのですが、今回はむしろこれ一本あれば標準ズームのXF18-55mmは要らない、と思えるくらいしっくりきます。大きさ的にX-T10とは相性が良いこともありますが、それよりも光軸上に配置されたEVFの使い勝手と、35mmの画角とF1.4のボケ量の組み合わせからくるバランスの良さが、心理面に影響してるように思います。今回も撮影データを見てもらうと分かる通り、ほとんど全て35mmだけで撮ってしまいました。

 X-T10についてはWEBで製品情報を見ているだけだとピンとこなかったのですが、実物を触って実際に写真を撮ってみると、その隙の無さが意外でちょっとびっくりしました。Xシリーズの良さをそのままに欠点を丁寧に潰したことがよく分かります。普及機として小さく軽く作るために、いくつもの妥協や割り切りをした跡は見られず、これは明らかにこれまでのXシリーズとは一線を画す、新世代のカメラだと思います。

 ただX-T1もファームアップデートでX-T10並の新世代機に生まれ変わっているそうなので、私としてはそちらにもちょっと興味が出てきてしまいました(^^;

関連エントリー