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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

「ぼかして撮る」ためのNikon 1用大口径単焦点レンズを試してみる

 レンズ交換式カメラはやはりレンズを取りそろえて、交換してナンボと言うところがあるわけですが、Nikon 1に関してはまだレンズ沼にはまっていません。というのも結構微妙なレンズが多いんですよね。とりあえず広角ズームと単焦点くらいは欲しいのですが...(^^;

K3II0588.jpg
 と、そんなことを考えていたときに、Facebook上のNikon 1のページで、レンズモニターを募集しているのを発見し、応募してみました。

モニターキャンペーン

 まずはニコン 1の公式Facebookページは↓こちらです。

https://www.facebook.com/nikon1.nij
 これが「30,000いいね!」を達成したということで、先月に「1 NIKKOR単焦点レンズモニターキャンペーン」の募集が行われていました。

【明日締切!】1 NIKKOR 単焦点レンズ モニターキャンペーン!応募はこちらからhttps://fb.minpos.com/campaign/index.php?code=Nikon1_lenstcc_201506Nikon...

Posted by Nikon 1(ニコン ワン) on 2015年7月15日

 これはアレですかね、Nikon 1 J5の広告キャッチコピーと関連してるのでしょうか。↓以下のスペシャルサイトにもあるとおり「ぼかして撮る、をわたしは知った」ですから。実際、J5には単焦点レンズを含むレンズキットも販売されています。


 
 とはいえ「1インチセンサーで「ボケ」を売りにするのは無理があるんじゃないの?」という野暮な突っ込みは、カメラおやじの発想なのでしょう。スマホ組を狙ってると考えれば、小さなミラーレスが差別化可能な部分として、この方向はアリなのかもしれません。

Nikon 1用単焦点レンズ

 さて閑話休題、モニターキャンペーンです。現在Nikon 1用の単焦点レンズは以下の3種類発売されています。

 実際に欲しいなぁと思ってるのは最初の10mmF2.8あたりです。広角28mm相当の画角でF2.8という控えめの明るさ、パンケーキ状で小型軽量ということで、一本持っていても良いかな?と思っていました。

 ならば試用の意味も込めて、10mmF2.8で応募すれば良いものを、そうは言ってもどうせ応募多数で抽選なのだから、この際ダメ元で一番豪華な32mmF1.2で応募してしまおう、と思い直しました。

 で、その結果見事に当選し、モニターすることが出来ました。自分では絶対に買わない(買えない)であろう、Nikon 1用の超弩級レンズです。

1 Nikkor 32mm F1.2

 まずは製品仕様を見てみましょう。

焦点距離 32mm(フルサイズ換算86mm相当)
口径比 1:1.2
レンズ構成 7群9枚(ナノクリスタルコート)
最短撮影距離 45cm
最小絞り F16
フィルター径 52mm
大きさ 約65.5mm x 47mm
質量 約235g

 なんと言っても特徴はF1.2という明るさです。そしてナノクリスタルコートが施された本気の光学系。お値段はAmazonで7万6千円ほどです。Nikon 1にこのレンズは必要なのだろうか?と思えてくるスペックです。

 でも良いですね、こう言う飛び抜けたレンズ。使ってみるのが楽しみです。

実物を眺める

 ということで、届いたモニター品を見てみましょう。

K3II0581.jpg
 化粧箱です。結構ちゃんとしています。

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 内容物を見てみましょう。レンズ本体、前後キャップにバヨネット式の専用フード付き。フードは逆さ付け可能です。これに説明書などの紙類が入ってました。

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 レンズ本体を見てみましょう。F1.2の大口径とはいえ、Nikon 1用であるためか、前玉はそれほど大きくありません。鏡胴は何もなくてのっぺりしています。先端部のリングはピントリングですが、パワーフォーカス式です。

K3II0583.jpg
 マウント側。後玉もそんなに大きくはありませんね。もちろん金属マウントです。新しいマウントなので完全電子化されており、機械的な部分はありません。それにしてもナノクリマークが燦然と輝いてるのが目に付きます。

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 J5に取り付けてみました。フードをつけるともっと格好良くなります。見た目のバランスはそれほど悪くありませんが、手に持ってみると猛烈にフロントヘビーです。ガラスの塊なのでしょうか?

K3II0590.jpg
 それでもAPS-Cとかに比べたらずっとシステムは小型です。1インチセンサーはシステムサイズ的には絶妙だと思います。

ちょっとだけ撮ってみた


 あとはどんな写真が撮れるのか?ですが、F1.2とはいえ実焦点距離は32mmです。されどF1.2。やはりこれはアレですよね、絞り解放縛りで撮るしかありません。

DSC_1033.jpg 目の前にあったK-3 II。ほぼ最近接の状態です。良くボケますが、うーむ... という印象。ブレかもしれませんが滲みも見えるしフリンジも感じられます。でも、全体の雰囲気悪くないです。

DSC_1066.jpg 多少距離があっても十分ボケは生かせます。高速電子シャッターのおかげで光量がたっぷりあるところでもF1.2開放が使えます。アウトフフォーカス部のハイライトの周辺はやはりパープルの縁取りがかなり強烈につきますね。 

DSC_1076.jpg 一転して遠景を少し絞ってみました。逆光気味ですがコントラストは問題ありません。それにカリカリです。

 ということで、1ヶ月ほど楽しんでみたいと思います。その結果、いつもの沼に落ちたなら本望です(^^;