酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

あしかがフラワーパークの奇跡の大藤夜景をDA★55mm F1.4で撮る

 今年もあしかがフラワーパークの大藤を見に、そして撮りに行ってきました。これもまた私にとっても年中行事となりつつあります。何度見てもすごい藤なので、亀戸天神だけでは満足できなくなってしまい、毎年同じ写真しか撮れないことが分かっていても、やっぱり出かけてしまいます。そして大満足できるのです。

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 29日時点で大藤は満開一歩手前くらいでした。やはりゴールデンウィーク中は一番の見頃となりそうです。

 今回も混雑を避ける意味もあって夜のライトアップ時間帯に合わせて、午後遅くに出かけ日没前に到着。駐車場の入り口がやや混んでいましたが、道路も順調、そして少し心配していた天気も、ほぼ晴天に恵まれました。

おさらい

 この時期にあしかがフラワーパークへ訪れるのは今年で3回目なので、おさらいとして昨年のエントリーを貼っておきます。


 そうそう、昨年は夜と昼を見るために2回も訪れたのでした。今年は残念ながら1回しか行けそうにありません。

 今年は先日ほとんど乱心とも言える衝動買いで手にしたDA★55mmF1.4 SDMをK-3につけ、この組み合わせを主に使うことにしました。夜ということもあって、その気はなくてもほぼ開放ばかり使うことになります。それだけでは何なので、押さえ用にHD DA16-85mmをK-30につけて持って行きました。

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 ちなみに、あしかがフラワーパークの大藤は、アメリカCNNが選ぶ世界「2014年夢の旅行先9選」に選ばれたそうです。どの程度権威があるのか分かりませんが。そのせいということではないでしょうが、昨年や一昨年よりも明らかに外国人客が増えていました。

K-30 + HD DA16-85mm F3.5-5.6

 DA★55mmF1.4をメインにと言っても、大藤はスケールがでかいので、やっぱり広角レンズでも撮りたいんですよね。こういう場合には16mmワイド端が生きてきます。

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 園内に藤棚はたくさんあるのですが、特に圧巻な大藤の木は三本あります。画面に収まりきっていないのですが、これで一本の木だと言うからすごいです。

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 西ゲート側にある大長藤。大藤の中でも特に花が長く、最長で1.8mにもなるとか。池の遊歩道からやっぱり撮ってしまうのです。でも、天気や花の状態や機材が違うことで、少しずつ違う写真になるんですよね。

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 白藤の滝も見事でした。

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 本当にどこまでも続くかのような藤のカーテンというか天井というか、私のようなカメラ小僧おやじだけでなく、スマホで自撮りカップルもふくめみんな写真撮ってます。

K-3 + DA★55mmF1.4

 では本題の開放同盟です。スケールの大きさは広角でとりたくなりますが、望遠の圧縮効果を使うと画面中を藤で埋め尽くすことができます。

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 今回も到着したのは日没前。午後5時半からは夜料金になって少しお得なのですが、着いてしまったので昼料金で入りました。午後4時半くらい。

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 藤ソフトを食べたりして日没を待ちます。(このカットはHAMACHI!さんのマネです)ピントを合わせる場所を間違ってる気がします。

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 さて、午後5時半過ぎ、照明が灯り始めてだんだん暗くなってきます。「奇跡の大藤」は樹齢約150年。1997年に園の移転とともに移植したことを指して「奇跡」と称しているようです。ですが、この大きさと花のすごさが既に奇跡ですね。

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 多くの花は大人の背の高さで頭に当たるところまで垂れてきています。少ししゃがんで真上を見上げるとこんな感じ。開放だとボケボケで楽しいです。

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 すると藤の切れ目に月を発見。露出がめちゃくちゃですが、これもボケボケ。

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 ときおり風が吹くと、長い藤の花がふわりとしなります。

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 いきなり色が変わりましたが、これは大藤ではなくてむらさき藤。花の色が違うという面もありますが、それよりも主に照明色の違いがでてるのでしょう。大藤は電球色のライトでしたが、このむらさき藤は白色LEDでライトアップされていました。こちらも幻想的で綺麗です。しかも大藤ほどではありませんが、これもまた他ではなかなか見られない立派な藤棚です。

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 再び大藤へ。開放付近ばかりでは何なので、すこし絞ってみました。絞りの選択幅が広いってすばらしいことです。ズームでは開放付近となるF5.6も、このレンズではもうこれ以上絞り込むことはないだろうってくらいの感覚です。

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 玉ボケ〜。こういうの撮りたくなりますね。画面の端でラグビーボール状になるのは口径食ってやつでしょうか。ネットのレビューを読んでいると、このレンズは口径食が大きめだとか。それって周辺減光に結びついたりするんでしょうか?

 ちなみにせっかくの高性能単焦点レンズなので、今回はレンズ補正をOFFにしました(最初の方はONのままのやつも混じってます)。夜景なのであまりレンズの素性が見えるってことはないですが、ボケは綺麗ですし、ピント面はシャープ。FA Limitedではなかなか安定しない開放付近のピントも、さすがにSDM駆動とあってピタッと決まります。

 たっぷり園内を歩き回って午後8時頃に撤収しました。ことしもこれで満足です。来年はフルサイズ機を持って訪れたいです(A^^;