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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

8年前の基礎板を引っ張り出してブランシュたかやまを滑る

 今シーズン6回目のスキーに行ってきました。これで恐らくシーズンラストとなるでしょう。滑走日数はこれで14日になります。最近はどこに行くにしてもニセコのディープパウダーのためのファットスキー(ARMADA NORWALK 2014モデル)で滑っていましたが、前回志賀高原を滑ったことで、以前履いていた細い基礎板の感覚が懐かしくなってきました。年に1回くらいレンタルで履いたりはしましたが、やはりここは以前自分が愛用していた板で滑ってみたくなります。

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 ということで、今回はお蔵入りして埃を被っていたデモ板を引っ張り出してきて、長野県は白樺湖の奥にあるブランシュたかやまスキー場へ日帰りで行ってみることにしました。

 ブランシュたかやまは昔良く通っていたスキー場で、今でもスキー専用となっている数少ないゲレンデです。写真では人がいなくて寂しい感じですが、先週中は真冬に戻ったかのような大雪が各地で降ったこともあってか、わりとゲレンデは混んでいました。ここはパウダーなどとは縁のない、しっかり整地されたゲレンデです。基礎板にはぴったり。

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 ということで、久々に持ち出したスキーは、VolklのSuperSport AllStarです。2007年シーズンに買ったものでかれこれ8年ものになります。ファットスキーに転向したのが2011年シーズンで、最後にこの板を履いたのは... 2012年の2月の神立高原が最後です。ということで3年ぶりになりますが、感覚的にはもっと大昔のような気がします。何しろこの板、ファットスキーに比べると猛烈に重たくて固く、しかもものすごく細いです。センター幅はわずか70mmしかありません。こんな板で滑れるでしょうか。

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 天候は曇り。風はなくて穏やか、気温もそれほど低くありません。まずはブランシュたかやまのなかでも一番好きなコースと言っても過言ではない、トレーニングバーンへやってきました。短い緩斜面ですが、ここが練習には絶妙な斜面で、初心者のみならず上手い人も気持ちよさそうに滑っていたりします。

 ここを滑っていると自分が上手くなったような気になってきます。エッジに乗って大回りカービングとか、気持ちいいはずなのに、全く思うようになりません。3年の間にすっかりこの板の滑り方を忘れてしまったようです。

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 ならば山頂から始まる初心者向けのもみの木林間コースへ。ここはその名の通り、もみの木に囲まれた幅広の緩斜面で安心して滑れるし、気持ちいいです。

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 少し自信がついたら上級者コースを滑ってみます。クワッドリフト脇のスラロームコースとかパノラマコースとか、あるいはエキスパートコースとか。昔はそういった急斜面が結構好きで、この板で良く滑っていたはずなのに、いまは恐怖心が先に来ます。何しろスピードが本当に怖いのです。しかしこの板はある程度のスピードがないと、反応が鈍くてしっかり操作ができません。ゆっくりと安楽に滑ろうと思っても、がっちり雪面に食いついて容易にずらすことも出来ません。なんてこった!

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 ということで、早めにして長めの休憩&昼食をとってエネルギー補給。ブランシュたかやまはゲレ食も充実しています。ゲレンデ中腹に位置する「ふるさと」と言う名のレストランは、この通りまるで居酒屋のような佇まい。でも窯焼きピザなどもあって、中身は正統派ゲレ食です。

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 食べたのはこれ。ヤケにご飯のお茶碗がでかいですが、モツ煮定食です。なかなか美味しいです。実はこの前にみたらし団子も食べてしまいました。スキーはおなかが減りますし、体力を消費しますが、それ以上に食べてしまうスポーツです(^^;

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 午後はまったりと腹ごなし。がつがつ滑るのは諦めました。リフトで行けるところまで登ったら、スキーを脱いでほんの少しだけ歩くと山頂に出ます。周囲の景色を眺めてみましょう。

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 手前の谷間にあるゲレンデはエコーバレー。ここもよく行きましたが最近はご無沙汰しています。そしてその背後にそびえる山は車山。反対側の斜面はやはりスキー場になっています。あのレーダードームがある車山山頂あたりはFBMの後に登りましたっけ。

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 ここ、ブランシュたかやまの山頂は意外に眺めが良くて、晴れていればぐるり360°周囲の山々が見渡せます。残念ながらこの日は曇っていて視界が悪く、遠くの山々はほとんど見えませんでした。

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 友人の基礎板、Fischer AMC800も借りてみました。これも8年前の板ですが、私のVolklよりずっと扱いやすいです。私は少し見栄を張って難しすぎる板を買ってしまったのでしょう。この板くらい乗りやすければ、ゲレンデに応じて使い分ける気にもなるのですが。

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 ちなみにこの写真、どちらも私の板ではありませんが、最近履いているファットスキー(左)と、今回持ち出した8年前の基礎板(右)は太さがこんなに違います。こんなに違うけど同じスキーですし、大ざっぱに言ってしまえばどっちも普通に滑れてしまうのが不思議なくらい。

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 午後になって少し雲が流れはじめ、時折青空が覗いたりもしました。雪は緩むこともなく終始安定したコンディションの一日でした。慣れない板に久しぶりに乗って疲れましたが、たまにはこういうのも面白いです。むしろ最新の基礎板に少し興味が出てきましたかも。もし2種類のスキーを使い分けるなら、パウダー用はもっと極端な方向にしてもいいのかも... なんて妄想したりしてしまいます。

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 スキーは本当に面白いです。いろんなゲレンデがあって、いろんなスキー板があって、楽しみ方は色々ですし知らないこともまだまだ沢山ありそう。今シーズンもいい思い出ばかりで締めくくることが出来そうです。

 予定は未定ですが、最初に書いたとおりこれが今シーズン最後となる予定です。わずか2ヶ月半でしたが、充実したシーズンでした。また来シーズン!