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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

白い東京スカイツリー

日記

 今日で東京大空襲から70年目を迎えました。私が育ち、今も暮らしている深川の下町は、空襲による標的となり甚大な被害を受けた地域です。東京スカイツリーが建つ本所地区も同じく壊滅的な被害がありました。そのため、今日の東京スカイツリーは犠牲者への鎮魂の意を込めて白一色でライトアップされています。

K3PS6020_DxO.jpg
PENTAX K-3, DA★60-250mm F4ED [IF] SDM, 128mm, 1/4sec, F4.0, ISO1600, -0.7EV
 なんの飾り気もないこの真っ白な姿は、とても珍しくて綺麗なので久しぶりにカメラを向けてしまいました。

 私の子供時代、周囲には親子代々この地域に暮らす生粋の江戸っ子が多く、三世代同居家庭も珍しくありませんでした。そのため小学校の同級生の家庭など、東京大空襲の記憶を持つ祖父母、あるいは父母などの大人が周囲に沢山おり、いかなる体験を経て彼ら彼女らが生き残ったのか、折に触れて話を聞かされたものです。

 戦争は遠い遠い昔のことのようでいて、しっかりとこの地域に刻まれた生々しい記憶でもあります。一時期はそんなこともほとんど忘れていましたが、歳をとると共にこの日ばかりは思い出すようになってきました。どうしてでしょうかね?

 そして明日はまた忘れられない日がやってくるわけです。明日も東京スカイツリーは復興への想いを込めたスペシャルなライトアップが行われるそうです。