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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

リコーイメージングスクエア新宿でK-S1を体験する

カメラ 写真

 ちょっと野暮用(後日報告予定)があって久しぶりにリコーイメージングスクエア新宿へ行ってきました。いつから始まっていたのか分かりませんが「レッツトライK-S1」と題して、K-S1の貸し出しキャンペーンをやっていました(12月21日で終了だそうです)。

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 K-S1は発売後量販店の店先でちょっと手に取ったことがあるだけで、ちゃんと触ったことがなかったので、これはちょうど良いチャンスです。

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 貸し出しは無料ですが、身分証明書を預ける必要があります。時間は最大2時間まで。また撮影データを持ち帰るためには、SDカードを自前で用意する必要があります。私はK-3のスロット2に刺してあったFLUカードを流用しました。

 あまり混んでいなかったためか、ボディカラーはレギュラーの中から好きなやつが選べるということで、ホワイトにしてみました。キットレンズはDA-L 18-55mm F3.5-5.6ALでボディ同色仕様。それと他に好きなレンズも貸してくれるということで、以前から少し気になっていたHD DA15mmF4ED AL Limitedのシルバー仕様も借りてみました。

西新宿を歩いてみる


 あいにくの雨模様でしたが、K-S1をお供にちょっと西新宿界隈をブラブラしてみましょう。なお、以下撮影データにレンズ名が入ってないやつはHD DA15mmで撮ったものです。

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 リコーイメージングスクエア新宿は新宿センタービルの地下にあります。ペンタックス時代からサービス窓口の拠点です。そこから人が多い駅方面ではなく、西の方へ向かいましょう。雨はまだそれほど強くありません。

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 歩道に並んでいた花壇。カスタムイメージ「鮮やか」だとやはり赤〜赤紫はベッタリ潰れてしまいます。ボケもいまいちな感じですね。

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 新宿中央公園へ行き当たりました。都内の紅葉はほとんど終わっていますが、ここはまだ銀杏の絨毯が残っています。

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 でも時折まだ葉を残した銀杏の木があります。その向こうには東京都庁。天気のせいで冴えないので、クロスプロセスかけてしまいました。

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 新宿中央公園の奥には熊野神社があります。かなり古くからこの辺りにある神社のようです。もちろん三重県にある世界遺産、熊野三山と関わりがあるお社です。お正月の準備が進められていましたが、ほとんど参拝客はおらずひっそりしていました。

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 阿形の獅子の向こうには何やら金ぴかの門があったのですが、立ち入り禁止で近づけませんでした。なんだろうあれ?

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 再び公園に戻ってきました。あちこち歩いていると、けっこう綺麗に紅葉した木がまだたくさんありました。天気が良かったらもっと綺麗だったのに! 普通に撮るとどうしても色が出なかったのでフラッシュ光らせてみました。

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 雨なら雨でしっとりして綺麗なのですが、上手く撮れません。

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 こうかな? うーむ...。いや、わざとですよ、これ。綺麗な落ち葉見つけてきて濡れた石畳に置いてみました(A^^;

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 ごく普通のモミジってことですね。

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 ということで、富士見台という小さな丘の周辺はまだかろうじて紅葉が残っていました。来年は天気の良い最盛期に訪れてみたいです。遠くまで行かなくてもプチ紅葉狩りが楽しめそうです。

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 都庁まで戻ってきました。このテントウムシ、なんでしょうね?

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 ということで、1時間半くらいの散歩は終了です。新宿まで来て紅葉撮るのも何ですが、本当は街角スナップでもしてみたいところです。それはまたの機会に。

K-S1の感想

 さて、わずかな時間でしたがK-S1を触ってみた感想です。

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 ファインダーは完璧です。K-3と一緒に使っていてもなんの違和感もありません。スクリーンのザラつきがより目立つような気がしましたが、多分レンズと天気のせいでしょう。

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 操作系は今までの機種とはかなり違います。ですが、少なくともPENTAXユーザーなら説明書は不要でしょう。背面に移ったモードダイヤルはそれほど悪くはありません。誤動作することもありませんでした。ただ、モードダイヤルの内側に追いやられた十字キーはやや押しづらいです。依然としてメインの操作キーなだけでに、ちょっと気になります。

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 気になったといえば背面右上のAFボタンです。私のグリップの仕方が悪いのか、普通に握っているとこのボタンを押してしまうのです。AFボタンとして機能しているかぎり、AFが働くだけなのですが、どうも気になります。

 そしてコマンドダイヤルもちょっと奥すぎて回しづらく感じました。どうやらカメラのグリップの仕方がK-S1に合っていなかったようです。K-S1はフロント側もグリップが浅くなったのと相まって、後側に深く握るようなスタイルを前提にしているようです。私はわりと後ろ側は浅く握る癖があるので、相性が悪かったのでしょう。これも慣れの範囲でしょうか。

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 メニュー構成もPENTAX標準に準拠していてとてもわかりやすいです。UIは少しずつ変わっているのですが、それよりもフォントが変わったことが見た目の印象を大きく変えています。

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 K-S1といえばLEDがやたらに使われていて、初めて見たときはびっくりしたわけですが、実物を触っているとLEDなどはほとんどどうでも良いことだと感じます。写真を撮ってるときはもちろんグリップしているわけですし、むしろどうやれば光るんだっけ?と光らせるのに少し苦労しました。

 シャッターボタンまわりや背面のOKボタンのLED照明は見た目のアクセントにもなりつつ、カメラが動作状態にあることがわかりやすくて中々実用的です。一眼レフカメラでも、このくらいの光モノはアリなのではないでしょうか。

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 ボディ全体の印象ですが、とにかく小さいです。K-3と比べるとびっくりするくらい違います。もちろん見た目を裏切らない軽量さ。高級感とかそういうものとは別のベクトルを持つボディデザインですが、一方でメカはしっかりと緻密に動いている感じがします。K-3のフィールとは比べるべくもありませんが、撮っていても頼りなさは感じません。

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 ちなみにK-S1と一緒に借りてみた15mmですが、このレンズ難しいですね。超広角の単焦点というのはかなり潔すぎます。撮り手にかなりのものを要求するレンズではないかと思います。それだけ面白いのですが。

 K-S1はもしかしたら日本市場向けではないのかもしれませんが、それにしてもどのくらい売れているのかちょっと心配になります。私のような小うるさいおじさん向きではないのは重々承知しつつも、APS-C一眼レフの生き残る道はこっちなのか?というとちょっと確信が持てません。いずれにしても、色物的に見られがちでありながら、その中身は非常に真面目に作られた一眼レフであることは間違いなく、K-3などのサブカメラの役割も完璧にこなしてくれるでしょう。

 DA21mmあたりをつければ、超小型軽量な素晴らしいお散歩一眼レフになりそうです。