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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

伝統のWシリーズの血筋を持つアクションカメラ RICOH WG-M1発表

スキー カメラ

 リコーイメージングから面白そうなカメラが発表されました。その名は「WG-M1」。ペンタックス時代のOptio Wシリーズから綿々と続く防水カメラシリーズに準じた名前がついています。

WG-M1_1

 が、その姿は写真を見ての通り、防水コンパクトカメラというよりは、GoProに代表されるアクションカメラとなっています。

アクションカメラとして見るWG-M1

RICOH 防水アクションカメラ  WG-M1 オレンジ  WG-M1 OR 08286

RICOH 防水アクションカメラ WG-M1 オレンジ WG-M1 OR 08286

 ゴテゴテしたデザインながらも小型の筐体は、防水、耐衝撃、耐寒仕様となっており、固定焦点でAFもない超広角の単焦点レンズに、Wi-Fi機能入りでリモート撮影などにも対応。センサーは一般的な1/2.3インチCMOSで静止画解像度は14Mピクセル。

 さらにカラビナ付きベルトや粘着シール式のマウントが標準添付され、各種マウントキットが別売りされるなど、一通りアクションカメラとしてのポイントは抑えられています。

 しかし!なぜかメインとなるはずの動画に関して、ビットレートは不明ながらもH.264なのは良いとして、なぜか解像度がFHDで30fpsまでという謎仕様です。

 絶対必要かどうかはさておき、この世界の標準機たるGoProはFHDで60fpsはもちろん、4K動画までサポートしていると考えると、このスペックはもう少し何とかならなかったのかと思います。


 これが公式サンプル動画です。YouTubeに上がっているので完全なオリジナルファイルではありませんが、むしろこのカメラで撮って編集してYouTubeにアップロードするとこうなるよ、というサンプルとしてはまさに実使用条件に近いと言えるかも。どうですかね、白飛びやコントラスト、激しく動く部分のブロックノイズなんかを見ると、やっぱりそれなりな気がします。

 ただし、電池寿命は動画撮影で連続150分など、ライバル機達よりは優れているようです。もしかしたら筐体は少し大きく感じるのかも? これは実使用上ではとても重要です。

 いずれにしろ発売されたら店頭で実物をじっくり見てみたいと思います。手になじむ感じがするようなら、買ってしまうかも。実際の所ファイル容量や動画編集のやりやすさ、最終的な使用用途を考えると、これで十分かも、という気になってきました。

CASIOのアレはどうなの?

 WG-M1に限らず最近はアクションカメラのブームが静かに到来しているようで、多くの製品が投入されつつあります。RICOH WG-M1をの写真を見てG SHOCKを思い出した人も多いのではないかと思います。G SHOCKと言えば、RICOHではなくCASIOなわけですが、そのCASIOも先日なかなか面白そうなカメラを発表していました。

 これです、EX-FR1。撮像部とコントローラが分離するというやつ。昔からこのアイディアはあって、しかし有線で製品化された例がいくつかありますし、現在もPanasonicのアクションカメラが有線分離式。しかしこいつはBluetoothを利用した無線通信式で一歩進んでいます。

 これは、CASIOによるアクションカメラでもあり、中国で大ヒットしたといわれる自分撮りカメラ(TRシリーズ)の新型、と言う面もあるのかも。

 ただ、無線は良いのですが、電池が分離してしまってるのが心配。カメラ部とコントローラー部の両方の電池を管理しないといけません、有線式はその点管理が簡単で、しかもスキー場で使うことを考えるとウェアの中で暖めておける点が強みです。

 あと、このデザインだとカメラ部をどうやってヘルメットに固定するのか?が気になります。軽そうなのは良いのですが、しっかり固定できて角度の微調整が出来ないと困りますので。


 これは動画の作例なのだろうか? 「ハイライトムービー」って言う機能があるんですかね。よく分かりませんがCASIO公式に上がっていたものです。少しは参考になりそうです。

スキー場で使うカメラを再考する

 さて、私がこの手のカメラに興味を持つ理由というか、目的はひとえにスキー場で使うためです。自分の華麗な滑りを記録する... というのではなく、冬山の凜とした美しい風景と、そこをへっぽこながらも滑り抜けた爽快感を記録し、真夏などの辛いオフシーズンに思い出して癒やされるため、です(A^^;

 現在その用途で使っているのは以下の二機種。静止画用と動画用で2台持ち出しています。

静止画用:PENTAX WG-3 GPS

 まずは静止画用。PENTAX伝統の防水カメラシリーズ、2013年モデルです。最後のPENTAXブランドのコンパクト機でもあります(多分)。W/WGシリーズ最後のPENTAXブランド機です。

K3PS0963.jpg
 防水防塵、耐衝撃、耐寒でレンズも明るく、ズームレンジもそこそこ、手ぶれ補正もついていてGPS内蔵、と何でも入りです。実際今までスキー場で使ったことがあるカメラの中では、画質的には最も良く写ります。

 気になる欠点と言えば、大きくて重たいこと。そしてその割にグローブをしたままでは操作しにくいことです。でも全体的には満足しています。スキー場で使う静止画用途のカメラとしては、こいつはもはや手放せません。

IMGP0822.jpg
 だって本当によく写るんですよ、これ。この羊蹄山なんかiMac 27インチの壁紙にしていつも眺めています(^^;

 今年モデルはWG-4シリーズになりました。WG-3とは大きな違いはありませんが、PENTAXブランドからRICOHブランドになっています。


動画用途:JVC GC-AXA2

 次に動画用のアクションカメラ。昨シーズンから導入したばかり。当たり前にGoProを買うのも癪なので、ちょっと違うやつを選んでみました。

K3PS0949.jpg

 かなりの小型筐体で液晶パネル付き。ボタン類も大きくてヘルメットにマウントしまま、手探りでON/OFFや録画START/STOPが操作できる当たりはよく考えられています。電池も思ったよりも長持ちし、使い勝手的にはほぼ完璧です。

IMGP0365.jpg
 固定は色々試行錯誤の結果、標準付属のマウントをそのままヘルメットのてっぺんに取り付けました。目立ちますが、小型筐体なので頭が重く感じるようなことは最小限です。自由雲台形式になっているので、水平取りは気をつけないといけませんが、前後の角度調整は自由自在。さすが日本製品、非常に細かいところまでよく考えられています。

 が、肝心の撮れる動画がイマイチ。特に周辺減光が激しすぎるし、まるでミラーレスカメラに古い超広角レンズをつけたときのような色転びもあります。なのでちょっと編集してYouTubeに上げると、かなり残念な動画になってしまいます。YouTubeで画質を語るな、と言う意見もあるかもしれませんが、それほど画質にこだわっていないつもりでしたが、これはいくら何でもどうかな?と疑問を感じているところ。


 しかし、昨年初体験したニセコのアンヌプリ山北斜面から東尾根にかけてのバックカントリーの素晴らしいシーンを記録できたことは、何にも代えがたい成果でした。シーズンが終わってからも何度も見返して、冬になるまでがんばる!という気にさせてくれたものです(^^;

 これが雪面の質感も伝わるくらい生々しく撮れたら、どれだけ素晴らしいだろうと思ってます。雪景色はコントラストが低くて写真も動画も撮りにくいシーンですが、やっぱりGoProかなぁ、と思っていたところですが、冬までにもう少し検討したいと思います。