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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

DA★60-250mmF4 ×1.4テレコンバーターで羽田空港に離着陸する飛行機を撮る

写真 カメラ PENTAX K-3 DA★60-250mm F4ED [IF] SDM

 PENTAX Kマウントユーザー待望の初のAFテレコンバーターHD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4X AWを発売日に手に入れ、その後その辺の小鳥などを少し撮ってみたりしていましたが、F1までにもう少し本格的に使ってみなくては、と言うことで羽田空港に出かけてきました。元来飛行機好きということもありますし、写真を撮る対象としてもとても面白いので、時々通っている勝手知ったる場所です。

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 今回は羽田空港周辺の撮影ポイント、城南島海浜公園と京浜島つばさ公園の2カ所を(別々の日に)巡ってみました。どちらも定番のポイントですが、新しい機材は慣れているところで使ってみないと、本当の実力が分かりませんから。

 以下、撮影データには反映されていませんが、本文に断りのない限りDA★60-250mmにHD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4X AWを取り付けて撮影しました。ボディはすべてK-3です。

城南島海浜公園

 まずは定番の城南島海浜公園です。伊丹の千里川ほどではありませんが、頭上を着陸機がかすめていく絶好の撮影ポイント。しかしそれも南風の吹く夏場、B滑走路に着陸する機体限定となるのでいつでも見られるわけではありません。

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 ANAのボーイング787-8。昨年は色々ありましたが、その後は順調に飛んでいるようで、ANAの国内線にも続々と新造機が投入されています。ここでの基本撮影パターンはこれ。着陸機をほぼ正面から捕らえることが出来ますが、近すぎてほとんど機体のお腹しか見えなくなります。

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 ソラシドエアのボーイング737-800。グリーン基調の新塗装は綺麗ですね。このくらいの小型機でもフレーム一杯になります。

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 JALのボーイング777。公園の本当にすぐ頭上をかすめていくので、250mmに1.4倍テレコンともなると、最接近時には飛行中の機体のほんの一部を切り取る、ということが出来ます。エンジンとかメインギアとか、中々他では撮れないアングルで撮れたりして面白いです。

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 これもまたANAのボーイング787。公園の上空を通り過ぎると、海上の誘導灯の先にあるB滑走路へいよいよタッチダウン。その後ろ姿をずっと見送ることが出来ます。少し横風があるのか機種が左を向いていますね。

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 ゲートブリッジの方からまた一機やってきました。ANAのボーイング767-300でしょうか。航路のほぼ真下は人工砂浜で、水遊びをしていたり散歩していたりする人がたくさんいます。あまりにひっきりなしに飛行機がやってくるので、ほとんどの人はもはや飛行機には注意を向けません。

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 ANAのボーイング787-8。翼長の長い機体なので最接近時はかなり迫力があります。パースペクティブを感じますがこれでも、テレコンなしのワイド端60mmで撮ったもの。

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 フィリピン航空のエアバス321。羽田空港は国際線が増えてきたので、国内キャリアだけでなく海外キャリアの機体もたくさん見られるようになってきました。このカットもテレコンバータなしです。

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 キャセイパシフィックはボーイング747を羽田−香港線に飛ばしています。この巨体が来るとさすが尋常じゃない雰囲気がみんなに伝わり、砂浜で遊んでいる人たちも少しざわつきました。やっぱりジャンボはすごいですね。

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 人工砂浜と人工岩場でカニ釣りをする人びと。その向こうは羽田空港から離陸しようとするルフトハンザのボーイング747-400です。ルフトハンザも羽田線はジャンボだったのか!

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 ANAのエアバス320。最近LCCで導入されている機体ですが、ANAからは退役が進んでいます。ナローボディの双発機としてはB737などと比べて綺麗なフォルムをしてて好きなんですけどね。このカットはテレコン無しのオリジナルレンズ望遠端で撮りました。やっぱりテレコン付けているよりクリアな気がします。城南島なら必ずしも長いレンズは必須ではありません。APS-Cで300mmあれば十分、200mmでもかなり楽しめます。

 ということで、ここは羽田空港周辺の撮影ポイントの中では一番好きな場所です。天気や時間帯によって色々バリエーションもありますし。ただ、最初にも書いたとおり、B滑走路が使用される夏場じゃないと面白くないでしょう。

 城南島海浜公園では機体までの距離が近いこともあって、AFの動体追従性能はそれなりに重要です。と言っても一定速度で動きは予測可能なので厳しい条件というわけではありません。今回はDA★60-250mmF4にHDテレコンX1.4を付け、AF.Cモード、セレクトエリア拡大で撮影しました。ピンと優先でAFホールドは弱にしました。ピントの追従性は全く問題なさそうでしたが、手ぶれしているカットがかなり多かったです。やはりこの焦点域になってくると、ボディ内手ぶれ補正はあまり当てにしない方が良いようです。

京浜島つばさ公園

 城南島海浜公園の隣にある人口島。公園としてはここは遊歩道のみで規模も小さいのですが、昔から根強い人気があります。C滑走路を挟んで城南島の反対側となり、B滑走路への着陸機を真横から見ることができます。この日は北風運用でB滑走路は使われず、C滑走路から北に向けての離陸運用がされていました。ますます遠くなりますが、城南島と違って午後から順光となります。

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 JALのボーイング777-300。まだ旧塗装の機体がだいぶ残っているようです。C滑走路は土手の向こうで、目視ではいつ飛行機がやってくるか分かりません。このポイントは離陸ポイントからかなり距離が遠いので、この大型機でも250mm X1.4=350mmではちょっと苦しいです。737クラスの小型機になるとトリミング前提でもやや遠すぎるかも。500mm以上が欲しくなるところです。

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 ANAのボーイング777-300。脚を閉まっている途中。ジャンボが消えた今、国内線では最大の機体です。本当に細長いですね。

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 ANAのボーイング787-8。787は翼の形状が独特で面白いです。離陸してこのあたりがちょうど京浜島への最接近ポイント。ここまで来ると787クラスの機体でも300mmあれば十分フレーム一杯になります。

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 JALのボーイング777-300。その後右に旋回しながら遠ざかっていきます。ちょうど日没少し前の時間帯で夕日を下から浴びている状態。飛行機を撮るのはこの時間帯が一番好きかも。

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 エアドゥのボーイング767-300とJALのボーイング737-800。過密巨大空港の羽田周辺で写真を撮っていると、ごく当たり前のようにこういうことが起きます。JAL機の方は京浜島からは遙か遠いD滑走路から離陸した機体でしょうか。

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 青空に白い月が出ていたのですが、離陸機と絡む位置ではないので気にしていなかったのですが、ある時ふと月を見上げると、すぐ横に今にも月の前を横切りそうな飛行機を発見。慌ててカメラを構えてとにかくシャッターを押して撮れたのがこのカット。残念ながら激しくぶれています。
 が、一瞬の間に電源が入ってピントが合って、ここぞと思った瞬間にシャッターが切れるというのは、とても重要なことだと実感しました。どれか一つでももたついたら大傑作を逃したと悔しがることになりますので。もちろん実際には大傑作など撮れはしないんですけど、逃がした魚はいつも大きいことになっています(^^;

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 多分、成田を出発した大韓航空のボーイング747。4発のエンジンから綺麗な飛行機雲を曳いて西の方へ飛んでいきました。

 京浜島はかなり距離が遠いので、ほとんどピント移動はありませんが、やはりAF.Cで撮りました。また今回は城南島も京浜島でも露出モードのTAvを初めて使ってみました。シャッタースピードと絞りを共に固定してISO感度で露出量を調整するモードです。露出値が予測しやすい今回のような条件にはぴったりです。テレコン付きの場合、開放はやや心許ないので一段絞ってF8、シャッタースピードは1/640前後が多いと思います。手ぶれの影響を抑えるにはもう少し早いシャッターに設定した方が良かったかも。次回への教訓としたいと思います。

 なお、羽田空港シリーズにはまだ続きがあります...。それはまた別エントリーで。

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