酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

CP+ 2014見学記:その他のメーカー編

 特別扱いした「リコーイメージング編」の続きです。「その他のメーカー」とは大変失礼な言い方ですがスミマセン。長蛇の列ができていたハンズオンはことごとくスキップしてしまいましたが、リコーイメージング以外の主要なカメラメーカーのブースはもちろん一通り回りましたし、CP+にはカメラメーカー以外にも、用品メーカーがたくさん出ていてそちらが中々面白かったりします。しかも出展社が2年前とは様変わりしていたりします。

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 ということで、以下それもこれも含めて一つにまとめたダイジェスト見学記です。やや長編です。

FUJIFILM

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 X-T1という目玉商品をCP+にぶつけてきたFUJIFILM。大人気でハンズオンコーナーは長蛇の列でしたが、もう発売されて店頭に並んでいるのでスルーしました。メーカーの方の話を聞きながら触ったりして、欲しくなってしまうといけないですからね。

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 Xシリーズもいつの間にかこんな大所帯に。一番上にX-T1が置いてあるのは今回一押しの新製品だからでしょう。あくまでもフラッグシップはX-Pro1のはず。

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 FUJIFILMのブースにはXプリントで仕上げられた美しい写真がたくさん飾ってありました。隅っこの方にはフォトブックコーナーも。やや!これは見覚えがあります。これは昨夏に行われたXシリーズ写真展のフォトブックです。私が撮った写真はVol.3に収められていました。これ欲しいなぁ。

 ちなみに「Xシリーズ写真展 2014春」が今まさに新宿の富士フォトギャラリーで20日まで開催中です。

Nikon

 ニコンのブースは今年も巨大でした。いったいどこに何があるのやら。撮影体験コーナーやセミナーコーナーが多くを占めていたようで、膨大な製品群を持ちながらも、製品展示はあまり目立ちません。
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 今年のCESにいきなり表れたD4S。モックアップとの噂ですが、実動機がソチ・オリンピックで働いてたりしないのでしょうかね?

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 Nikon 1 AW1が水に沈んでいました。レンズ交換式の水中カメラといえば、ニコノスの再来か!と思ったものです。使ってみたいのですが、スキーに持ち出すにはちょっと大きいんですよね。

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 ニコンブースには写真が一杯飾ってあって、それを見てるだけでも楽しめました。

Canon

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 ニコンに負けず劣らず巨大なブースを構えていたのはもちろんキヤノン。CP+前にあまり大きな製品発表はありませんでしたが、EOSシリーズはもちろん、プリンターやシネマ用プロ機材まで、いろいろ並んでいました。

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 今回の一押し商品はこれのようです。1.5インチという大きなセンサーを積んだレンズ固定式カメラ。でもかなり地味ですよね、これ。

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 100万円クラスの白レンズが惜しげもなく切断されて並んでいました。最近カットモデルって再び流行り始めたんでしょうか? 今回のCP+ではあちこちでカットモデルを目にした気がします。

OLYMPUS

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 ほら、オリンパスもOM-D E-M1を切っちゃってます。

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 これ、興味なかったのにたまたまデモ機が空いてたので触ってみたら、結構気に入ってしまいました。EVFなんかへたなレンズ交換式カメラよりよくできてると思います。というか、全般にオリンパスのEVFはレベルが高いと思いました。あと一息で「これならまぁ良いか」と思ってしまいそう。

Panasonic

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 綾瀬はるか! この巨大パネルに吸い寄せられてたどりついたのはもちろんパナソニック。「綾瀬はるか写真展」とは「綾瀬はるかさんが撮影した写真」が並んでるかと思ったら、「綾瀬はるかさんを撮った写真」が並んでるだけでした。このパネルは素晴らしいですが、写真展としては前者の方が見たかったです。

 そのパナソニックの目玉商品は4K動画撮影を可能にしたGH4。もうスチルカメラなんだかビデオカメラなんだか、何を目指しているのか分からないですね。

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 パナソニック製品の中では、やはりこのお姉さんが持っているGMの方がカメラとして気になります。なにしろ、PENTAX Qから世界最小ボディの座を奪ったまさかのカメラですから。

SIGMA

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 ある意味、今回のCP+で一番の話題を奪っていったのがSIGAMではないかと思います。

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 それがこのdp Quattroシリーズ。まだ参考出品の段階ですが、実動機のハンズオンが行われていました。長蛇の列だったし、基本的に私はあまり興味を引かれないので遠くから眺めただけです。
 話題の中心はこの独創的なデザイン。最初はギョッとしましたし、使いやすいかどうかは想像つきませんが、こういうカメラがあっても良いよねと、やや人ごと風ですが肯定的に思っています。それと、もう一つの話題はQuattroとなぜかイタリア語の名が付けられた新しいFoveonセンサー。原理的な理想は高いけど、実装の現実が追いつかない技術的なジレンマを感じるセンサーです。いずれにしろ出てくる映像があらゆる想像や議論に対する答えを出すはずです。

SONY

 縁がなくていつもはスルーしてしまうソニーブースも今回は見てみました。
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 そしたら面白いものを見つけました。センサーメーカーらしくCMOSセンサーがウェハごと展示してありました。フルサイズセンサーは12インチウェハから40枚しかとれないなんて、半導体製品としては信じられません。欠陥がゼロのセンサーは殆どないってことですよね、これ。それにセンサーをこうして並べると、フルサイズとAPS-Cの差は大きいなと思います。

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 そう考えると、このサイズと値段はやはり驚異的なのかも。昨年末から何かと話題のこの製品、はじめて触ってみました。ファインダー覗いたらげんなりして、シャッター切ったらびっくりして落っことしそうになりましたけど。

CASIO

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 レンズ交換式カメラを手がけていないカシオ。コンパクトカメラ市場が急速に衰退してるそうで、勝手に心配しています。私にとってはある意味ソニー以上に縁がないカメラメーカー。というか、ちゃんと製品を見てないからなんですけどね。このEX-100はよくよく見るとなかなか意欲的な仕様の製品です。「ある意味9眼」のキャッチフレーズの元となっている、プレミアムブラケティングもアイディアとしては面白い機能だし、シーンによっては絶大な威力を発揮しそうですが、使いどころが難しそう。こういう飛び道具を売りにする当たりが良くも悪くもCASIO的だな、と思います。

その他

 その他のさらにその他です。

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 タムロンは精力的に面白いレンズを出しているのに、Kマウントは既に撤退したも同然の状態です。高倍率の18-270mmはPENTAXブランド化されて出ていますけど。どちらのブランドでも良いので、Kマウント化して欲しいです。私個人的にはシグマよりもタムロンの方が使ってみたいレンズがあります。

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 カメラメーカー以外で面白かったのがここ、Phantomシリーズで有名なDJIのブース。最近静かに流行り始めているフライングカメラのためのラジコンヘリのメーカーです。一眼レフが搭載可能なプロフェッショナル向けのヘリから、こうしたアマチュア向けのPhantom2までたくさん並んでいました。

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 そしてGoPro。これもアクションカム、スポーツカムとしては大人気です。SUZUKI SWIFTのラリーカーが置いてありましたが、この位置から撮った映像は迫力ありそうです。

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 小型のA3プリンタ複合機が気になってるんですよね。でも写真向きじゃないかな、やっぱり。写真用のA3プリンタ欲しいです。が、PXシリーズの巨大さを見るととてもじゃないけど家に置く場所がありません。部屋の大改装から着手しなくては。

御苗場

 CP+と同時開催されるアマチュア写真家たちの合同写真展(という理解で正しいのかな?)も見てきました。

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 上からShoichi ASAOKAさん、ナカムラマサトさん、yonhongiさんの出展を主に目当てに見てきました。

 御苗場に並んだたくさんのアマチュアとは思えない素晴らしい作品ををていると、そもそも撮影する技術やセンスの問題はもちろんですが、「写真はやはりプリントしてなんぼだな」と思います。本来、カメラかけるのと同じくらいの気持ちを出力にもかけるべきなんですよね、多分。私はたまにA4の複合機でプリントして満足してしまっているので反省しています。

 ということで、CP+ 2014見学記は以上です。また来年!