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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR

写真 カメラ PENTAX K-3 PENTAX K-30 HD DA20-40mm F2.8-4ED Limited DC WR

 PENTAX K-3 Premium Silver Editionに続きKマウントの新レンズ、HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WRを手に入れました。実物も見ずにスペックとWEBの記事だけで発注してしまうのですから、我ながら度胸があるというかいい加減に考えすぎるというか。しかしこのレンズは最新のHDコーティングであることに加え、Limitedシリーズ初のズームレンズであり、AF駆動用のDCモーターを内蔵し、しかも簡易防滴仕様となっています。全部入りと言うことで製品名も長ったらしくなっています。

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 焦点距離は20~40mm。今時の標準ズームのくせにズーム倍率はたったの2倍。開放F値はF2.8〜4という微妙な明るさです。これらのトータルバランスで重量は軽く、筐体もそこそこコンパクトに収まっています。時期的にもK-3のために作られたレンズと言えると思います。

 最近のPENTAXレンズの例にもれず、色はブラックとシルバーの二種類が用意されています。K-7からK-5やK-3に至るまで、最近のボディではシルバーは限定販売しかされていないので、圧倒的にブラックが売れるものと思われます。が、私はもちろんボディ色に合わせてシルバーを買いました。

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 箱です。K-3ボディの箱とほとんど同じデザイン。写真がブラック仕様だったので、もしや間違って送られてきたのか?と一瞬ドキッとしましたが、中身はちゃんとシルバーでした。箱のデザインはブラック版と共通のようです。

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 本体はこんな感じです。HDコーティングの証として赤帯が巻かれています。ピントリングや距離指標あたりはLimitedシリーズのデザインを踏襲していますが、初のズームとあってズームリングまわりは新鮮な感じ。アルミの削り出しで作られているらしいローレットはややレトロな雰囲気のデザインです。最初に写真を見たときはやり過ぎと思いましたが、まぁ実物は悪くありません。

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 マウント面側です。仕様的にはKAF3マウントで、電気接点およびレンズ内モーター用の電源接点が付いています。しかしDA★シリーズとは違ってボディモーターで駆動するためのカプラーはありません。ですので古いボディではAFができません。また、マウント面周囲にも赤いリングが巻かれてていますが、これは防滴用のシーリングです。これもLimitedレンズでは初です。

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 ズームしても全長の変化はそれほど大きくありません。上の写真は左からワイド端の20mm、真ん中が30mm、右がテレ端の40mmです。中間の30mm付近でもっとも全長が短くなるタイプです。

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 またピント調節もIF式ではなく前玉が繰り出されるタイプ。レンズ内モーター駆動にしては珍しいです。最短撮影距離は全域で0.28cmまで。撮影倍率はそれほど大きくありませんが、十分な近接距離だと思います。もちろんクイック・シフト・フォーカスにも対応しており、いつでもピントリングを手動で回すことが出来ます。ただし回転角は90°弱しかなくMFは難しいかもしれません。

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 ここまで貼った写真は実はフードをつけた姿でした。そのフードはねじ込み式の専用品でこれも金属製。しかしこんな申し訳程度の深さしかありません。APS-Cで20mmってそんなに広角ではないのですが、これはほとんど飾りと思われます。HDコーティングがあればフードは要らないってことなのでしょうか。レンズ表面保護のためにもある程度の深さが欲しいところです。ちなみにLimitedシリーズらしくキャップも金属製の専用品。このキャップを使うにはフードをつけておく必要があります。

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 レンズポーチも付いています。もちろんフードとキャップをしたまま収納できます。

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 さて、K-3 Premium Silverに取り付けてみるとこんな感じ。他のLimitedレンズより大柄なので、かなりギンギラギンになってしまいました。いや、でも気に入っています。このシルバーのしつこさを少し中和するには、フードをわざと黒にするという手があるようです。フードだけ買うことも出来るようなので、そのうちやってみるかも。

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 K-30にもつけてみました。シルキーグリーンは以外にシルバーレンズに合うんですよね。これはこれで良いかも。

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 気がついたらこんなことになっていました。これでどうやってブラックボディに戻れというのか...。

とりあえず撮ってみる

 今日は忙しくて写真を撮りに出かけることが出来ませんでしたが、お寿司屋さんに行ったので美味しいお寿司の写真を少し撮ってみました。
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PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/80sec, F4, ISO800, AWB, 40mm
 北海道産上イクラ。シャリから溢れたイクラごと海苔で巻いて頂きます。

K3PS0641.jpg
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/60sec, F4, ISO400, AWB, 34mm
 本鮪中トロ。脂が乗っていて美味しそう。

K3PS0654.jpg
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/80sec, F4, ISO400, AWB, 40mm
 ウソみたいに真っ赤なマグロ!

K3PS0658.jpg
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/60sec, F4, ISO400, AWB, 36mm
 お寿司屋さん... というか、回転寿司でした(^^; 黒いお皿はこのお店では高級な一貫もので一皿189円。黄色いお皿はわさび入りレギュラー品で二貫で105円。

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PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/125sec, F4, ISO400, AWB, 38mm
 ということで、安心して心ゆくまで食べ尽くしました。

 さて、お寿司についての説明しかしていませんが、焦点距離レンジと最短撮影距離からして、こういったテーブルフォトにも向いています。まぁ、一眼レフを気兼ねなく取り出せる食事の席というのもなかなかないとは思いますが。こういう特殊な状況でちょっとしか使ってないので、描写性能とかははっきりとはまだ分かりません。ただ使い心地は抜群に良いです。AFも静かで迷いがなく高速です。開放F値もそこそこ明るいので、ボケもそれなりに期待できると思います。

 K-3の常用レンズとして今後どんどん使っていきたいと思います。