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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

勝手知ったるミラノでお上りさんな週末を過ごす

 イタリアはミラノに来ています。残念ながら急に決まった仕事のためで、今回もプライベートな旅行ではありません。昨年は3回も訪れたこの街も、今年は初めてで9ヶ月ぶりです。とはいえ、さすがに色々慣れてきてしまいました。「勝手知ったる」は言い過ぎかもしれませんが、今回は驚くほどアウェイ感がありません。なんだか暮らせそうな気がしてきたほど。イタリア語はサッパリですけど、無理矢理英語と身振り手振りで押し通す度胸はつきました。

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 さて、似たような写真は去年も撮ってブログに貼った記憶がありますが、ミラノ中央駅のプラットホームです。この駅はいかにもヨーロッパのターミナルらしくてとても格好いいです。

チェントラーレからドゥオモへ

 早起きできたらどこか電車に乗って出かけようかと思っていたのですが、緊張感も高揚感もなく、かつ時差ぼけですっかり寝過ごしてしまい、遠出するのは諦めました。でも駅は見物しに来ました。さて、ここから地下鉄に乗ってミラノの散歩に出かけましょう。

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 ミラノの地下鉄の一日乗車券です。1回券が1.5ユーロで、1日券は4.5ユーロなので4回以上乗ったらお得になります。いちいち切符買う手間も考えると、1日券は結構お得です。ちなみに市街中心部の主要な駅の券売機には、小銭をたかるおじさんたちがいて鬱陶しいので、窓口で買いました。

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 はい、毎度おなじみのドゥオモです。もう何度も来ていますが、それでもまた来てしまうくらいここは良いところです。

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 中にも入ってみました。入って見物するだけなら無料ですが、写真を撮るには2ユーロでチケット(リストバンド)を買う必要があります。昨年まではそんなシステムじゃなかったので、気がつかず写真撮っていたら注意されてしまいました。もちろんその後すぐにチケット買いました。ちなみに観光客を受け入れてると言っても、そもそも神聖な教会なので、中に入るにはドレスコードがあります。短パンやノースリーブだと入れてもらえません。

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 ハードモノクロームはちょっとわざとらしくてしつこかったでしょうか。ドゥオモの中は薄暗いですが、ステンドグラスなどもありますし、意外にカラフルです。

煙と旅行者は高いところへ登る

 さて、ドゥオモには過去何度も訪れてるわけですが、どうしてもタイミングが合わなくてやり残していたことがあります。今回こそ挑戦してみましょう。
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 というのは、こういう狭くて薄暗い階段を登って、ドゥオモの屋上へ上がること。高い建物のないミラノの旧市街では、ドゥオモはかなり高さがある方なので、眺めがとても良いそうです。観光客と言えば高いところに上がるというのは相場が決まっています。東京スカイツリーとかエッフェル塔とか凱旋門とか、ミュンヘン市庁舎とかマッターホルンを眺める展望台とか、香港のピークとか、ハワイのダイヤモンドヘッドとか、ウィスラー/ブラッコムの7thヘブンとか、たいてい必ず行きますよね?

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 狭くて暗い階段をひたすら登ってやっと到着したところはこんな場所でした。展望台とか屋上と言うよりは、これ屋根でしょ!斜めになってるし、そもそも観光客がワサワサやってくるように作られていません。でもワサワサやってくるのです。私のように。奥の方は工事中で半分くらいしか開放されていませんでした。

 ちなみに階段で登るには7ユーロ、エレベーターで登る場合は12ユーロです。

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 さて、ミラノの眺望はと言えばこんな感じ。ガレリアの丸天井が見えます。すごく遠くまで見通せる... というほどではありません。

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 しかし柵とかガラスとかなくて、開放感は結構あります。歴史的建造物にそのまま触れてしまうことができます。

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 真っ白な部分は修復したもののようです。細かい細工の一つ一つを本当に間近に見ることができます。これだけ手が込んでいるとなれば、建設に何百年もかかったというのも頷けます。遠くには新市街の現代風な高層ビルが見えます。

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 下から見上げてるだけではなかなか気づきませんでしたが、こういう彫刻がそれこそあちこちにあるのです。きっとその一つ一つに意味があるのでしょう。

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 それにしても、時折かなりワイルドな部分があって、ゾゾッと来る瞬間があります。高いところが苦手な人は足がすくむ瞬間があるかも。

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 正面の広場側。土曜の昼間ですがこうしてみるとあまり混んでません。

ガレリアを抜けて気ままに歩き回り買い物をする

 さて、昨年来の懸案を果たして、地上に降りてきました。さっき上から眺めたガレリアの丸天井の下にやってきました。
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 ここもとても格好いい建物です。ちなみに正式名称は「ガレリア・ヴィットリオ・エヌマーレ2世」です。小規模でも似たような造りのいわゆる「ガレリア」はそこら中にあるようです。そういえば「ドゥオモ」だってイタリア語的には一般名詞ですよね。ミラノのドゥオモの正式名称は何だろう?
 それはともかく、ここから適当に歩き回ることにしました。地下鉄の1日乗車券は持っているし、iPhoneもあるし迷子になってもなんとかリカバリーできるでしょう。もう何度も来ている勝手知ったる街ですし(ドヤ顔で ^^;)。

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 ミラノでは白い車はほとんどがタクシー。プジョー率は結構高いです。

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 ルノーの小型電気自動車、Twizyがいました。昨年も確か見かけましたっけ。バイクの駐車スペースにすっぽり収まっています。

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 気がつけば、高級ブランドのお店が並ぶ界隈に来ていました。

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 電気屋さんの店先にて。600Dというのは60Dで、1100DってのはKiss X7でしょうか。DVDとバッグとSDカード入りってのは日本にはないキットですね。

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 フェラーリストアを発見しました。イタリアでは観光地や空港などでよく見かけます。フェラーリファンではないので、いつも外から眺めるだけにしていたのですが、イタリアGPは来週行われますし、その舞台となるモンツァはミラノのすぐそばです。ってことで、ここはひとつ記念に買い物をすることにしました。

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 店内にはもちろんF1マシンのレプリカが置いてあります。お願いするとコクピットに乗れるようです。子供限定かな? それにしてもこの子は小さすぎるようですが。お父さんが乗りたかっただけかも。

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 現実的に手が届くフェラーリ・マシンと言えばこれかも。とはいえ、びっくりするようなお値段でしたが。

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 ってことで、Tシャツ買いました。日本GPに着ていこうと思います。

トラムの街

 ヨーロッパはどこでもそうかもしれませんが、ミラノにはトラムがたくさん走っています。

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 なので、道路は線路だらけ、そして電線だらけです。

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 こんな細い路地まで線路が走っています。

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 スカラ座前にもトラムの線路。それもこれも含めて風情があるように感じますが、よく考えるとトラムは新しいものです。歴史的な建造物が並ぶ旧市街地に走ってる姿は、実は妙な取り合わせなのかも。景観問題とか出なかったのでしょうか。ちなみにこのトラムは走るレストランになっていました。

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 時代がどう違おうとも、トラムの線路は石畳の路面にすっかり溶け込んでいます。

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 最後はまたここへ戻ってきました。広場はすっかり日陰になっています。さて、歩き疲れたのでそろそろホテルに帰ることにします。

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 結局地下鉄には2回しか乗りませんでした。1.5ユーロ損しました(A^^;

 さて、明日はどう過ごすかな...?


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