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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

東京スカイツリーと隅田川花火大会を眺めながら寿司を食べる

日記

 一昨日の土曜日は隅田川花火大会の開催日。東京東部の鉄道沿線沿いなど街中は浴衣を着た老若男女であふれかえっていました。そんな中私は東京スカイツリーの麓へ行ってきました。東京スカイツリーの展望台から見下ろす花火も綺麗なことでしょう。しかし当然そんなプラチナチケットは手に入りません。

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 東京スカイツリーには目もくれず、従って花火も無視して十間橋そばにあるお寿司屋さんへ直行。久しぶりに回ってないお寿司を食べに行ってきました。出たばかりのお給料を握りしめて。

 お店の名前は「宇廼丸」です。8席ほどのカウンターと、テーブル席が一つだけの小さなお寿司屋さんですが、ものすごく美味しいお寿司が食べられ、美味しいお酒が飲めるのです。

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 お寿司の前にまずは前菜。江戸切り子で出てきたのは蓴菜。スッキリサッパリです。

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 そして緑色のお豆腐みたいなやつにわさびがたっぷり!と思ったら、枝豆のお豆腐だそうです。上に乗ってるのも枝豆をペースト状にしたものでわさびではありませんでした。

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 この辺まではまだとりあえずのビールでいけます。すごく薄いグラスで飲む生ビールは格別です。

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 お刺身盛り。もれで一人前です。カツオ、鯛、アジ、タコ。カツオやアジはショウガで、そしてタコは塩がお勧めとのこと。どれも美味しいのですが、タコが特にびっくりなおいしさでした。

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 これも独特な料理です。鰯のつくね。友人絶賛一押しのメニュー。いやいや、じわーっと舌に染みいる深い味わい。鰯ってこんな上品な味だったっけ?

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 この辺までくるともう日本酒を我慢できません。この日は「七力」や「田酒」など青森のお酒とか、京都の「桃の滴」などを頂きました。

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 さて、この頃になると外が賑やかになってきます。ドンッドンッと花火が上がる音が聞こえてくるのです。このお店はスカイツリービューとして有名な十間橋のすぐそばにあるので、食事の途中ですがちょっと外に出て十間橋へ出てみました。
 すると、右の方に花火が見えました。スカイツリーが近くて大きすぎるせいか、花火がとても小さく見えます。そもそも隅田川花火大会の花火は大きさ的には小ぶりなものばかりですからね。でも東京の夜空に上がる花火はとても綺麗。今日は花火なんて... と拗ねて諦めていましたが、見えるとなれば大はしゃぎしてしまいます。

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 はい、もう一枚。十間橋は逆さスカイツリーが見られるポイントなのですが、この日は風が強くて川面はさざ波だっています。その風は夏の夜に涼しげに吹く... のではなく、巨大な雷雲を運んできました。この写真を撮ったあとには雷がぴかぴか光り始め、大粒の雨が落ちてきます。
 ということで、花火見物は終了して早々にお店に引き上げ、食事を再開。あっという間に外は大雨になり、花火の音は聞こえてこなくなりました。iPhoneで雨雲情報を見れば、東京は辺り一面雨雲に覆われています。花火大会は残念ながら途中で中止になってしまったそうです。

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 さて宇廼丸に戻ります。いよいよお寿司が出てきました。まずはイカ。手前に添えてあるのがゲソ。お寿司になっているのは小さな子供のイカでこれで一杯分だそうです。なんだか可哀想ですが、これが柔らかくて旨いのです。

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 そしてなんと新子です。コハダの稚魚。一番小さいやつ。見ての通り2枚乗っています。ちょうど今が季節なんですよね。いやいや、いいものを食べられて幸せです。

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 鮪はネタが巨大で神々しいです。

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 この日はカウンターに座ったので、お寿司は目の前におかれたお皿に一つずつ出てきます。

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 さて、ほんじつのメインディッシュです。今日ここに来たのはこれを食べるため。事前に何やらすごいウニが入ったらしい、と耳にしてやってきたのです。それがこのウニ。三陸産の大粒のウニです。海苔で巻いて軍艦にせず、そのまま握りスタイルで出てきました。溢れんばかりの巨大なウニ。色も綺麗です。味はもうなんと言ったらいいのやら。思い出だけで反芻できそう。いや、もう一つ食べたいです。

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 他には海老とか、イクラとか穴子とかツブ貝とか、めくるめく美味しいお寿司をたっぷり頂きました。ゆっくり時間かけて食べたせいかなかなか満腹になりません。いや、あまりにも美味しいからかもしれません。

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 気がついたらかなり飲んでしまったようです。美味しいお酒に美味しいお寿司なんて、こんな贅沢は中々できないですね。

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 お酒がまだ残っていたので、最後におつまみをいくつか頂きました。〆はお味噌汁とデザートの桃。外の雨は小降りになったようで花火の喧噪がウソのように静まりかえっています。

 ふと気がつけばかなり長居をしてしまったようです。スカイツリーの麓で美味しお寿司に美味しいお酒をいただき、少しだけでしたが花火も見ることができて、とても幸せな夜でした。


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