酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

DA50mmF1.8と浅草散歩

 K-30にDA50mmF1.8を取り付けて、とりあえず写真を撮りに散歩に出かけてみました。目的地はこれまでも何度も写真を撮りに訪れている浅草寺界隈。しかし何度行っても、何枚写真を撮っても飽きることがありません。さすがは東京有数の観光地です。このレンズはフルサイズ換算で75mmの中望遠ですが、持ち出したレンズはこれ一本だけ。勢いどこをどう切り取るか、目に入るもののディテールばかり追いかけることになります。

IMGP2639.jpg
PENTAX K-30, DA50mmF1.8, 1/1600sec, F1.8, ISO100, AWB
 浅草寺の常香炉。週末とあってたくさんの参拝客がいましたが、一瞬隙間が出来ました。するとカメラが勝手にスルスルとピントを合わせたのがモクモクと漂う煙。何を撮れって言うんだよ!と思いつつ、念のためシャッターを切っておきました。こういうのを「空気感が写った」って言うんですかね(いや、違うA^^;)


このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら
(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)


 そもそも浅草に行ったのは写真を撮るためではなくて、鰻を食べるため。暑くなってきたので今から夏ばて対策です。いつもの「さんしょ」に出かけてきました。

IMGP2596.jpg
PENTAX K-30, DA50mmF1.8, 1/50sec, F2.8, ISO400, AWB
 超絶に美味しい鰻の肝焼き。この後一通り鰻料理のフルコースをいただきました。APS-Cと50mmの組み合わせは画角的にテーブルフォトにはちょっと長すぎるかもしれません。それ以前に最短撮影距離が45cmというのがネックになりますが、無理ではありません。ギリギリ許容範囲内かも。

IMGP2598.jpg
PENTAX K-30, DA50mmF1.8, 1/500sec, F5.6, ISO100, AWB
 鰻屋さんののれん。生地は麻でしょうか。とてもシンプルで格好良いです。目が粗いこともありますがきっちりと生地表面の質感まで解像しています。一部左隅がモアレになってしまうくらい。K-30はちゃんとローパスフィルター付いてるのに。

IMGP2613.jpg
PENTAX K-30, DA50mmF1.8, 1/100sec, F4.0, ISO200, AWB
 通りすがりの和服屋さんの店先に並んでいた生地。こちらはカラフルで綺麗です。絞りとピント位置が中途半端です。

IMGP2622.jpg
PENTAX K-30, DA50mmF1.8, 1/1600sec, F1.8, ISO200, AWB
 浅草寺の隅にある六角堂の瓦。これも鬼瓦って言うのかな? 六角堂は東京都内に現存する最古の木造建築物です。建物の脇には立派なしだれ桜があって、桜の季節は見事な景色になります。ボケは基本的にそこそこ綺麗だと思うのですが、画面隅っこの木漏れ日なんかはこうなっちゃうんですね、やっぱり。

IMGP2630.jpg
PENTAX K-30, DA50mmF1.8, 1/100sec, F5.0, ISO100, AWB
 浅草寺の中にこんな池があったなんて、恥ずかしながら今になって初めて知りました。何度もこの辺歩いてるはずなのに。それにしても嘘くさいほどのグリーンの水はどうしたことでしょう? 錦鯉がちゃんと泳いでいたので、まさか... なんてことはないでしょう(A^^; それにしてもこのくらいまで絞ったときのクッキリ感は素晴らしいです。ちなみに歪曲もほとんどなくて線はまっすぐ出て気持ちいいです。もちろんK-30のレンズ収差補正は安心して全て切りました。

IMGP2658.jpg
PENTAX K-30, DA50mmF1.8, 1/4000sec, F2.0, ISO200, AWB
 さて、浅草寺へのお参りが済んだらそのまま真横の浅草神社へ。今月末の大祓のために茅輪が設置されていました。指示に従ってくぐり抜け、今年これまでの罪や穢れを落としてきました。ピントがちゃんと合ってないような気もしますが、開放付近では輝度差の大きいエッジには滲みと色つきが感じられます。大口径レンズはおしなべてその傾向がありますが、AFの信頼性がもう一歩かも。

IMGP2659.jpg
PENTAX K-30, DA50mmF1.8, 1/1600sec, F2.0, ISO100, AWB
 狛犬を見るとなぜかシャッター切ってしまいますよね。こうしてみると開放付近は悪くないしボケも綺麗です。

IMGP2664.jpg
PENTAX K-30, DA50mmF1.8, 1/640sec, F2.0, ISO200, AWB
 亀戸天神もそうですが、東京の神社の境内ではなぜか猿まわしやってるんですよね。この日の浅草神社には2頭来ていて、代わりばんこに舞台を務めていたようです。仲間の演技を袖から大人しく見守るお猿さん。どうやら女の子のようです。

IMGP2667.jpg
PENTAX K-30, DA50mmF1.8, 1/400sec, F2.0, ISO200, 銀残し
 手水場もやたらにカメラを向けてしまうものの一つ。水はいろんな表情があって面白いですから。カスタムイメージの「銀残し」を使っても水はまるで水みたいに(?)写ります。

IMGP2684.jpg
PENTAX K-30, DA50mmF1.8, 1/800sec, F4.0, ISO100, 銀残し
 さらに歩いて隅田川まで出ました。船着き場にやってきた変な姿の船は、ホタルナという水上バスです。以前乗ったヒミコの姉妹船のようです。ホタルナ、ぺったんこで格好いい!
 
 つい飽きずにカメラを向けてしまうと言えば、東京スカイツリーもそうです。浅草のこの川沿いからは東京スカイツリーがとても綺麗に見えるのですが、さすがにここから50mmのこの画角でスカイツリーを撮ると言っても、とても中途半端でどうしたら良いのか分かりません。それでも一応何枚か撮ったのですが、ただスカイツリーが半分くらい写ってるだけになってしまいました。これ以外のレンズを持ってきていないので、今回はスカイツリーはすっぱり諦めるしかありません。

IMGP2686.jpg
PENTAX K-30, DA50mmF1.8, 1/125sec, F4.0, ISO100, +0.7EV, AWB
 そのまま川を渡りアサヒビール本社の屋上カフェへ。歩き疲れたので一ヶ月ぶりくらいのビールをいただきました。窓からは浅草の街並みの反対側に東京スカイツリーが見えます。このジョッキで634cc。ちょっと多めですね。さすがビール会社のビルで出すだけあって、とても美味しいです。しかしこうしてみると、ちょっと長いですが、そのぶん形が歪まないのでテーブルフォトに使うには新鮮で良いかもしれません。

 もともと長いレンズ好きとあって、これ一本でも十分に楽しめます。うん、なかなか気に入りました、このレンズ。この画角もなんだか肌に合ってるようです。目に見えたものの一部を切り取るばかりで、同じような写真ばかりになってしまいますが、それでも撮ってる本人は楽しいです。かえってこういう気ままな散歩の場合は、レンズをたくさん持ってるとアレに付け替えよう、こっちでも撮ってみようとせわしなくなって、疲れてしまいます。

IMGP9571
 使い心地はとても軽快です。まだハッキリと確信はしてませんが、さすがにこれだけの大口径レンズなので、絞りによってそれなりい描写性は変わっていきますが、FA50mmF1.4ほど極端ではなく、現代のレンズらしく開放でも安心して使えるレンズだと思います。ボケも時折うるささを感じますが、これもまたFA50mmF1.4よりはずっと穏やかで柔らかいような気がします。

 まだまだ時間はあるので、色々撮って試してみたいと思います。