酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

あじさい

 6月と言えば紫陽花の季節。今年は季節が少しずつ前倒しに進んでいるようで、関東地方の梅雨入りも大分早まっています。そのせいか紫陽花もいつもより早めに咲き始めているような気がします。ということで、カメラを持って近所の紫陽花スポットを巡ってみました。もちろん手に入れたばかりのFA77mm F1.8 Limitedのテスト撮影も兼ねて、K-5にFA77mm、K-30にFA31mmをつけて自転車に乗って出かけてきました。

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PENTAX K-5, FA77mm F1.8 Limited, 1/2000sec, F2, ISO200, -1EV, AWB, リバーサル
 咲いたばかりのガクアジサイ。まだ真ん中の花本体は開いてません。梅雨に咲く花と言うこともあって紫陽花は雨のイメージがあります。なのでこういうしっとりと暗い雰囲気に撮りたくなりますし、またこれが似合うと思います。

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PENTAX K-30, FA31mm F1.8AL Limited, 1/2000sec, F2, ISO100, AWB, 鮮やか

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PENTAX K-5, FA77mm F1.8 Limited, 1/2000sec, F2, ISO100, -0.7EV, AWB, 鮮やか
 でも実はこの日は本当はこんな快晴。梅雨の晴れ間と言うよりは本気で抜けるような綺麗な青空でした。ただ風があって空気が少しひんやりしていたので助かりました。青空に映える青い紫陽花、ってのもむしろ珍しくて良いかも。

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PENTAX K-5, FA77mm F1.8 Limited, 1/640sec, F2, ISO200, AWB, 鮮やか

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PENTAX K-5, FA77mm F1.8 Limited, 1/2500sec, F2.2, ISO200, -1.3EV, AWB, 鮮やか
 なので気がつくと日陰の花ばかり狙って撮っていました。今日は本当のところ、どんより曇ってくれれば良かったのに!何だったら小雨くらいでも良いのに!と本気で思ってしまいました。その方が光がまんべんなく回るし、やっぱり紫陽花を撮るには良いですよね。本来は他の被写体で曇方が良いのかもしれません。

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PENTAX K-5, FA77mm F1.8 Limited, 1/1000sec, F1.8, ISO100, +0.7EV, AWB, 鮮やか
 小ぶりの白い紫陽花が群生していました。すくっとまっすぐ立っています。バックは何やら綺麗な黄色い花と新緑の森。ファインダーを覗いててもとても綺麗で、やたらに解放を使ってしまいます。このレンズ、さすがにぼけ量も大きいし、ぼけ自体もとても綺麗でとろとろに溶けてくれます。うん、これはやめられない(A^^;

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PENTAX K-5, FA77mm F1.8 Limited, 1/2000sec, F1.8, ISO100, AWB, 銀残し
 カスタムイメージの「銀残し」がぴったりはまるシーンもなかなかないのですが、それが花となるとなおさら。それなりに上手くいくのは紫陽花くらいかと思います。調色は花の色に合わせてブルー(デフォルトはグリーン)をかけています。

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PENTAX K-5, FA77mm F1.8 Limited, 1/640sec, F1.8, ISO100, AWB, リバーサル
 あるいは薄暗い日陰で「リバーサル」を使うとホワイトバランスが妙にずれて、しかし色が濁ることなく、紫陽花の色合いがいっそう妖しくなります。こういうのPENTAXらしい色かもしれません。バックはアスファルトですが、「リバーサル」はコントラストもかなり高くなるので、うまいこと暗く沈んでくれます。

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PENTAX K-5, FA77mm F1.8 Limited, 1/2000sec, F2, ISO100, +0.7EV, AWB, ほのか
 紫陽花と言えば青か紫というイメージがありますが、白い紫陽花もたくさん咲いていました。でも撮るのが難しい... ので避けて通っていました。特に快晴の日は。「銀残し」のある意味正反対に仕上げる「ほのか」を使ってみたくなります。

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PENTAX K-30, FA31mm F1.8AL Limited, 1/800sec, F4, ISO100, AWB, 鮮やか

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PENTAX K-5, FA77mm F1.8 Limited, 1/8000sec, F2, ISO200, AWB, 鮮やか
 木場公園には結構立派で色とりどりの紫陽花が遊歩道に脇にずらっと並んでいます。いわゆる紫陽花の名所のような"風情"はありませんが、季節を問わず絶好のお散歩コース。それにしてもこの日は良いお天気すぎました。走ってる人も、自転車乗ってる人も、犬の散歩をする人、私のように紫陽花の写真を撮りに来てる人もたくさんいます。

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PENTAX K-30, FA77mm F1.8 Limited, 1/320sec, F1.8, ISO100, AWB, 鮮やか
 青と紫、ツートンカラーの紫陽花。解放にするとピントが本当に薄いです。AFはK-30でもK-5でも心配したほどではなく、しっかりと合わせればちゃんとピントはきます。それでもFA31mmと同じで、近距離のものを撮るときは自分が前後に動いてしまうのが問題になりそう。
 それにしてもこのレンズ、本当にぼけが綺麗です。77mmという焦点距離もあって、浮き立つような絵が簡単に撮れます。ピントが合った部分のシャープさも申し分なし。色合いもコントラスト感もFA31mmときっちり揃っているようです。さすがFA Limitedシリーズ。

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 ちなみにこの日の機材。K-5にはFA77mm、K-30には便利ズームではなくてFA31mmを付けてみました。これ以外の保険レンズは持たず。この2本だけと決めてしまえば出先でのレンズ交換はなしで行けます。ボディが1台だけならたすき掛けのスリングバッグでいいのですが、2台になってしまうとちょっと足りないので、一回り大きいカメラバッグに。これに一眼レフ2台+レンズ2本だけならむしろ余裕です。あとレンズが2本入ります。たすき掛けもできるので自転車移動でも大丈夫。

 便利ズームも好きなのですが、このFALimited2本は常用単焦点としては私にとっては完璧な組み合わせです。いや、FA Limitedはもう1本ラインアップがあることは、十分にわかってはいます。ただし実用的な意味ではそれよりも、この2本にほどよい広角の単焦点レンズがあればより理想的ではあります。KマウントにもXF14mm F2.8Rみたいなレンズがあれば良いのになぁ(^^;