酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

KAMUI SUPPORT

 今年もF1シーズンはすでに始まっており、今週末はヨーロッパラウンドに突入しています。もちろん毎レーステレビ観戦したりネットでF1情報をあさって楽しんでいるわけですが、いつもどこかで「可夢偉がいればなぁ」と思っていたりします。で、もうすでに過去のことになりつつありますが、F1シート獲得に最後の望みをかけて「KAMUI SUPPORT」という名の募金活動が行われたのは、昨年末のことでした。

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 その募金に応じた人々にはリストバンドが送られてくるということになっていましたが、それがようやく私の手元にも届きました。

 同じような時期に募金したという友人の元には1ヶ月以上前に届いたと聞いていました。小林可夢偉のマネージメントはほとんど家族でやっているということで、今回の募金とその対応もかなりてんやわんやな様子が漏れ伝わってきていました。それに私は募金したんであって、このリストバンドを買ったわけではないので、来ないなら来ないでも良いし... くらいの気持ちで気長に待っていました。

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 ある日身に覚えのない荷物が宅配便で届き、「何か買ったっけ?」と開けてみるとこの箱が出てきました。あー、KAMUI SUPPORTか! 別にいらないんですからね、と強がってみたところで、届けば届いたでなんだかうれしいものです。

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 箱を開いてみると、中には赤いゴム製のリストバンドと、カードが1枚入っていました。

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 カードには昨年の鈴鹿GPの表彰台の写真をバックに小林可夢偉からのメッセージが印刷されています。

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 裏には経歴とWEBサイト、FacebookページのURL等々。

 正直言ってリストバンドはどこで使えば良いのかよく分かりません。それにカードにも特別目新しいことが書かれているわけではありません。でもなんだか今になって届いたこのささやかなグッズを見ていると、昨年の鈴鹿を思い出してしまってしみじみしてきます。

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 それにしても、こんなにたくさん届くとは思いも寄りませんでした。今年の鈴鹿に持って行く用と、保存用があれば十分なのに(A^^;

 ちなみにKAMUI SUPPORTはすでに募金受付は終了しています。わずかな期間で総額1億8千万円以上が集まったそうです。しかし結局F1のシートは獲得できませんでしたし、この募金によって集まった資金はどうなるか?などなど、色々難しい問題があることと思います。そもそもファンに募金を募ること自体が、プロスポーツ選手の活動資金を得る方法としてどうなのか?といったことを言われる場合もあることでしょう。

 しかし募金に賛同した一ファンとして、私は「どうか好きに使ってくれ」と思っています。もちろん、実際そういうわけにはいかないのは分かっています。
 でも私自身は、見返りを期待したものではないし、実のところ「善意」から募金をしたとも思っていません。青臭いことを言うようですが、私はあのお金を「魔法の瞬間の再来」のために「賭けた」のであって、いうなれば自分のために使ったのです。その賭に負けてしまったのは残念ですが、タニマチ的な気分が味わえたし、F1のシートを獲得するという自分には無関係な世界の駆け引きに参加することが出来た気がしたことで、十分に自己満足できました。いささか言い訳じみてるようですが、本当にそう思っています。

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2012年10月7日 日本GP ドライバーズパレードにて

 小林可夢偉の今年のWECでの活躍に期待しています。そしてもちろん来年以降のF1へのカムバックに期待しています!