酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

銀ブラ散歩

 あっという間に1週間がすぎようとしていますが、ゴールデンウィーク後半のある日、ちょっと銀ブラしてきました。いや、この「銀ブラ」という言葉は死語のようでいて死語のようでない感じですが、正確には夕暮れから夜にかけて、東京駅から有楽町、銀座、数寄屋橋界隈をぶらぶらと散歩してきました。

DSCF4286.jpg
FUJIFILM X-E1, FUJINON XF14mm F2.8 R, 1/1250sec, F7.1, ISO200, AWB

 もちろん散歩のお供はXF14mmF2.8RをつけたFUJIFILM X-E1です。


このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら
(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)


 この手のレンズはきっと町歩きしながらの適当なスナップ風撮影に向いてるだろうと。ついでに新しくなった東京駅を見に行くのも初めて(毎日通過はしているのですが^^;)だったりします。持って行くカメラはこれのみで、普通の鞄の中に色々な荷物と一緒に無理なく入ります。

東京駅

 まずは東京駅丸の内口。復元工事が終わったのは昨年の10月。遅ればせながらわざわざ見に行くのはこれが初めてです。

DSCF4207.jpg
FUJIFILM X-E1, FUJINON XF14mm F2.8 R, 1/40sec, F2.8, ISO800, AWB
 超広角レンズにはぴったりと思っていたのですが、どこをどう切り取ったら良いものやら。中々むずかしいです。それはともかく、写真を撮っている人はいまだにたくさんいます。確かに以前はうち捨てられたように寂れていたドームはとても綺麗になっています。内装も100年前の姿ってことなんですよね?

DSCF4210.jpg
FUJIFILM X-E1, FUJINON XF14mm F2.8 R, 1/30sec, F2.8, ISO500, AWB
 なるべく真ん中あたりで真上を向いてみました。相当大きな建物ということもあって、思ったほど画角が広く感じられません。というか、これで普通に18mmしか持っていなかったらどうなるんだろう?といらぬ心配をしてしまいます。

DSCF4249.jpg
FUJIFILM X-E1, FUJINON XF14mm F2.8 R, 1/550sec, F4.5, ISO400, AWB
 ここで思い出したのがパノラマ撮影モード。FUJIFILMでは「ぐるっとパノラマ」と呼んでいる機能で、FinePixなどコンパクトカメラを中心に搭載されている機能です。これがなんとこの硬派なレンズ交換式カメラであるX-E1にも搭載されています。ドライブモード/ブラケットモードの選択画面から選ぶことができます。
 ということで試してみることにしました。東京駅の外に出て外観をパノラマ撮影。左右の幅と中心を合わせるには何度かトライしてみるしかありません。それにしても、パノラマ撮影を始めると、カメラが「カシャカシャカシャッ・・・」と、連射音が立てるのでびっくりしました。実際にシャッターを切りまくり連写しながら、画像エンジンで合成をしているわけです。
 パノラマモードでは幅がMとL、カメラを振る方向が上下左右の四方向選べます。この作例では幅はM、右方向にカメラを振りました。また、撮影情報は一応Exifに記録されているもので、この設定で連写した複数のカットを合成して作った、という意味かと思われます。

銀座

 さて、電車に1駅だけ乗って有楽町へ。中央通り方面に出て本格的銀ブラ開始です。

DSCF4266.jpg
FUJIFILM X-E1, FUJINON XF14mm F2.8 R, 1/1200sec, F2.8, ISO800, AWB
 休日なので中央通りは歩行者天国をやっていました。歩道脇の花壇は綺麗に整備されていますが、昔からこんなでしたっけ? 写真を撮ろうと思いながら歩いていると、いろんなものが目に入ります。天気の良い日でしたが、夕方なのですでに中央通りは日陰になっていてイマイチ雰囲気がありませんね。

DSCF4273.jpg
FUJIFILM X-E1, FUJINON XF14mm F2.8 R, 1/480sec, F8, ISO400, AWB
 俄Macユーザーとしては、ここは素通りできません。別に始めて来たわけではありませんが、今になってこのお店の良さというか面白さが分かるようになりました(^^; 実は欲しいものがあったので2階へ直行してすぐにお買い上げ。何を買ったかはまた後日書くかもしれません。

DSCF4277.jpg
FUJIFILM X-E1, FUJINON XF14mm F2.8 R, 1/40sec, F8, ISO200, モノクロ
 路面に書かれた道路標示。8時から20時までは直進のみ可、で良いんでしたっけ? 銀座の中央通りは普通は車で入り込むことはないので、歩行者天国でしか出会わない風景です。なんかソラリゼーションでもかかってるかのような変な感じがしますが、少し露出抑えめにモノクロモードで撮っただけで、特別なフィルター類は使っていません。

DSCF4302.jpg
FUJIFILM X-E1, FUJINON XF14mm F2.8 R, 1/80sec, F5.6, ISO800, AWB
 4丁目交差点の日産ギャラリーもフラッと寄ってみました。いつもプチモーターショーをやっているところ。変なコンセプトカーの横には真っ赤なGTRが。このくらいのワイドレンズは車を撮るにも良いかも。っていうか、GTRが絵になるだけかな? まぁ、いずれにしても遠近感が強調されてフォルムが崩れたりするのも面白いかと。こればっかりじゃ飽きますけど。

DSCF4306.jpg
FUJIFILM X-E1, FUJINON XF14mm F2.8 R, 1/220sec, F5.6, ISO200, AWB
 日産ギャラリーの対角には和光のビル。銀座の象徴の一つです。空はなんか秋っぽいですが、実際にこの日は涼しくて空気が澄んでいて、春というよりは秋のような天候でした。それにしてもこのレンズとこのカメラ、本当に隅々までビタッとシャープに写ります。広角系のレンズは画角が広くて拡大効果がない分、わりとシャープさを感じにくいと思っていましたが、このレンズは例外です。このカットも、和光の時計はもちろん、遠くの看板の文字、道行く人々の表情、遙か上空を飛んでいく鳥の形までくっきり。

ニュートーキヨー

 そろそろ日が暮れてきたので、夕飯でも食べましょう。というか、これが銀座までやってきた真の目的だったりします。今年初めてのビアガーデンです。

DSCF4318.jpg
FUJIFILM X-E1, FUJINON XF14mm F2.8 R, 1/50sec, F2.8, ISO800, AWB
 ここでビアガーデン開きをするようになって何年目でしょう? 時には寒くて凍えながら飲んだ記憶もありますが、この日はそこまで寒くありません。全てセルフサービス方式のジンギスカン食べ放題、生ビール飲み放題。生ビールはもちろんサッポロの工場直送です。

DSCF4320.jpg
FUJIFILM X-E1, FUJINON XF14mm F2.8 R, 1/13sec, F2.8, ISO800, AWB
 黒ビールはなぜかアサヒになっていました。今ひとつ黒ビールらしい苦みとパンチがありません。ちなみに、禁酒を破ってしまってから諦めて元通り飲み始めたわけではありません。かなり遠慮して少なめに舐めているだけです(...って、誰に言い訳してるのやら^^;;)

DSCF4326.jpg
FUJIFILM X-E1, FUJINON XF14mm F2.8 R, 1/25sec, F2.8, ISO800, AWB
 〆のジンギスカンカレー。これがまたが絶品なのです。これのためにお肉だけで満腹にならないように調整していました。写真に撮っても美しい!

再び有楽町、東京駅へ

 今年初のビアガーデンを楽しんだ後は、そのまま電車には乗らず線路沿いを東京駅方面へ散歩しました。

DSCF4332.jpg
FUJIFILM X-E1, FUJINON XF14mm F2.8 R, 1/25sec, F2.8, ISO6400, AWB
 有楽町付近の高架下はどこも絵になりますよね。ワイドレンズがぴったりです。このカット、思い切ってISO6400まで上げてみました。全く問題ないです。X-Tran CMOSセンサーの高感度性能は感心するばかり。

DSCF4356.jpg
FUJIFILM X-E1, FUJINON XF14mm F2.8 R, 1/30sec, F4.5, ISO640, AWB
 東京国際フォーラムを通り抜け。何やらクラシック音楽のイベントをやっていたようです。すごく混んでいました... なんてことは全く伝わらない写真ですね。光のタイルが面白くてしたばかり向いて写真撮っていました。

DSCF4358.jpg
FUJIFILM X-E1, FUJINON XF14mm F2.8 R, 1/17sec, F3.6, ISO6400, AWB
 三菱一号美術館。東京駅に負けず劣らず綺麗な建物です。周囲の近代的なビルにも不思議と溶け込んでいます。というか、この景色なんか見たことあるな... と気づいたのは現場でではなくて後でこの写真を見てからだったりします。

DSCF4373.jpg
FUJIFILM X-E1, FUJINON XF14mm F2.8 R, 1/30sec, F2.8, ISO5000, AWB
 ということで、東京駅前まで戻ってきました。途中、オイスターバーに寄り道したりしましたけど。ところで、結局ここは今でも東京中央郵便局なんでしたっけ?それとも丸ごとKITTEになってしまったのかな? いずれにしても、この建物を巡る妙な政治ショーはうんざりでしたけど、結局のところこういう形でガワだけ残ったのも、結果的に良かったのではないかと思います。こうして夜景を見てると綺麗ですし。

DSCF4380.jpg
FUJIFILM X-E1, FUJINON XF14mm F2.8 R, 1/30sec, F2.8, ISO800, AWB
 さて、散歩したせいか、なんだか疲れてしまってせっかくの東京駅の夜景を撮る元気は残っていません。今日はこのまま帰ることにしましょう。夜景はまたいずれ。

 やはり思っていたとおり、街歩きしながら写真を撮るのに、XF14mmとX-E1の組み合わせはかなり相性が良かったです。なぜかこのレンズを使っていると長いレンズが欲しくなることがありません。また、X-E1は夜景を手持ちでずぼらに撮るにもぴったり。写真が主ではない散歩でも、大きさと重さは全く気になりません。そしてISO感度の変更と絞りリングの感覚にも慣れてきました。今回貼った写真もISOは全て手動選択、絞り優先で撮っています。
 絞り選択は相変わらず外れが多いのですが、状況を見て「こうじゃないかな?」とマメに調整する癖がつきます。それを自然に使う人に促す、不思議なカメラだなと思います。少なくとも 一眼レフともコンパクト機とも全く違う使い方ができるカメラ。当たり前のようですが、なるほどミラーレス機ってのはこういう感じなのか、ということを再発見した気がします。

 うぅむ、欲しくなってきたぞ... もしXマウント買うと仮定したら、XF14mmにするかXF18mmにするか迷うなぁ、と空想して楽しんでいます(^^;


より大きな地図で 銀ブラ を表示