酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

FUJIFILM X20 開梱

 つい先日の土曜日にようやく発売になったばかりのFUJIFILM X20をみんぽすさんよりお借りすることができました。今年のCP+前にX100sとともに発表されていたカメラで、その名の通りX10の後継機となります。明るい4倍ズームレンズと高級感あふれるボディはそのままに、センサーがEXRからX-Trans CMOSに、AFは像面位相差とコントラストのハイブリッドに、そしてファインダーは液晶表示付きのアドバンスド光学ファインダーになりました。

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 二つのダイヤルポペレ−ションやマニュアル式のズームリングと一体になった電源スイッチなど、操作系とボディの外観はほとんど変わっていないようですが、中身は完全にフルモデルチェンジしています。X10もなかなか魅力的なカメラでしたが、このX20はさらに完成度が高くなっており興味津々です。もっと簡単に言うと「欲しい!」と思っています(^^;


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 私の手元に届いたのはまさに発売日の23日土曜日。しかしその日はスキーに出かけていたので、実際に触れたのはよく日曜日になってからでした。まずは箱を開けて中身を確認してみましょう。

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 黒地のシックなデザインの化粧箱。"MADE IN JAPAN"と囲み付きで強調してあります。

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 開けてみましょう。中も黒地で統一されていますが、箱と梱包の構造は普通のコンパクト機と変わりません。

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 中身をすべて取り出してみました。本体とレンズキャップ、充電器と電池、ストラップとUSBケーブル、説明書とソフトウェアのCDと、これまた標準的。ただしストラップを取り付ける三角環とカバーはあらかじめ本体にはつけられておらず、取り付け用の簡単な工具が同梱されていました。これ、使わない人もいるってことでしょうか?

 電池はNP-50という小型の電池で容量は940mAh。これFinePix F600EXRと同じ電池です。ついでに言えばPENTAX QのDLI-68と同じ仕様でもあります。こんな小さな電池で大丈夫なのでしょうか? スペック上は270枚撮影可能となっています。この辺は使ってみないと実使用感は何とも言えません。

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 さて、X20本体です。ボディカラーはシルバーとブラックの2種類があります。私がお借りしたのはブラックの方です。シルバー好きではありますが、この手のクラシック系なデザインのカメラはどちらかというとブラックの方が好きだったりします。
 ボディサイズは思ったよりも大きいですが、塊感はあって緻密な感じがします。各部の仕上げも非常に丁寧で凝っていて高級感があります。シャッター切って写真を撮る前から「これ、欲しい...」と思ってしまいます(^^;

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 背面はこんな感じ。昨年お借りしたXシリーズのフラッグシップ機、X-Pro1を踏襲したボタン配置になっているようです。私が慣れ親しんでいるPENTAX機とはだいぶ異なりますが、それでも説明書を読むことなく基本的な操作は可能で、特に迷うようなことはありません。あるとすれば、電源スイッチはどこだったっけ?と一瞬探してしまうくらい。それも時期に慣れるでしょう。

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 X20の最大の注目点は、個人的には光学ファインダーです。少し後ろに出っ張っているのがデザイン的にはちょっと気になるのですが、視度補正が組み込まれていたりして機能的には素晴らしいファインダーです。上位のX100sやX-Pro1のようなハイブリッドファインダーではありませんが、ビューファインダーの光学系に透過式の液晶が組み込まれ、撮影情報等が表示される仕組みになっています。これまたなかなか凝ったことをしています。実用性はもちろんですが、光学ファインダー好きとしては、ここまで光学ファインダーにこだわる富士フイルムの姿勢が大好きです。
 接眼部の右側にはセンサーがついており、光学ファインダーを覗くと自動的に背面液晶のライブビュー画像がOFFとなります。なので、特に切り替え操作をすることなく、場面に応じて光学ファインダーとライブビューファインダーを使い分けられます。

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 光学ファインダーを覗くとこんな感じです。視野率は約85%。パララックス補正はされないので、撮影距離によってはかなりざっくりとしたフレーミングしかできません。この写真の例では近接警告が出ています。また、ズームのワイド側では右下がレンズ鏡胴でけられます。とまぁ、なかなか使いづらい光学ビューファインダーですが、これがあるとないとでは、X20というカメラの雰囲気はだいぶ変わってしまうはず。

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 シャッターボタンと二つのダイヤル。露出補正が独立した専用ダイヤルで、操作性的に一等地にあるのもXシリーズの証と言うことでしょうか。積極的に露出コントロールをして欲しいと言うことかと思います。
 そしてこの写真を見て、ファンクションボタンがあることに初めて気がつきました。メニューからカスタマイズして好きな機能が割り当てられます。初期値はISO感度が割り当てられています。これが無難なところかと思いますが、私的にはフィルムシミュレーションのほうが頻繁に操作したくなるような気もします。このあたりも使いながら考えてみたいところです。

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FUJIFILM X20, F6.4, 1/320sec, ISO100, Velvia, 7.9mm
 とりあえず日曜日の間に試し撮りした中から1枚だけ。真冬の午後、澄んだ青空をVelviaモードで。

 これもまた1ヶ月ほど試用させてもらえますので、いろいろ撮ってみたいと思います。