読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

安比高原 2013 (3日目)

 1日目2日目からの続きです。明けて1月5日土曜日はお正月安比スキーツアーの最終日です。前夜に心に誓ったとおり、午前7時前に起き出して朝食を食べ、荷物をまとめてクロークに預け、準備をしてゲレンデに飛び出したら8時半でした。泊まりスキーの朝にしては早いほうです(当人比)。今日のリフト券は5時間券なので午後2時までは滑れます。帰りの時間を考えると実際そのくらいの時間がギリギリ。

DSCF2758.jpg

 それにしてもこの日は良い天気でした。前日までの雪と風はすっかり止み、穏やかな青空が広がっていました。
 しかもただ晴れているだけでなく細かい雪の粒がハラハラとどこからともなく舞っています。とても綺麗な雪景色です。

DSCF2727.jpg
 セントラルゲレンデのベースに出てみれば、この二日間拝むことが出来なかった前森山の姿がくっきり。これは!

DSCF2733.jpg
 さっそくゴンドラに乗って山頂へ。逆にゲレンデ-ベースを見下ろしてみます。黄色い建物はホテル安比グランド。その向こうまで安比高原全体が見渡せます。

DSCF2737.jpg
 この天候を見て真っ先にやって来たのは昨日と同じく西森ゲレンデ。美しい無垢な雪面が広がっています。

DSCF2741.jpg
 いえ、実際には無垢のフレッシュトラックではありません。西森山山頂へ向かうリフトの脇は昨日もパウダーを体験したヤマガラコース。たくさんの滑走痕がすでにありますが、まだまだ行けそうです。

DSCF2751.jpg
DSCF2765.jpg
 果たしてそこは素晴らしい深雪の世界が待っていました。積雪量は昨日とあまり変わりはないようで、いわゆるひざパウダー。しかし視界があるせいか昨日よりも滑りやすくなっています。滑走痕を横切っても大丈夫な程度に雪は軽く、しかし自分が巻き上げた雪を全身に被るほどではありません。でも昨日に引き続きこれはもう十分にパウダーラン体験です。
 ここでスクールをやっている人もいたりもして、その先生の滑りをしばらく盗み見て参考にしてみたり。結局体力の限界近くまで、何度もこの西森ゲレンデを滑っていました。雪面は荒れてきましたがそれでもなお面白いので仕方ありません。
 一度転んで全身雪に埋まってしまいました。文字通り雪の中に沈んでしまうのです。体を起こすのは訳ないですが、スキーを引っ張り上げるのに苦労しました。転んでもとにかく笑いが止まりません。

DSCF2768.jpg
DSCF2774.jpg
 それにしても西森山の雪景色はまた格別です。滑走禁止エリアにふんわりと積もった手つかずの雪と樹氷。そして相変わらずどこからともなく舞い落ちてくる小さな雪の結晶。
 実は安比にはK-30も持ってきていて、その気になったら半日くらいは雪景色の写真でも取ろうかと思っていたのですが、結局ゲレンデにK-30を持ち出すことはありませんでした。この景色を見ると写真を撮りたくなりますが、それよりも滑ることの方が優先。このコンディションは味わい尽くさねば。

DSCF2783.jpg
 とは言え、いつまでも西森にいるわけにも行かず、疲れてきたところで切り上げて他へ向かいます。西森ゲレンデのメインコース、イヌワシコースは夜中にきっちり整地され、その後積雪がなかったようで、普通の圧雪バーンでしたが、その周辺の盲腸みたいな支線は手つかずのまま。ファットスキーを履いていると斜度がないのにこういうところに突っ込んでしまいます。

DSCF2800.jpg
 まだお昼前ですが、1月らしくかなり日が低くまるで夕方みたい。昨日ほどではないですが、晴れているのにこの日もそれほど気温は上がりませんでした。

DSCF2816.jpg
 再び山頂に上がり、今度はザイラーゲレンデを見下ろします。それにしても本当にこのコースは長いです。本当は4km以上あるんじゃないでしょうか? ザイラーゴンドラも動いていたのですが、体力と残り時間を考えて下まで降りるのはやめておきました。

DSCF2818.jpg
 その代わり滑ってみたのが第一ザイラーコースA。ザイラーゲレンデからからセントラルゲレンデへの連絡コースを兼ねています。ここも圧雪の時間が早く、夜中に積雪しやすいコースで、コースマップには「イージーパウダー」と書かれていました。まぁ、同じイージーパウダーなイヌワシコースがただの圧雪状態だったので期待していなかったのですが...
 こちら側は西森山とは天候が違って、少し雪が降ったのか、まさしく「イージーパウダー」でした。ところによりふんわりとブーツ丈くらいの柔らかい雪が圧雪面に被っていました。これはこれで面白いです。これならさらに奥にある第二ザイラーAの非圧雪コースも朝のうちはすごく良かったのかも。ゴンドラを下りたところに「第二ザイラーAは超上級コース!コブあり!!初級者は立ち入り厳禁!」という脅し書きを見て怯んでしまったのですが。次回以降の宿題にしたいと思います。

DSCF2793.jpg
 ということで、そろそろ時間です。あまりに天気が良いのでKIKUと共に記念写真。実はヘルメットを今年は新調したのです。GIROのBATTELEというモデルで、色は艶ありブラック、サイズはL。神田で取っ替え引っ替えいろんなヘルメットを被って、形と大きさが合うやつを探してこれにしました。意外にぴったりくるヘルメットって少ないんですよね。少しでもあわないとすぐに頭痛がしてきますので、色とデザインだけでは選べません、
 ヘルメットはパウダーダーランには必須アイテム、というか、最近はボードでもスキーでもヘルメット被ってる人が増えてきたように思います。どこをどう滑るにしろ安全の意味でも防寒の意味でもヘルメットはもう手放せません。
 ゴーグルが荒天用なのは無視してください。晴天用も持っているのですが、うっかり昨日まで使っていたやつをそのまま付けてきてしまいました。黄色いのはともかく、透過率が高いほうが好きなもので大きな問題はないのですが。

DSCF2823.jpg
 安比プラザの巨大なゲレンデ食堂で遅めの昼食。この日は混んでいましたが、キャパがあるので探せば席は空いています。そして名物メニューのキムチチゲ鍋を頼んでいる友人。カセットコンロごと提供されるゲレ食はここでしか見たことがありません。私は普通にカツ丼を食べました(A^^;

DSCF2827.jpg
 さてそろそろ帰る時間です。お昼まではあんなに天気良かったのにいつの間にか雲が出てきました。また雪が降るのかも知れません。

 帰り支度を済ませ、一風呂浴びたらバスに乗って盛岡駅へ。荷物はすべて宅配便任せで手ぶらの旅。これが実は一番楽で自由が利きます。お弁当を食べ、ちょっと一杯引っかけてうたた寝しながらの新幹線。帰りは「はやて」ではなかったけれども快適です。

 お正月休み後半のこの週末はどこのスキー場も混雑していたのでしょうか。ゲレンデ上はともかく、ホテルは今までの安比体験では見たことないくらいに人がたくさんいて混んでいました。とは言え、ある意味ホッとするのも事実。安比高原はスノーリゾートとしてさすがに有名だし、お正月休みともなればこれだけ人が集まるんだなぁ、と。私が偉そうに常連ヅラして心配するようなことではありませんが、いつまでも存続、いやあわよくば発展していって欲しいスキー場です。

↓GPSの電源を入れ忘れて滑走軌跡は半分くらいしか記録されていませんでした。

より大きな地図で 安比高原2013 (3日目) を表示