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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

安比高原 2013 (2日目)

 1日目からの続きです。翌日4日は前夜に飲み過ぎたので少し寝坊をしました。朝ご飯を食べて準備してゲレンデに出たのは午前10時頃。この日も天候は前日と同じような感じで、どんよりと曇り雪がしきりに降っています。風も少しあるようです。

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 しかしリフト運行状況を見ると、ゴンドラ含め山頂付近のリフトもほとんど運行されているようです。これなら広い安比のゲレンデのどこにでも行けそうです。
 朝の時点でゲレンデベースの気温は-12度と表示されていました。山頂では-20度近いかも知れません。さすがにここまで寒いのはやり過ぎです。これに風が加わりますので、私には珍しくフェイスマスクまでして完全防備体制で出かけました。

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 と言うことで、まずはホテルから連絡路を抜けてゴンドラ乗り場へやって来ました。ちょうど一番混んでいる時間帯でしたが、それでも待ち時間は5分ほど。安比高原スキー場は前森山の山頂から北東へ広がるスキー場ですが、前森山自体は雲の中にあってやっぱり見えません。

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 ゴンドラを降りて真っ先に向かったのは西森ゲレンデです。広い広い安比のスキー場の中では、盲腸のように少しだけ飛び出したエリア。西森ゲレンデの麓に来てみると、誰もコースを滑り降りている気配がなく、やっぱり今日はリフト動かしてないのか... と一瞬がっかりしたのですが、乗り場に行ってみればちゃんとペアリフトは動いていました。

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 山頂は豪雪。リフト降り場からは細い一本道がコースへと続いているだけ。この西森ゲレンデは整地が早い時間に行われるイージーパウダーなイヌワシコースと、完全な非圧雪のヤマガラコースがあります。ここは昨日の昼間からずっと降り積もり続けた新雪で素晴らしい状態でした。これを目当てにやって来たのです。

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 上の写真では大したことなさそうですが、実際はこういう状態。ストックは押し込めばもっと埋まっていきます。柔らかい新雪が1mは積もっているようです。コース長が1km程度と短いのが残念ですが、足慣らしのパウダー体験にはちょうど良い感じ。斜度は一瞬34度くらいありますし、左に傾いた片斜面で結構難しいのです。しかしこれは完全なる深雪パウダーラン。すでについてる滑走痕も感覚的にそれほど気になりません。ただし風ですぐに滑走痕が消えていくほどの軽雪ではありません。

 いずれにしろKIKUもここなら本領発揮。深い雪の中に沈ませると体をはね飛ばしそうな勢いで浮き上がり、柔らかい雪の中でも踏めばしなやかに反発し、キレを感じさせ軽々とターンを切って見せます。整地では反応がなくて鈍重なこの板が、深雪の中では敏感に軽快に操作出来るのです。これだからファットスキーは面白い! そしてもっと太い板が欲しいと思えてきます。

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 さて、西森ゲレンデでひとしきり遊んだあとは、Tバーリフトに乗りにやって来ました。スキー専用コースの脇にあるこのTバーリフトには色々思い出があるのです。

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 長さはなんと1,200mオーバー。足がプルプルしてきて決して楽ではありません。それも乗ってから思い出して後悔するのです。でも楽しい! それに、このTバーリフトや第3リフトC周辺のスキー専用コースがなかなか良いのです。何でもない斜面のようなのに。KIKUみたいな板でも十分に楽しめます。それに1本のコースがどこを撮っても何気に2kmオーバー。滑り応えがあります。

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 その後再び山頂に登り、今度はザイラー方面へ。最初は30度近い斜面が延々と続き、最後は10度前後の緩斜面がまた続きます。吹雪いていましたが、うっすらとザイラーゲレンデのベース方面が見渡せます。あのずっと先の平地まで1本のコース、1本のゴンドラでずっと繋がっています。

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 休み休み滑り降り、へとへとになりながらザイラーゲレンデの麓付近までやって来ました。ここまで来れば何もせずに流せます。コースのスタート地点では吹雪いていた天候も、なぜか急に青空が覗いたり。変わりやすい山の天気の気まぐれのようですが、実際に少しずつ天候は回復に向かっているようです。

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 ザイラースキーセンターで遅めの昼食。ヒレカツカレーや牛すじカレーと言った魅力的なメニューの中に、よくばりカレーという一際豪華な名前がついたカレーがあったので注文してみました。見たところただの唐揚げカレーのようですけど(^^; でも量は確かにたっぷりです。
 ザイラースキーセンターには駐車場もあったのですが、今年から営業をやめてしまったようです。レストランも空いていて何となく閑散とした雰囲気。空いていることもまたザイラーゲレンデの魅力ではあるのですが、人が来ない→儲からない→営業縮小→ますます人が来ない... という悪循環に陥ってるようで、そのうち閉鎖されてしまわないか心配です。ここ、良いゲレンデなのに。

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 閑散としてると言えば... もっとすごいところがあったっけ、と言うことで、ザイラーのさらに奥にあるセカンドゲレンデにもやって来ました。

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 広いコース幅にザイラーゲレンデにも負けず劣らずのロングラン。その麓にはポツンと立派なクワッドリフト乗り場があるだけなのです。周囲は広大に切り開かれていますが、建物一つなく真っ白な雪原と化しています。以前も書きましたが、明らかに何らかの開発計画が途中で頓挫したものと思われます。ここもそのうち閉鎖されてしまわないか心配です。ここまで含めて安比の魅力ですから。

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 リフト乗り場脇にはなんだか格好いい雪上車が置いてありました。MOROOKA MJ-130Eと書かれています。雪面にうっすらとキャタピラ痕もありましたし、リフト運行の係員の方々の通勤用の車かも知れません。近くには駐車場も道路も本当に何一つありませんので。

 ザイラーとセカンドをハシゴし、長くて厳しいコースを滑りすぎたために一気に体力を消耗しました。セントラルゲレンデに戻ってきたら午後3時半過ぎで結構いい時間。そろそろゴンドラもナイター以外のリフトも止まってしまいます。少し早めですが、無理するとろくな事ないので今日は上がることに。雪は相変わらず降り続けていて、明日もさらに積雪が期待できます。

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 今回一緒に行った友人のウェアの色が安比のレンタルウェアと完全に被っていました。メーカーは全く違うのにほとんど見分けがつきません。全く迷惑な話です(^^;;;

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 さて、一風呂浴びて少し昼寝をしたら夕食です。この日はお隣の2棟隣のヴィラ1にある居酒屋さんに行ってみました。入り口からしてこんなに渋くてビックリ。一体どんなお店なのだろうか?

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 入ってみればまぁ普通の居酒屋でした。メニューも雑多でしゃぶしゃぶからピザまで幅広く取りそろえてあります。日本酒のおつまみ系も充実していて、数は多くないですが良いところを抑えてあり、しかもどれもなかなか美味しいのです。私たちはホルモン鍋を頂きました。

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 日本酒も岩手産がずらりと揃っています。もちろん頂きましたとも。でも前日の反省で飲み過ぎないようにしました。とか言いつつ、部屋ではまたワインを開けてしまったりしたわけですが。

 翌日は帰る日なので色々忙しいわけで、9時前にはゲレンデに降り立つことを目指し、日付が変わる前に就寝です。

(3日目)に続く。

↓なんだかGPSが不調だったようで、移動軌跡はかなり間引き状態... 西森山山頂はちゃんと抑えてありますが。

より大きな地図で 安比高原2013 (2日目) を表示