酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

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 PENTAX K-30が金曜日に発売になりました。とりあえず実物を見なくてはということで、新宿のペンタックスフォーラムに行ってきました。というのは全カラーバリエーションをチェックするのが目的です。もちろん都内の家電量販店にも実機は並んでいるはずですが、カラーバリエーションのモックが置いてあるお店はかなり限られそうです。でもペンタックスフォーラムなら確実に全色見ることが可能なのです。

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 K-30はレギュラー3色に加えて、オプションのカラーバリエーションが15色。それぞれにボディのみ、レンズキット、ダブルレンズキット、18-135キットの4タイプがあります。合わせて"72バリエーション"と表示している場合もあるそうですが、それはちょっと言いすぎではないかと思います。

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 ペンタックスフォーラムのガラスケースの中には全色が並んでいます。表と裏の2セットありました。恐らくただのモックと思われますが、ガラスケースの中で触ることは出来ません。私以外にも色チェックをしに来たらしい人たちが何人かいました。

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 見てみたかったのはこの色、シルキーシルバーです。iPhoneで撮った写真ですし、これでも上手く伝わらないとは思いますが。思ったよりも濃い色でシルバーと言うよりはグレーと言ってもいいかも。K-5やQのLimited Silverとは明らかに違う色と質感。艶消しで落ち着いていて良い色ではありますが、ちょっと地味すぎやしないかな〜?

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 その一方で実物を見て「これは!」と感じたのは、シルキーグリーンです。こちらはさらに写真に撮るのが難しい微妙な色あい。グリーンと言ってもK-xやK-rにあったような原色系のポップな色ではなく、オリーブというかカーキグリーンというか、非常に落ち着いた大人のグリーンです。しかも艶消し。うーん、これは良い色だ。いや、これはこれで地味だけど。個人的にはK-xのチョコレート以来のヒットです。

 ボルドーやレッドもかなり落ち着いた色合いでした。シルキーホワイトやクリスタルブラックというのも、どこにでもありそうでひと味違うところが良いかもしれません。一方でイエローやオレンジは思った通りの色。どちらも明るくてしかしシルキーの艶消し版はちょっと変わった質感で良いかもしれません。

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 ペンタックスフォーラムには実機が1台だけ置いてありました。色はブラック、レンズは18-55mmでした。触った感じは... まぁほぼ想像通り。背面液晶のデータ表示デザインがより今風で綺麗になっていることに「へぇ〜」と思った程度です。重さについては軽いとも重いとも感じませんでした。ボタン配置が細かく変わっていますが操作系はペンタックスの一眼レフそのもの。全体的に手触りは悪くありません。

 ファインダーを覗くとまさにK-5と同じ。後ろダイヤルが結構引っ込んでいてちょっと違和感を感じましたが、多分慣れの問題でしょう。モードダイヤルもロックはありませんがK-xよりはしっかりしています。AFについてはK-5との差はよく分かりません。でも、ライブビューのコントラストAFは非常に速いです。K-5のように瞬時拡大することもなくズバッと一瞬で合うように感じました。

 シャッターを切った感触はやはりK-x/K-r系のメカをベースにしてることを感じさせます。キレは良くて秒間6コマ連写も無理なく軽快にシャッターが切れます。また、期待通りにレンズ収差補正をONしても処理時間が気になるようなことはありません。これで18-135mmなどの使い勝手がかなり良くなるはず。

 一つだけ誤解していたのがセンサーのゴミ取り機能です。K-7/K-5と同じ超音波式だと思っていたのですが、実際はガタゴト式でした。これはちょっと、いやかなり残念な部分です。

 以上、K-30のファーストインプレッションでした。

 ところで、K-30と言えば、人気タレントを起用したテレビCMが、今までのPENTAX機ではあり得なかったほど格好良くてびっくりしました。

 "DRIFT TURN編"となっていますが、そのうち別バージョンも公開されると言うことなのでしょうか。それにしてもこのCMを見ただけでスペックとか細かいことはさておき「欲しい!」と思えてくるから動画と音楽の与えるインパクトって大きいです。

 で、おまえは買うのか?と問われれば、やっぱりこれはパスですかね。だって必要ないですから(^^; 今の私にはK-5とQだけで大満足かつ手一杯です(^^; 衝動買いしたK-xも今ではほとんど使っていませんし。シルキーグリーンには一瞬心惹かれましたが、静かにK-3を待ちたいと思います。