酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

Vanguard Nivelo 204SL

 またまたみんぽすさんよりバンガード製の三脚をお借りしました。前回は本格的な大型の三脚(Abeo 323AV)でしたが、今回お借りしたのは一転して超小型の三脚で、Nivelo 204SLというモデルです。Niveloシリーズには長さや段数の違いで3種類のモデルがありますが、その中でも一番小さいのがこの204。色もブラック(BK)、シルバー(SL)、ピンク(PK)の3種類から選べます。

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 スペック上の耐荷重は2kgとなっており、一眼レフではやや荷が重すぎると思われます。それよりはコンパクト機はもちろん、ミラーレス機などにはピッタリな三脚です。


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 まずは一通りどんな製品なのか各部をチェックしてみました。

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 縮長はたったの30cm。雲台部が下にたたみ込まれているのが特徴で、このあたりのからくりは後ほど見てみたいと思います。卓上用の三脚を除けば、今まで見た中でもダントツのコンパクトさ。重量は0.6kgほどあるのでものすごく軽いというわけではありませんが、アルミ製でわりと作りはしっかりしています。

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 早速脚を開いて設置してみます。雲台部はこんな感じでかなりコンパクト。いわゆる2wayです。ほぼプラスチック製ですが、ロックレバー類はつかみやすくてしっかりしています。

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 雲台上面にはちゃんと水準器がついています。小型のカメラは電子水準器がないカメラが多いので、こういうのは助かります。

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 世界最小レンズ交換式デジタルカメラなPENTAX Qはこの三脚にぴったりなカメラです。色もシルバーで同じですし(^^; 実際に載っけてみるとこんな感じです。左が最短で右は最長、真ん中は中間くらいです。いずれの設定でもPENTAX Qならばしっかりと固定できます。もう少し大きいマイクロ4/3のカメラでも十分に耐えられそうですね。

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 脚の伸縮ロックはキュッと捻る方式。クリック感はやや弱くてねじ締め式に似た感触もありますが、捻り具合で何段目まで伸ばすか調整が出来ます。これレバー式よりもずっと簡単で便利。超小型三脚だから出来る技なのかと思いますが、伸縮作業が本当に手軽に出来ますし、一方でロックもしっかりしています。

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 さて、最初の方で書いたとおりセンターポールにはちょっとした仕掛けがあります。センターポールを伸ばしていくと、このストッパーに引っかかるのですが、PUSHの表示に従ってそのストッパーを押すと、更に一段パチンというクリック感とともに少し伸びて固定されます。

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 そうすると、センターポールの付け根部分が回転して倒れていきます。ロックレバーを回せば任意の角度で固定することも出来ます。どう使うのか分かりませんが。

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 そのまま真下まで倒すと、雲台が逆さまを向きます。カメラももちろん逆さま。雲台を起こすとカメラをこんな感じにセットできます。逆さまにはなりますが、ローアングル撮影とか、地面に近いものをマクロ撮影するなど、いろいろな用途に使えそう。凄く便利かどうか分かりませんが、工夫次第で便利に使えるかもしれません。

 ちなみに収納時はこの状態で脚を畳むことで雲台の出っ張りがなくなり、縮長30cmが実現されています。撮影では使わずに持ち運び時のためだととしても、なかなか優れた仕組みだと思います。

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 一応、PENTAX K-5+DA18-135mmWRも載せてみました。最長状態まで伸ばさなければ緊急時には使えるでしょう。かなり頼りないですけど。

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 ケースというかポーチもついています。おまけのただの袋と言うよりはわりとしっかりした縫製で、底板もしっかりしているもの。携帯性についてはとことんこだわっていることがこのしっかりしたケースが付属してくることにも表れています。

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 一部で大人気のAmazonベーシックの「一眼レフカメラ用スリングバッグ」に取り付けてみました。標準状態では短すぎるので、少し脚を伸ばした状態でちょうど収まりが良くなります。大きさ的にもぴったり。とはいえ、一眼レフにはちょっと向かない三脚なのですが。

 ついでなのでこの「一眼レフカメラ用スリングバッグ」について少し紹介しておきます。これ、たったの¥1,980円なんですよ、奥さん!

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 PENTAX K-5はもちろん余裕を持って収まります。グリップ側やレンズ前にも少し空間が残るくらい。レンズ前にはDA Limitedレンズならもう1本入りそう。仕切りで区切られた角の部分にもレンズを1〜2本入れておくことが出来ます。と言っても、入るからと言って詰め込んでしまうと、現地での使い勝手が悪化するので、少し隙間が残るくらいがちょうど良いと思います。そして...

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 驚いたのは望遠ズーム用と思われるこのスペース。試しにDA★60-250mmF4ED(三脚座無し)を入れてみたら、すっぽりと入ってしまいました。絶対無理と思っていたのですが、これは素晴らしい!

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 PENTAX Qは上部の小物スペースに放り込んでおけます。写真ではちょっと雑すぎますが、別途仕切りを準備するなどうまく工夫すれば、予備電池やQのレンズともども綺麗に収まりそうです。