酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

イタリアのフランス車

 「イタフラ車」と言う言葉が一般的なのかどうか自信がないのですが、いわゆる日本における外国車の中でも、ドイツ車とは明確に分けて語られることが多いイタリア車とフランス車。それを「イタフラ車」とまとめて呼んでしまうのは、設計思想やデザインの方向性が似たり寄ったり、という意味でもあるわけです。もちろん品質も然り。
 その辺はイタリア人的にも同じ思いなのか、意外と言うべきか、やはりと言うべきかわからないのですが、ミラノ市内にもフランス車はたくさん走っています。もちろんフランス車乗りの贔屓目に見て、ですが。

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 ミラノのブランドショップ街で見かけたルノーのトゥイージー。二人乗りの電気自動車だそうです。時間とともに人だかりが出来てきました。

 ミラノ市内でごく短時間に見た限りですが、やはり一番多いのはイタリア車。フィアットはそれこそ日本で言うところのトヨタ以上の勢力のようですし、それに加えてアルファロメオ、ランチアなども普通に掃いて捨てるほど走っています。フランス車はイタリア国産に次ぐ勢力と思われます。

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 たとえばシトロエンDS3とか。と言ってもこの車は珍しい方で、これまでに2台しか見かけていません。それでもMINIよりは多いようです... と書こうとしたら、この写真にそのMINIが写っていますね(^^; それにしても乱暴な路駐です。

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 それからC3。旧型も含めこちらはたくさん走っています。その前にいるのはルノーのクリオでしょうか。こちらも山ほど見かけます。正統派なBセグメント車はやはり売れ筋のようです。

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 フランス車のBセグメントと言えば207。期待しすぎたせいか、最初のうちはほとんど見かけないなぁと思っていたのですが、その後よく出会うようになりました。というかむしろそこら中走っています。同じように206もたくさんいますし、206+だっています。しかしSWを見たのは2台だけ。206でも207でもCCの方が多いような気がします。

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 308になるとSWがタクシーによく使われているのをよく見かけたりします。それ以外に一般車では308はほとんど見かけません。それはシトロエンC4/DS4でも同じなのですが、一方でルノーのメガーヌはそれなりにいるのが不思議です。ところで、ここでは白い車というのはほぼタクシー専用色のようです。一般車で白い車はあまり見ません。

 これ以上のクラスになると、3008や5008を時々見るものの、406/407あるいは508は今のところ全く出会っていません。いったいどうしたことでしょう?

 という感じで、ミラノ市内を走る車を見ていて真っ先に気づくのは、非常に小型車が多いということです。それもC3/207などのBセグメントよりもさらに小さい、C1/107クラスがうじゃうじゃいるのです。フィアットでもプントよりもパンダとか500とか。日本車ではほとんどがトヨタ車でヤリス(ヴィッツ)はともかく、iQが多いのには驚きます。iQクラスで言うと、スマートもたくさん走っています。だからこそ、一番最初に貼ったルノーのトゥイージーみたいなシティコミューターは、際物ではなくて根付いていく素地があるのかも。

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 もちろんこういうのもいるんですけどね。これはこれで人だかりが出来るのは、日本もイタリアも一緒のようです。

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 ちなみにイタリアのパトカーは白黒ではなくて青白。アルファロメオ159(ですよね?)だって普通にパトカーとして走ってます。細いスポークの大径ホイールもそのまま。

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 番外編ついでにもう一つ。ドゥオモ前には働くクルマもいました。街中でこういう大型車を見るのは珍しいことです。これはフランス車でもイタリア車でもないようですが。