酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

03 FISHEYE

 PENTAX Qマウントのレンズは現在5本が発売されていますが、そのうち3本はユニークシリーズのレンズ。ユニークシリーズはレンズの性能ではなくキャラクターを追求した製品。なので交換用のレンズとしては色々掟破りな仕様となっていたりします。中でもQを買ったら必ず買っておきたいレンズが03 FISHEYEです。

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PENTAX Q, 03 FISHEYE, Pモード (F5.6, 1/2000sec, ISO250, ハードモノクローム)

 ある意味、01 STANDARD PRIMEとこの03 FISHEYEがあれば、PENTAX Qは既存の一眼レフとも、ミラーレス機とも、そしてコンパクト機とも違う、唯一無二のカメラになると個人的には思っています。

 と言うことでもちろん買いました、03 FISHEYE。お値段はわずか9,000円ちょっとです。いや、安くはありませんが交換レンズだと思うと安いです。しかも名前の通りこのレンズは(対角線)魚眼なのです。

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 まずは箱。これも01 STANDARD PRIMEとほぼ同じ大きさ。ただし箱の素材というか質感がかなり違います。ただの箱ではありますが、ここでも「本気度」に差を感じます。いえ、悪い意味ではありません。

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 それこそどうでもいいのですが、とりあえず説明書です。ユニークレンズ3本の共通版となっていますが、イラストは03 FISHEYEが代表で描かれています。このイラストにあるとおり、付属のキャップはかぶせ式のもの。これはこれで扱いやすいです。

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 ということでレンズ本体。さすが魚眼だけあって前玉はそれなりに大きいです。01 STANDARD PRIMEよりも大きいですね。ユニークレンズとは言え光学系は5群6枚。ただしユニークレンズはAFに対応しておらず絞りも固定。レンズシャッターもNDフィルターも内蔵されていません。つまり本当にただの鏡胴にレンズがはめ込まれているだけなのです。シャッターは電子シャッターに切り替わります。

 ちなみに重量はわずか29g。しかも大きさが大きさなので、ポケットに入れておけます。そして入れておいたことを忘れてしまうほど小さくて軽いです。多少ラフに扱っても気にならないほどの、正統な「トイレンズ」だと思います。

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 マウント面もプラスチックで質素な作り。なのに電気接点は一通りついていたりします。レンズ情報を記録したROMは入っているのでしょうが... それ以外にこんなに接点がいるのか?と不思議に思うほど質素なレンズなのですが。

 なお画角は対角線で160度となっています。180度ではないところに注意。とはいえ十分に広すぎるくらい広いです。20度の差は単に設計上の問題か、もしくはセンサーサイズの余裕分(もう少し大きなセンサーにも対応できる件)かも知れません。

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 PENTAX Q Limited Silverに付けてみるとこんな感じ。さすが純正レンズだけあって似合ってますね。カメラに付けると一人前に見えますし。ピントリングを回すと全群が繰り出されます。ただ、距離目盛みたいな凝ったものはなく、NearとかFarとか書かれているだけ。ピント合わせにはちょっとコツが要ります。極小センサー機の魚眼と言えども、意外にピントにはシビアなのです。その辺についてはまた別途書きます。

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 一応今回もやってみました。魚眼コンビです。K-5についているのは10-17mmの魚眼ズームです。

 とりあえず作例を1枚一番上に貼っておきました。魚眼で遊ぶにはQがピッタリ。そういう意味でもこのレンズをユニークレンズとして安くラインナップしたのは、Qのコンセプトに照らして非常に理にかなってると思います。Qをお持ちの方は是非持っておくべき1本だと思います(「〜するべき」って言うの好きではないのですが、ここは言ってしまいます)

 さて、あとは正しいQの使い方として残っているのはマウントアダプター遊びですかね。一番深い沼とも言われていますが、Qの場合はm4/3やEマウントほどは深くないはず(A^^;