酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

東京ゲートブリッジ

 2月に開通した東京ゲートブリッジは、東京湾岸エリアの新観光名所にして絶好の撮影ポイントでもあります。特に夕方、若洲海浜公園から西の空と東京ゲートブリッジ、湾岸地帯の風景が一望できます。若洲や中央防波堤近辺はまだまだ開発されていないだけに、お台場やレインボーブリッジのような「完成感」がなく、独特の景色を見せているように思います。

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PENTAX K-5, DA★60-250mmF4ED, F5.6 AUTO (1/2000sec, ISO160, AWB, 140mm)

 本当は東京スカイツリーと同様に、建設途中から通って写真を撮っておきたかったのですが、なぜか今まで足が向きませんでした。すでに車で渡ってみたりはしましたが、改めてカメラを持って見物に行ってみました。

赤灯台

 ゲートブリッジに近づくにはいくつかのポイントがありますが、釣り人向けに開放されている赤灯台へと続く堤防を進んでいくと、ゲートブリッジを真下から眺めることが出来ます。

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PENTAX Q, 02 STANDARD ZOOM, Pモード (1/1000sec, F5.0, ISO125, AWB, 15mm)

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PENTAX K-5, DA FE10-17mmF3.5-4.5ED, F8 AUTO (1/400sec, ISO160, 銀残し, 10mm)

 赤灯台と言えば、私が子供の頃から噂には聞いていた地の果て、海の果ての釣り場でした。ゲートブリッジはもちろん、若洲が埋め立てられたばかりでまだ道路も満足にない頃、赤灯台まで行くというのは大変な冒険だったものです。私は行ったことありませんでしたが、お父さんに連れられて行ったという友達の武勇伝を聞いたものです。それがこんなに簡単に行けるようになり、こんな観光地になるなんて。

 それでも入り口から赤灯台までは海風吹く中を数百メートルほど歩かなくてはいけません。釣り人でなければ、行った先にあるのは頭上にそびえる東京ゲートブリッジだけです。でも、ここに来なくては見られない風景というものがあります。

歩道

 東京ゲートブリッジには歩道があります。今のところ、橋を渡るための歩道ではなく、景色を眺めるための展望台として開放されています。歩道があるのは東向き車線側、東京の都心方面のみ。若洲海浜公園にエレベーターが設置されています。

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PENTAX K-5, DA70mmF2.4, F11 AUTO (1/200sec, ISO160, AWB)

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PENTAX K-5, DA FE10-17mmF3.5-4.5ED, F8 AUTO (1/320sec, ISO160, AWB, 10mm)

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PENTAX Q, 02 STANDARD ZOOM, Pモード (1/640sec, F5.0, ISO125, さくらほのか, 14.9mm)

 日の差している暖かいはずの日でしたが、さすがに橋の上は風が吹き抜けていて体感温度はかなり低かったです。海面からは一番高いところで50m以上あるようで、ロケーション的にもここから眺める東京の姿は新鮮です。是非夜景なんかも見たいところですが、冬の間は午後5時で閉まってしまいます。夏になるともう少し遅い時間まで開放されるそうです。

夕焼けと富士山と東京ゲートブリッジ

 再び地上に降りてから今度は橋の南側に回ってみました。ちょうど夕日をバックに東京ゲートブリッジが綺麗に眺められます。景色を見ながら散歩していると、若洲海浜公園のほぼ南端に人が集まっています。どうやらみんな三脚を立ててカメラを構えている様子。あそこが撮影のベストポイントなのかな?と近づいてみて、ゲートブリッジを振り返ってみると...
 なるほど、そういうことなのね。どうやら皆さん、東京ゲートブリッジと夕焼けの富士山を一緒に写真に収めようと狙っているようです。この日は久しぶりに綺麗に晴れ渡っていて、絶好の撮影日和かも。ということで、私もスペースを見つけて日暮れまで腰を落ち着けることにしました。

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PENTAX K-5, DA★60-250mmF4ED, F4.5 AUTO (1/5000sec, ISO160, AWB, 220mm)

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PENTAX K-5, DA★60-250mmF4ED, F5.6 AUTO (1/800sec, ISO160, AWB, 250mm)

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PENTAX K-5, FA31mmF1.8AL, F8 AUTO (1/320sec, ISO160, AWB)

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PENTAX K-5, DA★60-250mmF4ED, F4 AUTO (1/250sec, ISO160, AWB, 128mm)

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PENTAX Q, 02 STANDARD ZOOM, Pモード (1/1250sec, F5.0, ISO250, AWB, 5mm)

 途中から羽田空港の滑走路運用が変わったらしく、B滑走路への着陸進入する飛行機が次々にやってくるようになりました。ちょうど中央防波堤の上空あたりで緩く左旋回しながら羽田へ降りていきます。ゲートブリッジと飛行機を絡めて撮るのも良いかも。
 夕日は沈むまで綺麗に見えていたのですが、残念ながら季節的に遅すぎて太陽の位置と富士山の位置は離れすぎ。しかも空もあまり朱く焼けませんでした。何となく周囲からも落胆のため息が聞こえてきます。でも十分綺麗でしたけど。その後東京ゲートブリッジはライトアップされるかと思って、日没後もしばらく待っていたのですが、なかなか点灯しないので諦めることに。開通したけど、ライトアップはまだなのでしょうか?

マジックアワー

 撮影ポイントを後にして暗くなった公園を駐車場に戻ります。暗さを深めていく空と、明るさを増していく道路の照明。そして遠くに何となく霞んでいた東京の街も明るく輝き出しました。

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PENTAX Q, 02 STANDARD ZOOM, Pモード (1/60sec, F3.2, ISO1600, AWB, 8mm)

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PENTAX K-5, DA21mmF3.2AL, F4 AUTO (1/25sec, ISO1600, AWB)

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PENTAX K-5, DA21mmF3.2AL, F4 AUTO (1/20sec, ISO3200, AWB)

 駐車場は午後4時半以降入場できなくなりますが、出るのはいつでも大丈夫なようです。観光バスも乗り付けたりして人気スポットになりつつあるようです。
 富士山と夕焼けと東京ゲートブリッジは次の冬にまた挑戦したいと思います。その頃にはライトアップもされてると良いのですが。

 ところでPENTAX Qで撮ったカットを何枚か貼りました。それにしてもこのカメラ、小さいくせにすごく良く写ります。一度実写体験してるのに今更再び驚いてしまいました。今はまだ操作や癖などについて習熟期間中ですが、このカメラは思っていた以上に面白いし本気で使えるカメラっぽさがあります。その辺のことについてはまた後日。

※他の写真も含めFlickrにまとめてアップロードしてあります
 東京ゲートブリッジ -a set on Flickr



大きな地図で見る

 ↑Googleマップの航空写真では東京ゲートブリッジはまだ建設途中のようです(2012年3月現在)