梅に鶯

投稿者: | 2012年3月25日

 辞書によるとこの言葉の意味は、花盛りの梅の木に鶯がやってくる様を表しているのではなく、春の代表的な二つの風物の取り合わせの良さを表しているのだそうです。もちろん梅の木に鶯がとまっていることもあるでしょうが、通常目にする風景としては梅や桜の花にはメジロがよくやってきて、花をついばんでいます。

IMGP4170.jpg
PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F5.6 AUTO (1/800sec, ISO160, AWB, 250mm)

 三週間ほど前に梅まつり開催中の亀戸天神に行ってみましたが、まだ一分咲き程度でした(参考:梅まつり)。最近になってようやく満開になったと聞いて、再び梅を撮りにカメラを持って散歩に出かけてみました。今回は望遠ズームも持って行ったので、梅の木に群がる鳥たちの姿を重点的に撮ってみました。

メジロ

 やはり目立つのはメジロ。綺麗なグリーンの毛並みに、目のまわりが白く縁取られた小さな鳥。せわしなく動き回り花を突いて回っています。

IMGP4198.jpg
PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F5.0 AUTO (1/250sec, ISO160, AWB, 250mm)

IMGP4353.jpg
PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F5.6 AUTO (1/250sec, ISO160, -0.3EV, AWB, 250mm)

IMGP4336.jpg
PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F5.6 AUTO (1/800sec, ISO160, AWB, 250mm)

 メジロはそこら中にいるので撮影するチャンスはいくらでもありました。見つけたらカメラを向けてあとは数打ちゃ当たる方式でバシバシとシャッターを切るだけ。とても天気の良い日で助かりました。梅の花にはもちろん、青空にも良く映えます。電柱は余計でしたけど。

スズメ

 次に多いのは雀。でも雀は木の上で休んでいるだけで、特に花を突いたりはしていませんでした。

IMGP4349.jpg
PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F5.6 AUTO (1/640sec, ISO160, AWB, 250mm)

IMGP4335.jpg
PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F4.0 AUTO (1/1600sec, ISO160, AWB, 250mm)

 それこそ数で言えばメジロ以上にそこら中にいるわけで、意外に人慣れしているのか近づいても慌てて飛び去ったりはしません。地味な色ですが丸々と太っていて、よく見ると結構かわいい鳥ですよね。

ムクドリなど

 他にも梅の木のまわりには鳥たちがいました。でも名前が分かりません。

IMGP4342.jpg
PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F5.6 AUTO (1/640sec, ISO160, AWB, 250mm)

IMGP4244.jpg
PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F5.6 AUTO (1/640sec, ISO160, AWB, 250mm)

IMGP4374.jpg
PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F4.0 AUTO (1/200sec, ISO160, AWB, 250mm)

 最後の一羽は椋鳥でしょうか? 上の二羽は同じ種類の鳥のようです。昨年菜の花畑にいた鳥ですねこれは。色は地味ですがなんか格好良いです。どちらも雀やメジロよりは大きめでした。

 他に鳩や鴉もいましたが、どちらも梅の花には興味がない様子でした。

 ついでに梅の写真も貼っておきます。

IMGP4147.jpg
PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F5.6 AUTO (1/500sec, ISO160, AWB, 180mm)

IMGP4287.jpg
PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F4.0 AUTO (1/640sec, ISO160, AWB, 250mm)

IMGP1402.jpg
PENTAX Q, 02 STANDARD ZOOM, Pモード (1/640sec, F5.0, ISO125, AWB, 14.9mm)

 今回は望遠ズームばかり使ってしまいました。圧縮された遠近感とボケに頼ってしまうと楽なんですよね。ただし50-500mmを持ち出さなかったのは一応自制の表れでして(A^^;
 ちなみに先日手に入れたばかりのPENTAX Qも使ってみました。今回は一枚だけ貼ってみました。今後もQで撮った写真も紹介していきたいと思います。まだ使い始めて1週間も経っていませんが、K-5などペンタックスのデジタル一眼レフのサブには最適だと思います。出てくる絵の傾向もそっくり。ピタッと決まれば豆粒センサーとは思えない写真が撮れそうです。
 さて、梅が満開になると同時に河津桜も見頃を迎え、寒桜も咲き始めました。しばらくは花の季節が続きそうです。

※他の写真も含めFlickrにまとめてアップロードしてあります
 亀戸天神の梅 -a set on Flickr


大きな地図で見る

梅に鶯」への2件のフィードバック

  1. ヒヨドリ、ムクドリ。
    ヒヨドリのそばでフレンチフライでも食べてみて。ややわざとらしく手にもったままでいるときっとムカつくと思う(笑)

  2. Hi

    ○ふさん、
    おぉ、ヒヨドリか!画像検索したらまさにそうだった。ありがとうございます。
    大人しそうだったけど、日光の猿みたいな行儀の悪いことするの?

コメントは停止中です。