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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

ニセコ 2012 (4日目)

 3日目からの続きです。長いようで短かった今年のニセコツアーも最終日。さてさて、一昨日の夜から30時間以上にわたって降り続いた雪はどうなってるでしょうか。朝はチェックアウトもしないといけないので慌ただしくなることを見越して、前日よりも更に30分以上早起きして支度をし、ゲレンデに飛び出したのは8時半過ぎ。

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 高原ホテル目の前のキング第一ペアはまだ運転していないので、そのままゴンドラへと向かいます。ゲレンデベースの麓でさえも壺足跡ができるような積雪です。圧雪はかけたようですがすでピステン痕はかき消されています。これは上の方は大変なことになっているはず!

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 朝一番のゲレンデベースの景色。昨日にも増して雪の量が増えています。視界は悪そうで、山の上は相変わらず強風が吹いてるため、山頂方面のリフトは動きそうにありません。それでもニセコは山の下の方でも十分に楽しめます。

ジャンボコース

 早く花園へ行きたい気持ちでゴンドラとスインギングモンキーを乗り継いだのですが、その周辺も何だか素晴らしい状態になっていました。

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 写真に撮ると視界がまったくなさそうですが、目が回るほどではありません。このジャンボコースは一応ブラックダイアモンドのマークがついた最大斜度34度のコース。でもフカフカの軽い雪で覆われていてとても楽しい斜面でした。この日はコース内でもどこを滑ってもこんな状態だったかも。
 昨日に続き粉雪も行ってみたかったのですが、今日は時間も限られているのでやはり当初の目的通り、花園へ向かいます。

人生最良のパウダー体験

 今日もまたやって来ました花園ゲレンデ。花園第3リフトがやっていれば羊蹄サンセットに上がってみたかったのですが、残念ながら強風のため運休していました。強風と言っても時折突風が吹くだけで、吹雪いているとは感じません。

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 もちろん滑るのはストロベリーです。ストロベリーにはツリーランだけでなく、切り開かれた斜面もあります。ここはその入り口。このあたりは風が吹き抜けているので、軽い雪は飛ばされてしまいそれほど積もっていません。と言っても30cmはありそうですが。2日前のカチカチの斜面はどこへ消えてしまったのかと思います。

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 で、飛び込んでみれば... これがすごい状態でした! 私みたいなへっぽこでも、滑っていると自分のスキートップが巻き上げた雪がバサッバサッと顔に当たるのです。ウェアから何から何まで、まるで転んで頭から雪に突っ込んだかのように真っ白に。実際に40°近くありそうな急斜面で、スキートップが雪に埋まって引っかかり、前転しましたが深い雪の中にどさっと落ちるだけで、まったく痛くも怖くもありません。いえ、そこに岩や木や切り株があったりするかも知れないので、ツリーランは危険ではあるのですが。

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 スノーボーダーが「うひょ〜!くぁwせdrftgyふじこlp ノートラァッッッ〜ク!!」みたいに訳の分からないことを叫びながら滑り降りていきました。いやいや、まったく同じ気持ちです。私たちも多分時折似たようなこと叫んでいたはず。そのくらい素晴らしいパウダーツリーランです。ノートラックなエリアも山ほどありますが、他人の滑走痕なんて関係ありません。

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 ストロベリーは下部に忽然と開けた広場があります。ここは自然の地形のまま凸凹に雪が積もっています。ここが一応終点。この景色を見るとホッと一安心です。

 ということで、あまりにも素晴らしすぎて何度も滑ってしまいました。コンディションはあまり変わらず、最後まで素晴らしいパウダーランを楽しめました。

 3月も下旬になろうというこの時期にこんな素晴らしい雪が降るなんて、ニセコの底力を感じました。もちろん本当のハイシーズンの雪と比べると若干重いようですが、風に舞って滑走痕も消してくれるような十分に乾いたサラサラの雪で、湿度の高いボタ雪ではありません。ただ、気温の変化が激しいこの時期なので、この雪もすぐにダメになってしまうのかも。

HANAZONO 308

 結局4日間連続でお昼ご飯はHANAZONO 308で食べました。
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 この日は毎日20色限定というラザニアです。これは日本人サイズ、と思ったら大間違いでやっぱりボリュームがハンパありませんでした。

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 食後はカプチーノ。Cafeも色々充実しています。でもforsquareによると一部の外人さんには不評なようですけど。「自販機に戻せ」とコメントがついていました。確かに日本の自販機はレベル高いと思うけど...(^^;

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 第一クワッドリフトの脇にはHANA1カフェというのがあります。周囲は休憩スペースにもなっていて結構賑わっています。喫煙スペースもあるので、煙いので立ち寄っていません。

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 で、このHANA1カフェには番犬がいます。モフモフの三毛で、人慣れしていて非常に大人しいです。雪降る中でもじっと座っていてかわいいです。HANA1カフェには餌を絶対にあげないように張り紙がしてあります。確かに来る人来る人が食べ物を与えていたら、ぶくぶくに太ってしまいそう。ちなみに救助犬としての仕事のためにいるわけではないようです。

そろそろ帰宅の途へ

 ということで、まだまだ雪は降り続き、コンディションは良くなりそうですが、残念ながら帰る時間です。日程がもう二日後ろにずれていれば完璧だったのですが、そうそう上手くいかないのも自然相手の遊び、スキーの面白いところですから仕方ありません。どこにいつ行くかは自分の選択ですからね。

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 花園のレジェンドオブシンヤ周辺や、その他のコースも一通り滑ってから、ヒラフ方面へと戻りました。ホテルで一風呂浴びて荷物をまとめて宅配便に預けたら、後は身軽な格好でバスに乗り新千歳空港へ。
 今回は天候が悪かったですが雪は最高。パウダー体験としては昨年も良かったですが、今年は今までのスキー経験の中では最高だったと言っても過言ではないです。しかもこれはニセコのほんの一部。もっともっと奥が深いはず。まだまだ飽きると言うことがありません。

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 新千歳空港では時間がたっぷりあったので、夕食を食べました。やはりこれですよね、海鮮丼。本当はシンプルなウニ丼やいくら丼も良かったのですが、欲張ってしまいました。新千歳空港は新しく、広くなっていて、お店の数も増えたようです。競争が激しくなったのか、この手の丼ものの値段は以前より少し安くなっているような気がしました。

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 ちなみに今回は行きも帰りも全日空。しかもB747-400Dで、席は特に選んだわけではないのにアッパーデッキでした。乗り心地も良くて素晴らしい機体ですが、残念ながら全日空でもどんどんと退役が進んでいるようです。

 ということで、4日間のスキー三昧なニセコ旅行は今年も無事終了。3月でもこれだけ楽しめるのですから本当に素晴らしいです。でも、来年は1月や2月のハイシーズン狙いで訪れたいと思います。また来年!

※最終日はFinePix F600EXRではなく、Optio W90を使ったので滑走軌跡はありません。


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