酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

アルツ磐梯 2011-2012

 一日目からの続きです。翌朝、窓の外を見ると綺麗に晴れ渡っていました。今日はスキー場でも快晴が期待できそう... とこの時は思っていました。で、泊まりスキーの常なのですが、普通に朝ご飯を食べたりしてゆっくりと準備していると意外に時間が経ってしまいます。チェックアウトだなんだかんだとやって、宿を出発したのは午前9時過ぎでした。

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 この日は前日に行った、あだたら高原スキー場ではなく、東北道から磐越道を経由してアルツ磐梯スキー場へ。ここは大好きなスキー場の一つです。お正月にこの辺にやって来たときは行かなかったので、今回はどうしても行きたくて、わざわざ寄り道をすることにしました。約1時間ほどかけてたどり着いたらもう10時を大きく回っていました。

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 と、その前に宿で出た朝ご飯です。ご飯のお代わりをしきりに勧められましたが、私はいつも一膳だけしか食べないのです。決して美味しくないと言うことではないのですが、あまりに勧められるので悪いような気がしてきてしまいました(A^^; いえ、最後まで断りましたけど。

 閑話休題。快晴だと思っていた天候は磐越道に入る頃にはどんよりと曇り空になり、長いトンネルを抜けるといつの間にか雪が降っていました。視界も悪く、磐梯山も猪苗代湖も全く見えません。磐越道を降りてアルツ磐梯への上り坂は昨日の安達太良と同じくらいの積雪路。スキー場も当然雪です。今年はいったいどれだけ雪に恵まれているのだろう?雨の心配をしていたのがウソのようです。

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 遅い時間でしたが、いつもと同じ第三駐車場へ入りました。今日はそれほど混雑していないようです。雪質は昨日よりもずっと乾いていて細かい粒の雪が降っています。そしてやはり風はありません。

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 連絡バスに乗ってスキーセンターへ到着すると、なぜかハーレーダビッドソンのイベントをやっていました。実はスキー場への山道で、道路脇のポールに激突してJAFに救助されていたいた大きなバンがあったのですが、その車体にはハーレーのロゴがついていました...。このイベントのための関係車両だったと思われます。が、現地ではそんなことはなかったかのように恙なくイベントは行われていました。

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 ここは規模が大きく人気のあるスキー場なので、それなりに混雑しています。が、今年アルツ磐梯スキー場は大幅に営業縮小されていて、ベースからの幹線の一つと言える第3クワッドが運休となり、そのためゲレンデの西側のほとんどのエリアがクローズされてしまっています。さらに猫魔ボールIIエリアは平日はクローズされているとか。この日は日曜日なのでやっていましたけど。さらに猫魔ボールエリアのレストランは二つとも営業していません(休憩室として開放はされています)。またこの日は、機械が壊れたとかで、名物のアルツバーンが整地されていませんでした。そんなこんなで、午前中は第4クワッドやゴンドラにはそれなりに待ち行列が出来ていました。

 この縮小営業は今シーズンのみの特別措置とされていて、どうやら電力をはじめとしたエネルギー節約のために行われているようです。それにもちろん震災と原発事故の影響で、客が大幅に減るという見込みもあったかも知れません。仕方がない面もあるとは思いますが、この縮小営業状態はとても残念なことです。

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 ということで、ゴンドラなどは後回しにしてまっすぐ猫魔ボールへ行くことに。第4クワッド終点から猫魔ボールIを見下ろしたところ。そうそう、この風景ですよ。アルツよ!俺は帰ってきたぞ!と心の中で喝采です。天気は悪いけど、雪も降ってるしすごくコンディションは良さそう。

 そういえば、数年前にアルツを訪れたときに、スノーボードのスクールに入ったことを思い出します。あわよくばボードに転向しても良いかな?くらいのつもりだったのに、ほとんど思ったように滑れませんでした。スノーボードはスキーとはまったく違うもので、スキーの経験はほとんど役に立ちません。あまりにも滑れなくてむしろ笑い転げた記憶があります。それ以来ボードには手を出していませんが、それもこれも良い思い出です。

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 リフトを乗り継ぎ、一番奥の猫魔ボールIIまでやって来ました。第10リフトからのコースが一番のお気に入りです。木立に囲まれた幅の広い緩やかな斜面や、ドンと落込む急でフラットな斜面、壁のようなコブ斜面などなど、長くはないですがとても滑り応えがあります。フカフカの新雪や非圧雪コースはないですが、そんなこと関係ありません。ファットスキーでも十分に楽しめます。

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 途中ふと霧が晴れて磐梯山が8合目あたりまで姿を見せました。もちろん磐梯山も裾野まで真っ白。さぞかしてっぺんの雪帽子は美しいことでしょう。見られなくて残念。過去はアルツに来たときはいつも完璧に晴天だったのですが。

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 かと思えば、次にもう一度リフトに乗って上ってくるとこんな状態になっていたり。ガスがかかって視界が悪化。でも雪面が見えなくなると恐怖心よりも諦めが優って、滑りが大胆になるんですよね。事故には十分注意!

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 猫魔ボールでたっぷり遊んだ後は、再びゲレンデベース方面へ戻ってきました。猫魔ボールIIでもリフトが1本運休してるので、乗り継ぎがやや悪くなっています。そして、第4クワッド終点から猪苗代湖に向かって下っていく名物コースも大好きなのです。幸いここでは霧がとれて猪苗代湖を見ることが出来ました。

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 午後1時を過ぎて遅めの食事。レストランの営業が縮小されたため、センターハウスは混雑するはずですが、時間をずらしたおかげで席取り合戦はしなくて済みました。今回は照り焼きハンバーグ丼をいただきました。

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 食事が終わったらもう結構いい時間です。最後の仕上げとしてゴンドラへ。この時間になるとゴンドラもほぼ待ち時間なし。ちなみにファットスキーはゴンドラ外のラックに入らないため、たいていの場合室内持ち込みになります。しかしスノーボードと違って長さがかなりあるため、ゴンドラのサイズによっては積み込みにかなり難儀します。アルツ磐梯のゴンドラはそこそこ大きいので特に問題はありません。が、もちろん定員まで乗り込むことも出来なくなるわけで、ファットスキーに対応したラックを取り付けて欲しいところです。たしか安比のゴンドラは対応していました。ニセコはどうだったかな?

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 ゴンドラから下ってくる長いコースは緩急があってとても面白いコース。本当はちゃんとしたカービングで滑りたいところです。でもバタバタ暴れるファットで飛ばすのも楽しいです。この最後の斜面を駆け下りたらベースは真っ平。スキーでもゴンドラやリフト乗り場までたどり着くのにかなり苦労します。これがアルツの欠点であり、この広さは逆に特徴でもあるわけですが。

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 シャトルバスで駐車場に戻り帰宅の途へ。雪はいつの間にかやんでいましたが、日も差さなかったので駐車場や路面に積もった雪は溶けずにそのままでした。

 この日曜日の夕方、関越道の上りでは事故でもないのに40kmクラスの自然渋滞が発生していたようです。新潟方面の雪を求めてスキー&ボードに出かけた人が多かったのでしょうか。今年は本当に厳冬なことを東京にいても実感しますし、せっかくだから滑りに行こう!と言う人が増えてるのかも。長い長い渋滞やリフト待ちは嫌ですが、スキー&ボード人口はもう少し増えると良いなぁ、といつも思います。


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 ちなみに今回ゲレンデでは結構な量の雪が降っていたので、カメラは最近主力として使っているF600EXRではなく、防水のOptio W90を使いました。なのでスキー場での移動軌跡はありません。防水でGPS付きなカメラが欲しいなぁ〜(^^;