酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

菜香新館

 パシフィコ横浜でCP+を堪能した後は横浜中華街へ繰り出してきました。横浜は慣れない土地なのですっかり観光客気分です。天気のいい土曜日の日暮れ時とあって、朝陽門付近は人で溢れていました。甘栗の押し売りに気をつけながら門をくぐります。ぶらぶらと散歩しながら適当に勘でお店を決めてもいいのですが、まずは友人推薦のお店を目指してみることに。人気店らしく時間帯によってはなかなか入れない場合があるそうです。

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 そのお店とは、菜香新館。点心で有名なお店だそうです。メイン通りから少し脇道に逸れたところに立派なビルがありました。時間は17時前でしたがすでに満席で待ち行列が出来ていました。と言っても待ち時間は15分ほど。名前を呼ばれていざ2階へ通されました。

 フロアによって内装やテーブルの構成などが違っているのでしょうか、1階よりも静かで落ち着いた雰囲気で、テーブルも大きくてゆったりしているように感じます。まずは青島ビールで乾杯。料理はコースではなくて、メニューから一品ずつ適当に頼むことにしました。

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 このお店を推薦した友人が絶賛するクリーミーピータン。もともとこれが食べたくてこのお店に来たそうです。すごく見た目が悪いですが、美味しいですよね、ピータンて。これは文字通り特にクリーミーで素晴らしい美味しさ。リピーターになるのも頷けます。

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 皮つき豚バラ肉の塩あぶり焼き。代表的な広東料理の一つだそうです。名前がすべてを表している、とてもシンプルな料理ですが、ポイントは「皮付き」なところ。これがパリパリで不思議な味と食感なのです。

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 わりとベタなところでシュウマイ。しかしタダのシュウマイではなくて、フカヒレシュウマイです。どの辺がフカヒレだったのか、舌が肥えていない私には分かりませんでしたが(^^; アツアツでボリュームがあって期待通りに美味しかったので良しとしましょう。

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 更にベタなところで中華と言えば餃子。しかもこれは広東風焼き餃子です。なにやら透き通った皮がつやつやしています。皮がパリッとしていて変わった食感ですが、中身はわりと懐かしい普通の餃子の風味。ホッとしますね、こういうの。

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 青島ビールは最初の一杯だけ。中華とともに飲むお酒と言えばやっぱり紹興酒。かめ出し紹興酒は5年ものと10年ものがありましたが、5年ものにしておきました。その甕はすぐ目の前にあって、そこでデキャンタに注いでくれるのが見えます。何だったらセルフサービスでもいいくらい。いや、飲み放題じゃないからダメか。しかお酒メニューは豊富で、もちろん紹興酒以外にも日本酒や焼酎や洋酒などなど色々ありました。

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 点心と言えば小籠包。これは外せません。

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 お次は変わり種で、椎茸シュウマイです。上に乗っかっているのは確かにどう見ても椎茸です。傘の裏側に肉団子状のものがくっついていますが、食べようとするとどうしても分離してしまいます。味付けは中華風ですが、なんだか中華っぽくないのは、椎茸の素材の味がかなり露骨にそのまま残っているせいかな? 美味しいことに違いはないのですが。

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 これも変わり種系。牛モツエスニックソース蒸し。牛モツってこれが出てくるとは。これはどう見てもアレです、あれ。ハチノスです。いやいや美味そう。個人的に、ホルモン系の中ではハチノス大好きですし。で、これもまた中華っぽくない味わいでした。名前に書いてあるとおり、東南アジア系の料理の風味。スパイスが効いているようです。

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 とろっとしてつやつやの見た目が食欲をそそります。エビ詰め三浦大根蒸し黄金あんかけ、という長い名前の料理。もはや名前からは中華なのかどうか分かりませんが、見た目も味もまごうことない中華です。ホクホクの大根はもちろん美味しいですが、エビとあんかけはそれそ黄金の組み合わせですね。

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 最後にまたベタな中華らしいものをと言うことで、酢豚を発注。スミマセン、正式名称は忘れてしまいましたが、豚肉の他、野菜系は変わったものばかり入っていました。見たとおり、レンコンとか、筋のないタケノコみたいなやつとか。

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 締めのデザート。これもまた友人おすすめの逸品。マーライコーという名の、広東風蒸しカステラです。これが本当に美味いのです。甘すぎず、重すぎず、まさにカステラです。あまりに美味しいのでお土産に買ってしまったほど。

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 なんか、写真を見てたら食べたくなったので、きな粉餅も食べてしまいました。黒ごまのあんこが入っています。これは重くて超絶に甘いです。大満足!

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 なんやかんやで紹興酒も2,3回お代わりした気がしますが、最後はちゃんとお茶を頂きました。これはプアール茶。大きなポットで出してくれて、お湯はつぎ足してくれます。一瞬コーヒーのような香ばしさを感じますが、味わいは上品ないかにも中国茶。美味いですねぇ、これ。


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 ということで、ここで紹介した意外にも何品か食べてそうとう満腹になりました。これだけ飲み食いしたのにお値段は一人あたり約5千円程度。バラバラと適当に頼んだわりには、ほぼコースと変わらない値段に落ち着きました。しかもこの日はまだ春節キャンペーン中とかで、1割のポイントキャンペーン付き。そのポイントはそのままお土産代使えたので、トータルでかなりお得です。
 いろいろ新しいカメラをたっぷり見て、美味しい中華をたらふく食べて、大満足な横浜小旅行の一日でした。


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