酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

マップチャージで地図更新


 プジョー207SWに取り付けたナビはパイオニアの楽ナビLite AVIC-MRZ99という最近流行りのメモリーナビなのですが、この製品は購入から3年間、無料で地図データ等の更新を行うことができます。マップチャージと呼ばれているこの機能は、道路データと地点情報データについて毎月差分更新が行われる上、年に2回、5月と11月には、アプリケーション、地図データ、道路データ、地点情報データなどを含めたすべてのデータが更新されるメジャーアップデート(=全データ更新)が行われます。年も明けたつい先日、遅ればせながらようやく2011年11月リリースの「全データ更新」をやっとのことで実施しました。

 データ更新と言っても、昔のHDDナビのように販売店やメーカー持ち込みは必要なく、ネットにつながったPCとSDカードさえあれば、すべて自分で作業出来るので便利です。購入してから3年間(つまり最初の車検まで)は費用もかかりません。

毎月の差分データ更新

 マップチャージを利用するために、まずはSDカードを用意します。容量8GB、速度Class4以上であることが条件です。ということで、以前にデジカメ用に買ったけど、速度が遅くて使わなくなってしまったPanasonicブランドの16GB/Class4のカードをナビ専用に使うことにしました。

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 ここで用意したSDカードは、最初に1回だけナビ本体に差し込んでナビ本体とそのSDカードの紐付けをしなくてはなりません。恐らく本体シリアル番号や、ナビ側の地図データ情報の同期を取るためのデータがSDカードに書き込まれるようです。
 この本体登録作業をこまめにできるなら、専用カードを用意しなくても構わないと思いますが、私の場合は自宅から駐車場まで少し距離があって、しかもタワーパーキングなので、思い立ったらすぐに作業... とはいかないので専用カードとすることにしました。

 ナビ本体でのSDカードの登録が終了したら、次にPC上での作業です。ナビスタジオという専用アプリをパイオニアのWEBからダウンロードしてPCにインストール。必要に応じてユーザー登録をして使用できるようにセットアップをします。Windows7 64bitでも問題なく動きます。

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 このナビスタジオは、一番上に貼った画像ように非常にシンプルなUIのソフトウェアです。ナビスタジオを起動して本体登録済みのSDカードをPCに差し込めば、あとは自動的に必要な更新データのダウンロードが始まります。マップチャージだけでなく、スマートループ情報や音楽データの転送などもこのソフトで行えます。
 私の場合、スマートループは携帯電話をBluetooth接続できるようにしましたし、音楽はiPodを繋いでいますので、SDカードはマップチャージだけに使用しています。なお、上の写真はイメージです。実際にはThinkPadは使っていません(^^;

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 更新データのダウンロードおよびSDカードへの書き込みが完了したら、そのSDカードを今度はナビ本体に差し込みます。あとは自動で地図データのアップデートが行われます。画面下部に小さくマップチャージ更新中を示す小さなアイコンが表示されるだけで、アップデート中もナビおよびオーディオ機能は普通に使用可能です。更新にかかる時間も数分程度。
 なのでとっても簡単!... というのは、毎月行われる道路と地点情報の「差分データ更新」の場合。「全データ更新」はもう少し手間がかかります。

年2回の全データ更新

 上記の通り、毎月更新される差分地図データの更新は簡単便利で問題ないのですが、やや面倒なのは年2回の「全データ更新」です。
 と言うのは、「全データ更新」はダウンロード量が多いためか、ダウンロードの事前予約を求められるのです。ナビスタジオを起動して地図データアップデートをしようとすると、その旨のメッセージが表示され、WEBブラウザーが開いて予約画面となります。予約日時は6時間区切りで指定できます。
 しかし、11月に「全データ更新」がダウンロード可能になって以来、私が予約しようとしたときは決まって2週間先くらいまで予約が取れませんでした*1。仕方なく適当な日時に予約を入れるのですが、そんなに先のことになると、そもそもその日その時間にPCの前にいられるかどうか分かりません。
 ということでこの2ヶ月ほどの間、何度か予約を入れたにもかかわらず、何度もすっぽかしてしまいました。それがようやく先日予約日時終了10分前に思い出し、なんとか「全データ更新」をダウンロードすることができました。ダウンロードだけで約1時間くらいかかりました。

 データさえダウンロードできてしまえばこっちのモノ。データが書き込まれたSDカードを車のナビに差し込んでみました。以下、その更新作業の手順です。と言っても、指示に従うだけで何も難しいことはありません。

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 まず更新前の地図データの確認。「2011年第1版-1」となっていました。
 そして、ナビスタジオでダウンロードしたデータが書き込まれたSDカードを差し込みます。

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 SDカードを差し込むと自動的に更新データが読み込まれ、「更新作業をしても良いか?」という確認画面が出てきます。どうでもいいですが、微妙にひらがなが多い文章ですね。

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 作業開始に同意して先に進んでいくと、パスワードの入力を求められます。このパスワードは、更新データをダウンロードする際に表示されるもので、忘れずに正確にメモしておかなくてはなりません。桁数が多いので結構面倒です。

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 パスワードが通ると、いきなりアップデート作業が始まります。途中で電源を切ってはいけない(=エンジンを止めてはいけない)ので、ある程度時間があるときにやらなくてはなりません。ちょい乗りの時に片手間にはじめてしまうと、出先で車を離れられなくなってしまいます。

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 作業時間の表示はそこそこ正確でした。およそ1時間弱でここまで到達。「終了しました」というので、これで終了かと思えば...

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 何度か自動的に再起動しながら、アップデート作業の続きが行われます。「全データ更新」はアプリケーションの更新も含まれているので、こういうことになるようです。PCはもちろん、携帯電話やスマートホン、そして最近はデジタルカメラまでソフトウェアアップデートがありますので、この光景は見慣れたものですよね(^^;

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 ということで、最後にもう一度再起動がかかって今度こそ終了。地図データの情報を確認してみると「2011年 第2版」になっていました(アプリケーションのバージョン情報を表示させる方法は分かりませんでした)。無事地図もソフトも新しくなったようです。めでたしめでたし。

 ちなみに、地図のどの辺が更新されたかについては、PioneerのWEBサイトのマップチャージ更新情報のページで確認できます。新しい道路はもちろん、ガソリンスタンドやコンビニ、ファミレスなど、頻繁に変更される地点についても更新されるので、知らない土地に出向いたときの信頼性は抜群です。近所で言えば、そのうち東京ゲートブリッジが開通したり、近くはないですが第二東名なんかも一部開通したりしますので。

 なお、ネット接続可能なPCを持ってないという場合は、従来のDVDナビのバージョンアップディスクと同様に、アップデータ入りのSDカードを買うことが出来るようですが、そんな人も最近は少ないかと思います(いや、実際のところどうなのか分かりませんが)

 また、3年間の無償更新期間が終了するとどうなるのかというと、1年ごとの有償バージョンアップになるそうです。ただしその際もナビスタジオと通して、ネットで購入&ダウンロードが出来るようですが、お値はやっぱりこのくらいになってしまうのでしょうか。

*1:場合によっては即ダウンロード可能な場合もあるそうです