酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

FABナンバー

 ふと思い立って207SWのFABナンバーを調べてみました。"FABナンバー"という言葉はプジョー/シトロエン独特の表現かも知れませんが、他のメーカーの車でも似たような数字がついているのではないかと思われます。車台番号がその車両固有の製造番号だとすれば、FABナンバーはロット番号みたいなものでしょうか。FABナンバーの本来の意味と目的はよく分からないのですが、プジョー/シトロエン車に限って言えば、とりあえずその車両の生産年月日が分かると言われています。

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 さて、私の207SWはいつ頃作られたのでしょうか?

 プジョーおよびシトロエンのFABナンバーは5桁の数字で、1976年11月9日を「1」とした積算の日数で表されています。つまり、仮にFABナンバーが「10000」だとすれば、
  1976年11月8日+10000日=2004年3月26日
 が製造年月日となります。ちなみにこの「製造年月日」の定義も詳細は分かりません。最終組み立てが完了した時点か、検査をパスした時点か、とにかく製造工程のどこかの時点の日付によってFABナンバーは割り振られるようです。

 以前乗っていた306でも調べたことがありました。2000年7月に納車を受けた車両でしたが、FABナンバーが示す製造年月日はその年の3月ごろでした。日本に運ばれてからすぐに私の手に渡ったと思われます。その306のFABナンバーは、ボンネットを開けたストラットマウントのあたりに貼られたシールに書いてありました。

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 ということで、207SWの車体のあちこちを捜してみたところ、ストラットマウントではなくて、運転席側ドアのヘリに貼られたタイヤ空気圧指定のシールに、FABナンバーらしき数字が一緒に書かれていました。上の写真の下から5行目、7桁の数字の上5桁がFABナンバーと思われます。ちなみに下2桁は製造工場を表したコードと聞いたことがありますが、よく分かりません。

 さて、これによると私の207SWのFABナンバーは「12401」となります。さっそく上述の定義に従ってExcelで計算してみたところ、
  1976年11月8日+12401(日)=2010年10月22日
 と出ました。この207SWの納車を受けたのは2011年9月下旬ですが、それよりも11ヶ月ほど前にヨーロッパのどこかで製造された車両のようです。

 先日発表された207シリーズのリコール情報に示された車台番号と輸入年月日の関係から想像するに、私の207SWはおおよそ2011年のかなり早い段階で日本に上陸したらしいことが分かりました。FABナンバーが示す2010年10月下旬にラインアウト、2011年1月中に日本に上陸したと考えれば、大体辻褄が合っているようです。

 ちなみに、上のシールにはFABナンバー以外にも色々なことが書かれています。主にタイヤに関する情報ですが、サイズと空気圧はもちろん、ライン装着されたタイヤのメーカーと銘柄(MICHELIN ENERGY SAVER)まで書かれています。そして空気圧ですが、標準は4輪とも2.4barとなっていますが、一応ワゴン車扱いなためか、荷物をたくさん積んだときは後輪のみ2.7barにするようにとの指示もあります。その他"GALETTE"とか"SECOURS"と書かれてる部分は、スペアタイヤ(テンパーの場合とフルサイズの場合)の空気圧指定と思われれます。

 さらに、下から3行目の"EWP"はカラーコードでしょうか? そして一番下の"640EN"はバッテリーの容量指定っぽいです。ちなみにモザイクかけてあるところは車台番号のシリアルに相当する数字です。つまり車体固有の番号です。

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 FABナンバーを捜しているときに見つけたもうひとつのステッカー。こちらは助手席側のBピラー下部に貼ってありました。プジョーの正式名称と謎の英数字に続いて、車台番号がフルで書かれています。これ、初めて知ったのですが世界共通フォーマットなんですね。"V"がフランス、"F3"がプジョーなどなど... すべての桁に世界的に統一された意味があるそうです。

 その下に並んでいる"KG"という単位を持った数字は... どう見ても重量に関する情報に思えるのですがよく分かりません。ネットを検索した範囲では1行目の「1731 KG」は総重量、2行目の「2681 KG」は最大許容重量(牽引含む)、3行目の「1000 KG」は前車軸の最大許容重量、最後の「900KG」は後車軸の最大許容重量を表しているという情報が見つかりました。

 というか、もしかしたらこれらの「スペック」はすべて説明書に書かれているのかな? 今度チェックしてみます(A^^;;;

おまけ

 ついでに、207SWに3ヶ月ほど乗ってみて見つけた小ネタです。「ここが変だよ207!」編です。

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 まずこれ。リアゲートを開けた状態のヒンジ付近。なんか黒く塗られたボルト、ナットが飛び出しています。写真は片側の一つだけですが、実際は左右に二つ飛び出しています。ガラスハッチのヒンジを留めているボルトでしょうか? 306世代に比べると、全体的に細かいところの処理もしっかりしているので、このボルト/ナットの何も考えてない無頓着な処理がとても浮いて見えます。もちろんリアゲート、リアハッチの機能的には何も問題ないのですが。
 この付近は洗車時に水が残りやすい部分なので、丁寧に拭き取らないといけないのですが、その際に手を引っ掛けないように注意しなくてはなりません。

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 そしてこれ。運転席側ワイパーの付け根部分。凹みに水たまりができます。洗車じゃなくても普通に雨が降ると、ここは水たまりになるということ。これもワイパーの機能的には何も問題ないのでしょうが、なんか納得のいかない処理です。

 とりあえず、今のところ気になってることは以上です(^^;