酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

06 TELEPHOTO ZOOM 開梱編

 待ちに待ったPENTAX Q用の新しい交換レンズが発売になりました。Q発売当初から開発中である旨アナウンスがされていた望遠ズームです。2月のCP+にも展示されていましたが、当時はスペックが不明でした。Qで望遠レンズを使う意味があるかどうか、あるいは望遠系はK-Qマウントアダプターで代用可能だとか、いろいろと思うところはありますが、とにかくQ用のレンズとなれば、とりあえず使ってみたいという気持ちが先行し、発売日に手に入れました。

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 焦点距離は15mm~45mmの3倍ズーム、02 STANDARD ZOOMとちょうど上手く繋がるようになっています。フルサイズ換算でいうと83mm~249mmというレンジになります。明るさは全域を通してF2.8固定というところがポイントです。
 まずは開梱して製品全体を眺めて見ます。

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 箱です。Q用とあってさすがにかなり小さいです。とは言えトイレンズシリーズではなく、それなりにお値段しますのでちゃんとした専用化粧箱になっています。

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 本体はこんな感じ。前玉はそこそこ大きいです。フィルター系は40.5mmで、キャップ含めて01 STANDARD PRIMEや02 STANDARD ZOOMと共用可能です。外径は50mmで長さは収納時で56mm。重量はわずか90g... とは言えQ用レンズの中では重量級です。

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 マウント側です。これまでのQ用レンズと同じく、後玉は凹んでいて結構小さいです。センサーサイズなりと言うことでしょうか。ちゃんとした金属マウントに当然ながら電子接点がたくさんついています。絞りやシャッター、AFモーター、NDフィルターがレンズ側に内蔵されています。

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 手持ちのQ用レンズを並べてみました。左端が今回入手した06 TELEPHOTO ZOOMです。その次が02 STANDARD ZOOM、さらに01 STANDARD PRIME、一番左端はトイレンズシリーズの03 FISHEYEです。こうしてみると、06と02の大きさの差はわずかに思えます。

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 さっそくボディに取り付けてみました。うむ、綺麗にまとまっていますね。Silverボディとの色味の相性も抜群。ただし、この状態は収納時の姿。実はこのレンズ、沈洞式なのです。

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 なのでこのまま電源を入れると、このようなメッセージが背面液晶に表示されます。使い始めるには今までと比べてワンアクション余計に必要になります。

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 ズームリングを回して撮影可能状態にするとこんな感じ。これで15mmのワイド端に設定しています。それほどびよ~んと伸びるわけではありません。
 ちなみにフードは同梱されていません。買わなくては...(え~、2,700円もするの?)。

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 さらに秀逸なことに、望遠端の45mmにズーミングしても全長が変わりません。これは素晴らしいです。これで250mm相当の画角で撮れる望遠レンズなのですから。

 ざっくり触ってみたインプレッションですが、どうも沈洞解除の感覚はゴリゴリしていてクリック感も今ひとつ節度感がありません。またズーミング自体あまりスムーズでなくて、なにかギアをゴリゴリ動かしてる感触がします。また、一番残念なのは最短撮影距離が1mとかなり遠いこと。フルサイズ換算の画角で考えれば十分なのですが、実焦点距離はずっと短いわけですし、1/2.3インチセンサーに対応するショートフランジバックなどなどを考えると、もう少し寄れても良いんじゃないかと思えてきます。

 ただ、待ちに待ったぼQマウントの純正望遠ズームですし、焦点距離範囲と明るさのバランスは最高です。常用レンズになるかどうか、試し撮りを今後していきたいと思います。

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PENTAX Q, 06 TELEPHOTO ZOOM, P AUTO (1/1250sec, F4.5, ISO250, 極彩)

 とりあえず1枚だけ、適当に撮ってみたカット。近所の川の護岸、桜の木の紅葉。極彩モードでかなりベタベタな色にしてあります。うん、望遠レンズは楽しいですね、K-Qマウントアダプターは遊び的要素が強いですが、こちらの純正望遠ズームはQの新たな楽しみ方が発見できそうです。