酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

浅草散歩

 X-Pro1を持って今度はスナップでも撮ろうと思い立ち、浅草へ行ってきました。もう何度も訪れている勝手知ったる地。と言ってもベタに仲見世から浅草寺、隅田川護岸をうろついただけで、裏通りやホッピー通りなどディープなところには足を踏み入れていません。もちろんいつもと違って泥酔していません。ここで何台のカメラを壊したことか...。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F2 AUTO (1/450sec, ISO200, AWB, PROVIA)
 そんなことはさておき、無計画に出かけたので時刻はちょうど夕方の少し前。まだ蒸し暑い真夏の暑さが残る中、日は確実に短くなっています。


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 さすがに東京随一の観光地、地下鉄の駅を出るところからして混んでいます。こういった観光地は少々厳ついカメラを構えても何とも思われないので気楽なんですよね。やはりここは少し広角気味のレンズの出番でしょ、ということでXF18mmを付けて散歩開始。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F5.6 AUTO (1/320sec, ISO200, AWB, PROVIA)
 浅草名物、人力車と東京スカイツリー。日が傾いていて明暗差がひどいですが。それにしても、普通に歩いてるだけで暑くて大変なのに、人力車の車夫さんは、思いもの引っ張って歩き回りながら、さわやかに観光案内するんだから本当に大変な仕事だなと思います。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F2.0 AUTO (1/400sec, ISO200, AWB, PROVIA)
 仲見世の商店街。お店の軒先にずらっと並ぶ提灯にカメラ向けたくなりますよね。提灯のマークは金龍山の印でしたっけ? ひょうたんは何だったかな? いつ来ても素晴らしいです。5月に行ったヴェネチアをなぜか思い出すのは、混雑した小道に小さな店が並んでいるエキゾチックな観光地、という共通点があるからでしょう。

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FUJIFILM X-Pro1, XF35mmF1.4 R, F1.4 AUTO (1/3200sec, ISO100, AWB, PROVIA)
 仲見世から少し外れて伝法院通りへ。「シェー!」のポーズをしてる訳ではなく、写真を撮ってます(^^; 自分の影だけにピントが合ってあとはボケボケみたいなのを想像し、F1.4が使える35mmに付け替えたのですが、思ったほどにはぼけませんでした。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F2.0 AUTO (1/220sec, ISO200, AWB, PROVIA)
 伝法院通りに出ている屋台風の扇子屋さん。この並びに出ているお店はどこもそうですが、お土産用だけではなくて結構本格的な品揃えだったりします。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F2.2 AUTO (1/105sec, ISO200, AWB, PROVIA)
 宝蔵門を抜けて本堂前にやって来ました。手水や香炉は大人気でつねに人だかりができてます。そして青白い煙をみんな浴びています。私もカメラも浴びました。

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FUJIFILM X-Pro1, XF60mmF2.4 Macro R, F2.8 AUTO (1/220sec, ISO200, AWB, PROVIA)
 本堂を見てると何となく望遠を使いたくなり60mmに付け替えてみました。マクロとしてではなく、中望遠レンズとして。もちろん普通に遠景にも使えます。

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FUJIFILM X-Pro1, XF60mmF2.4 Macro R, F2.8 AUTO (1/350sec, ISO200, AWB, PROVIA)
 浅草寺の本堂はいつの間にか修復が終わっていました。それにしてもデカイ建物です。屋根瓦がこんなに立派だったとは再認識しました。もうちょっと絞れば良かったかも。

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FUJIFILM X-Pro1, XF60mmF2.4 Macro R, F4.0 AUTO (1/125sec, ISO200, AWB, PROVIA)
 せっかくなのでお参りしなくては。混んでいましたけど。本殿にぶら下がったこの提灯、どう見ても「志ん橋」って書いてあります。もちろん新橋のことだと思うのですが、浅草なのになぜ新橋? 何か謂われがあるのでしょう。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F5.6 AUTO (1/550sec, ISO200, AWB, モノクロ)
 西日の逆光を浴びる五重塔が綺麗だったのですが... どうにも綺麗に撮れません。そこで思い立ってモノクロモードにしてしまいました。うん、困ったときのモノクロ(暴言 A^^;)しかし、単に彩度をゼロにしただけのモノクロとは違って、この階調の出方はさすがフィルムメーカー、と思ってしまうのはあまりに贔屓目でしょうか。でも気に入ってしまいました。そう言えばGRDIIを持っていた頃、一時期モノクロモードにはまりましたっけ。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F5.6 AUTO (1/140sec, ISO200, AWB, モノクロ+Rフィルター)
 浅草寺の境内を抜けて東武浅草駅北口方面へ。古い時代ものの看板を掲げた写真屋さん(の残骸?)が目にとまりました。モノクロモードに気をよくしてアサカメ風に(はい、突っ込みはお受けいたします)。
 X-Pro1のモノクロモードは、通常のモノクロ以外に、R,Y,Gのフィルターをかけたのと同等のコントラストが出るモードが揃っています。元々モノクロフィルムとフィルターの使い方を知っているわけではないので、適当にRフィルターモードを選んでしまいました。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F5.6 AUTO (1/680sec, ISO200, AWB, PROVIA)
 そのまま隅田川河川敷へ。水上バス乗り場のあたりは絶好のスカイツリーポイント。アサヒビールのビルやら墨田区役所のビルやら、対岸はいろいろ賑やかです。西日が当たって綺麗でした。
 日没までいるとまた違った景色が見えたでしょうし、浅草寺や仲見世も日が沈んで照明が灯るとまた綺麗なんですよね。でも暑くて疲れてしまったので、今日はとりあえず退散することに。幸い浅草は近いのでまたいつでも来られるでしょう。

 なおこのレビューはボディのファームウェアがVer.1.01の状態で行っています。

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 今回の撮影の多くはOVFで行いました。近接撮影時はもちろんなのですが、XF60mm装着時もフレームが小さくなりすぎるので、撮影距離にかかわらずEVFにした方が良いと思います。

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FUJIFILM X-Pro1, XF35mmF1.4 R, F2 AUTO (1/90sec, ISO200, AWB, PROVIA)

 今回のような写真を撮る場合は、フレームの外まで見えるOVFはすごく使いやすく、写真を撮るリズムがしっくりときます。一眼レフでもライブビューでもない、この手のOVFは昔のフィルムカメラを彷彿とさせるわけですが、それは単に懐かしいと言うだけではなく、(欠点はあるけれども)理にかなったファインダー形式なのだと再認識します。
 また、当初は自分の好みからして恐らくXF35mmF1.4ばかり使うことになるのではないかと思っていましたが、実際使い始めてみたら一番しっくりきてよく使うのはXF18mmF2でした。むしろ35mmは一番使いづらく感じてしまいました。この辺はX-Pro1のOVFは18mmで一番使いやすく出来ているため、ファインダーを覗いてるうちに自然と18mmの画角で被写体を見てしまうのではないかと思っています。


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