酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

宇廼丸

 クリスマスの夜、東京スカイツリーのお膝元の押上でお寿司を食べてきました。メンバーはいつもの飲み仲間です。クリスマスと言うよりは何回目かの忘年会と言った方が良いかも。場所は十間橋の南側、浅草通り沿いにある「宇廼丸(うのまる)」という名のお店です。お寿司屋だけでなくフグ料理も名物だそうです。寿司屋ですからもちろん完全禁煙。

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 このお店を発見したのは多分一年以上前。建設途中の東京スカイツリーを見物に来たとき、お昼ご飯を食べたくて、適当に飛び込みで入ったのがここでした。そこで本格的な海鮮丼(いくつか種類がありましたが)を食べ、あまりの美味しさに記憶に残っていたのです。

 もちろん夜は昼とはメニューががらりと変わります。寿司は〆に取っておくとして、色々なおつまみを食べながら一杯飲むのに最適な雰囲気。この日もカウンター6席、テーブル席1つの小さなお店はすぐに満席になってしまいました。

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 スカイツリージョッキというのが飲み物メニューにあったのですが、出てきたのはこんなジョッキ。スカイツリーの姿がプリントされてるだけで、形は普通のジョッキでした。私は節酒中なのでこれよりももっと小さい普通のジョッキにしておきました(^^; 何はともあれまずは乾杯!

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 お通しはいくつか種類があって、選ばせてくれます。私は平目を頂きました。

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 今日はすごく寒いから... ということでいきなり茶碗蒸しが出てきました。何となく〆に食べるイメージがありましたが、いきなり茶碗蒸しも良いものです。体が温まります。

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 で、お刺身盛り。これで一人前。お寿司屋さんのお刺身って美味いですよね、当たり前ですけど。ネタはある程度希望に添って選んでくれます。この日は動向友人の希望で貝を多めに、という注文でした。

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 ハラス焼きとか。

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 江戸前の食べ物と言えば穴子。まぁ、今時本当に江戸前の食材なんて滅多にありませんが、それでもやっぱり東京の下町で食べる穴子はすごく美味いですです。

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 もうちょっと食べましょうということで、キノコの旨味和え。レシピが想像できない不思議な味わいでした。さすがプロの料理人。もちろん美味いです。

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 銀杏は松葉に刺さって出てきました。洒落ています。見た目に美しいというのも和食の重要な文化ですよね。

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 で、こうなるとやっぱりどうしても日本酒が...。今日はビール一杯だけと思っていたのですが、おいしい料理の誘惑には勝てません。えっと、お酒何だったっけ?〆張鶴? 忘れてしまいました。

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 最後は握りの特上で〆。いやいや、回ってるお寿司ではなくて、本当の寿司職人が握る本物のお寿司の美味いことと言ったらありません。海苔もパリパリのまま。それも、一貫ずつこちらの食べるペースに合わせて握ってくれます。いつでもどれでも握りたて。本当に美味いです。

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 穴子はトリで出てきました。江戸前寿司のこの味を覚えておけというご主人の意向でしょうか。
 私たちのコースが終わったら、ちょうどシャリが綺麗になくなったと言うことで、空のお櫃を見せてくれました。残念ながらお代わりもアンコール追加もできないようで、本日の営業は終了のようです。

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 最後にお店からサービスと言うことでデザートを頂きました。まだすごく若いんだけど... という断り付きででてきたのはメロン。確かに固かったですが、味は青臭さはなく、十分甘みが合って美味しかったです。

 このお店、お昼はリーズナブルなお値段ですが、夜は本格的寿司屋だけあってそれなりにします。お酒を飲むならなおさら。気軽にしょっちゅうは行けませんが、年に一度か二度、年末くらいはこんな贅沢もアリではないかと思います。


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