酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

大阪食べ歩き

 神戸焼肉の旅2日目の朝です。昨夜飲み過ぎたわりに目覚めはスッキリ(...ということにしておきます)。この日はまずは昨日京都から神戸へ移動し、素通りしてしまった大阪へ。焼肉の日メンバーな大阪の地元の方に案内してもらうことになりました。指定された待ち合わせ場所はJR鶴橋駅。鶴橋と言ばあれですよね、大阪の新大久保。コリアンタウンで有名なところです。

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 しかし今年は夜の焼肉を最初から最後までおいしく食べるため、昼間はあまり飲み食いをしないことを旅の重点テーマに据えています。しかし大阪・神戸で出迎えてくれる焼肉な人々は、そう簡単に見逃してくれるのでしょうか?色々心配しつつ鶴橋駅に降り立ちました。

鶴橋コリアンタウン

 駅を降りてすぐ路地裏のような通路へと入り込んでいきました。上に貼った写真のような幅の狭い通路が迷路のように入り組んでおり、小さな商店がひしめき合っていて、思い出したのは秋葉原のラジオセンター。ただし売ってるものは韓国食材や民族衣装、韓流芸能関係グッズなどなど。ジュースサーバーみたいなのでマッコリを売ってたり。すごい光景です。

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 小さな路地裏のようなコリアン街を抜けると、アーケードがかかった鶴橋市場商店街に出ました。この商店街にはコリアンばかりではなく普通のお店が並んでいます。しかもどことなく昭和を感じる風情のある古い商店街です。なぜかまっすぐではなくて微妙に左右にうねっていたりして、その昔は川だったのかも。

韓茶カフェ

 その商店街も抜けてさらに桃谷の御幸通商店街へ。ここは駅周辺よりもかなり整備されたコリアンタウンです。そこを進んでたどり着いたのが「韓茶カフェ 流れる千年」です。

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ここまで見てきた、何というか、とてもローカルな韓国料理屋さんと違って、非常に洗練されたオシャレなお店で、ちょっと拍子抜けと同時に安心。

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 料理は完全予約制と言うことで、ここでは休憩のお茶とデザートなど。まずはパッピンス。韓国風のかき氷みたいなもの。氷に小豆やらフルーツやら色々なものが乗っています。ちなみに写真のこれ、けっこうサイズがでかいです。一人で食べろと言われたらちょっと怯むくらい。今回は4人で一つ頼みました。これ、言われても韓国風とは分からないくらい普通においしいデザートでした。唐辛子が入っていたりはしません(^^;

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 そしてお茶。色々な種類があって、名前と能書きだけでは味の想像がつかないものばかり。勘で蓮の花茶を発注してみました。その名の通り蓮の花びらが入っていました。ホットですがさっぱりした味わいの夏向きなお茶でした。


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お好み焼き オモニ

 お茶が終わったら早速お昼ご飯へ。焼肉のためにお腹を空かせるとは言っても、三度三度のルーチンの食事は摂らなくては。ということで向かったのは、韓茶カフェからほど近い、やはり桃谷にあるお好み焼き屋さんオモニです。

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 周囲の商店街からも外れたひっそりとした路地にあって、しかしよく見るとまわりはやはり飲み屋さんや焼き肉屋さんがあったり。いずれにしても知ってる人に連れて行ってもらわなければ自力では絶対に見つけることができないし、万が一見つけたとしても入る勇気が沸かない類のお店です。しかし今回は地元民先導の下、堂々と安心して入店。

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 てっちゃんを皆でつつきながら、まずは乾杯。熱い夏の昼下がりのビールは美味い!

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 でもっていきなり焼きそば。ここでは席の鉄板は保温に使うだけ。この焼きそばもちゃんとプロが厨房の鉄板で作った上で持ってきてくれます。何やら大きめのちりとりみたいなものに乗せて。
 で、お店のお姉さん、この焼きそばを持ってきたときにうっかり段差に躓いてしまい、できたてほやほやの焼きそばをぶちまけそうになる「ヒヤリ・ハッと」が発生。お姉さんの正面にいたのはこの私。すんでのところで熱々の焼きそばをかぶりつつ、鋭利な金属製のちりとりに刺されるところでした。
 そんな事件の直後で心臓がバクバクしている中でも、焼きそばはしっかりと頂きました。関西にもこんなに濃い味付けの食べ物あるんだ、と感心するほど甘辛い焼きそばでした。

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 で、メインのお好み焼き。本日の参加者は9人なので、一人1個弱ペースで8玉発注。もちろんすべて違う種類のお好み焼き。まずは3玉やってきました。最後の味付けは自分たちでやります。

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 ソース塗ったりしてるそばからあれよあれよと4玉追加。まだ1個も食べてないのに。でもまだ未完成ですね。マヨネーズ塗って、鰹節や青のり乗っけて...

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 と言ってるうちに最後の1玉もデリバリーされ、我々の鉄板の上は大変なことに。早く仕上げなくては!

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 ということで、ようやく完成です。8玉のお好み焼き。どれがどれだかもはや分かりません。

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 ではみんなで頂きましょう。それぞれ井桁状に切って一切れずつ頂きます。どれを食べるかは早い者勝ち。ちょっと多すぎじゃない?と一瞬思ったりもしましたが、目の前の光景にアドレナリンが出て、狂乱のお好み焼き祭りはあっという間に終了。つまり完食してしまいました。


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天満散歩

 うっかり食べ過ぎてしまった後は腹ごなしの散歩。大阪環状線に乗って鶴橋から天満へ移動してきました。ここに何があるのかというと、天神橋筋商店街という全長2.6kmに及ぶ日本一長い商店街があるそうです。なんだか、大阪・神戸には商店街が多いですね。

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 立派なアーケードは前も後ろも見渡す限り続いていて、端っこが見えません。天満駅はちょうど商店街の中心あたりにあるのですが、今回は南側半分を散歩。特に何か買うわけでも食べるわけでもありません。

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 そして商店街のほぼ南端近くにあるの大阪天満宮へやってきました。「天満宮」と聞いて思い出しました。ここはあれですね、高田郁さんの時代小説、銀二貫の舞台になったお社に違いありません。この小説自体はフィクションですが、そこに描かれていた風景と風俗はこの地域に本当にあったものに違いありません。そんなこと考えながら参拝しました。

天満酒蔵

 長い商店街を再び戻り天満駅へ... と思ったら駅前を通り過ぎ、一行が吸い込まれていったのが天満酒蔵です。超ローカルないい感じの居酒屋です。ウナギの寝床のような細長い店を奥に進んで奥のテーブルに陣取ります。
 ここでは是非ハイボール、と思ったのですが、ソーダが切れているとのことでチューハイ、ハイボールは作れないとのこと。で、結局生ビールで乾杯となりました。

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 で、上の写真は「鱧ちり」。歴史的に関東では食べられなかった魚です。今の時代は東京でも時々見かけますが、やはり鱧を食べるなら関西ですね。

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 そしてどて焼きとか。もういい時間になってきて、夜の焼き肉に備えておなかを空かさないといけないのに、なぜかだんだん盛り上がってきました。飲み物も冷酒にいつの間にかスイッチ。壁に貼られたメニューはとても豊富で、しかも一品あたり150〜350円程度で安いので、目移りしてしまいます。

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 でもって、とうとうお刺身盛りも発注。カツオ、イカ、ホタテとあともう一品は何だったかな? それにしてもこのカツオはものすごく美味かったです。


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 なんかこの場にそのまま居座りそうな雰囲気が出てきた我々一行ですが、そろそろ大阪を後にして神戸へ戻らなくては。そうです、今夜もまた焼き肉の日2011イベントの2回目が開かれるのです。
 が、それはまた次回へ続きます。