酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

最近買った音楽2010

 前回、音楽ネタを書いたのがほぼ1年と1ヶ月前。ということで、ここ最近1年で購入した音楽の中からめぼしいものを感想とともに備忘録としてまとめておきます。ちなみにやっぱりCDではなくてiTunes Storeでダウンロード購入しています。(ここまで1年前の記事とほとんど同じ書き出し^^;)

 それにしても、最近はあまり新しい音楽を聴かなくなりました。と言っても、そもそも最近の音楽は... と講釈を垂れるつもりは全くなくて、単に私の生活のサイクルがちょうどそういう期間に入ってるだけだと思われます。iPhone4と新しいイヤホンを買って通勤中に音楽を聴くという習慣はちょうど復活したところですし。

Corinne Bailey Rae / The Sea

あの日の海

あの日の海


 今年の初めに発売されたアルバム。ずいぶん前から聞いてるような気がして、今年買ったアルバムだとは思いませんでした。2枚目のアルバムにしてすでにかなり円熟してしまった感があります。前作のしっとりした中にも軽快な明るさが感じられたのとは対照的に、少し静かで湿っぽくなったようです。それだけに声に艶があって相変わらず綺麗なんですけどね。
 やっぱりデビューアルバムがヒットした後、このアルバムを出すまでの間に旦那さんを亡くしたことが、これらの曲にも影響しているのでしょう。そういう背景のドラマを知った上で聴くとより味わい深いです。そう考えるとBGMとして何となく聴くにはちょっと重いですけど。

Michel Branch / Everything Comes and Goes

Everything Comes & Goes

Everything Comes & Goes


 今年の9月に発売になったアルバムです。Michel Branchは"Hotel Paper"が個人的にかなり気に入っていて、ずっと新しいアルバム待っていたのですが、先日偶然に発売されているのを見つけました。が、なぜかカテゴリーが「カントリー」になっていて、これは同姓同名の別人か??と思ったのですが、どう見ても本人。
 カントリーな訳ないと思って、そのまま購入して聞いてみたら、1曲目からいきなりカントリー調でのけ反ってしまいました。いったい彼女に何があったのでしょうか?でも、さすがにコテコテのクラシック・カントリーばかりではなく、うまく現代調にアレンジされていますし、FMでも良くかかっていた2曲目の"Sooner or Later"などは、普通に彼女らしいPOPSでちょっと安心しました。

KEANE / Perfect Symmetry

Perfect Symmetry

Perfect Symmetry


 KEANEもデビューアルバムからとても好きでよく聞いていました。2ndの"Under the Iron Sea"もかなりお気に入り。この3rdアルバムは1年半前に発売されていたようですが、全然気づかずにいました。で、つい先日試聴もせずに買ってみたのですが... これまた「何じゃこりゃ!?」になってしまいました。
 KEANEと言えば、湿っぽいねっとりとした雰囲気の綺麗なメロディに、少年の声かと思うような高音が透き通るボーカルが特徴で、それが好きだったのですが、今回はなんというかピコピコしていて、妙に明るいのです。これが最新のUKの音楽なのか?
 私の正直な感想を言えば、80年代のシンセサイザーをとりあえず使ってみました的な古くさい音楽に聞こえてしまい、なんか納得いきません。彼らは何か新しい方向性を探っているんでしょうかね。音楽として良い悪いは分かりませんが、私の期待しているKEANEではなくなってしまったのは確かなようです。

Diana Krall / The Look of Love

Look of Love

Look of Love


 このアルバムを買った目的は一つ、4曲目の"Cry me a river"を聞きたかったから。この曲は古くからあるジャズ&ブルースのスタンダードだそうです(Wikipediaより)。4月のJamie Cullumのライブで聞いて以来気になって、いろいろな人が歌っているバージョン(あのJustin Timberlakeも歌っています)を聞いていたのですが、彼女の歌う"Cry me a river"が一番しっくり来ました。ジャケットの写真に写る、金髪のグラマラスなお姉さんに興味を持って、1曲だけではなくアルバムごと買ってしまいました。
 で、これは典型的な女性ボーカルのスタンダード・ジャズです。猛烈に格好いいです。たまにはこういう音楽がiPhoneから流れてくるのも良いものです。

Nate James / Revival

Revival

Revival


 ジャケットの写真からするとR&Bというかソウルの大御所っぽい貫禄がありますが、まだこれが3枚目のアルバムだし、年齢も若いはず。とにかくノリが良くて元気が良くて明るい楽しい音楽を歌う彼が、往年の名曲達をカバーしたアルバムです。オリジナルは1曲もないという潔さ。
 選曲はもちろん彼自身によるそうです。意外なほどにいろんなジャンルの音楽が混じっていますが、どれもこれもアレンジされていて、うまく歌いこなしています。というか、各曲のオリジナルに思い入れが全くないので、安心して聴いていられるのかも。1stと2ndアルバムは最初は「良い!」と思ったものの、すぐに飽きてしまったのですが、これは聴けば聴くほど気に入ってきて、今でもよく聴いています。

秦基博 / Documentary

Documentary(初回生産限定盤B)

Documentary(初回生産限定盤B)


 最近の邦楽では彼の音楽が唯一とても気に入っています。メロディも良いし歌詞も良いし歌も上手い! 先月この新アルバムが出たということですぐに買ってみました。これでアルバムは3枚目かな? 前作と前々作も良かったですが、個人的には今回のアルバムが一番いいと思います。中でも"メトロ・フィルム"が特に気に入りました。
 と言っても、曲のタイトルやら歌詞なんかをよく読むと、どう考えても高校生か中学生あたりの、少なくとも10代の思春期を歌ってるようで、何をどう考えても世代が違うおじさんが「これは良いなぁ」としみじみ聴いているのも、変な感じがしますが。まぁ、理屈は抜きに気に入ってしまったのだから仕方がありません(^^;

Jamie Cullum/THE PURSUIT

ザ・パースート(初回生産限定)

ザ・パースート(初回生産限定)


 このアルバムはすでに1年前にiTunes Storeで購入済みなのですが、4月にライブに行ったときに、会場で記念にCDも買ってしまいました。日本盤には日本向けだけのボーナストラックが2曲入っています。2曲とも誰かのカバーかな?
 その代わりiTunes Storeで買ったアルバムに入っていたボーナストラック2曲は入っていませんでした。曲数で言えば差し引きゼロ。でもファンとしてはボーナストラックを合計4曲手に入ったことで、iPhoneのライブラリは全16曲の長大なアルバムになったので満足です(^^;