酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

F1日本GP2010 フリー走行3回目

 フリー走行1回目2回目が無事終了した金曜日から明けて、問題の土曜日がやってきました。この日は午前中に60分のフリー走行3回目と、午後には公式予選が予定されています。天候は予報通り、朝から雨が降っていました。

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ルイス・ハミルトン/マクラーレン
PENTAX K-7, DA*60-250mmF4ED, 1/125sec, F4.5, ISO100, -0.3EV, WB:AUTO


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メルセデスSLS/F1セーフティーカー
PENTAX K-7, DA*60-250mmF4ED, 1/100sec, F6.3, ISO100, WB:AUTO

 朝9時前に鈴鹿サーキットに着いた時点では、それほど雨は強くありませんでした。幸い風もなく霧が立ちこめるようなこともありません。傘(観戦席では禁止されています)あるいは合羽が必要なレベルではありますが、このままなら普通にウェット・コンディションになりそうです。

 実際のところ、明日の決勝がもしドライになるとしたら、予選に向けてのセッティング戦略で各チームは頭を悩ませているだろうとか、ドライなら今年は予選で鈴鹿のコースレコードが久々に更新されそうだったのにウェットになって残念とか、そんな噂話があちこちでされていたほどです。暢気なものです。

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ヤルノ・トゥルーリ/ロータス
PENTAX K-7, DA*60-250mmF4ED, 1/100sec, F5.0, ISO100, WB:AUTO


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ビタントニオ・リウッツィ/フォースインディア
PENTAX K-7, DA*60-250mmF4ED, 1/80sec, F6.3, ISO100, WB:AUTO


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ロバート・クピサ/ルノー
PENTAX K-7, DA*60-250mmF4ED, 1/100sec, F5.6, ISO100, -0.3EV, WB:AUTO

 最後のフリー走行は予定通りに11:00に始まりました。この日、まず午前中の観戦&撮影場所に選んだのはヘアピンです。ヘアピンの周辺にはカメラマンシート専用のエリアが3カ所も用意されています。私はクリップ付近のコーナー外周部、やや立ち上がり側の土手の上に陣取りました。ここからは、立体交差をくぐった先の100Rから、ヘアピンを回って200Rに消えていくところまでをすべて視界に収めることができます。目の前のヘアピンのクリップ付近はかなり近くなっています。

 ちなみにこの日は終日雨と分かっていたので、レンズはSIGMAの120-400mmF4.5-5.6ではなく、PENTAX純正の60-250mmF4EDにしました。このレンズはK-7ボディと同じく防塵防滴処理がされており、土砂降りの雨の中でも使用可能とされています。とはいえ、もちろんレインカバーは用意してありますが。

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ニコ・ロズベルグ/メルセデスGP
PENTAX K-7, DA*60-250mmF4ED, 1/80sec, F7.1, ISO100, WB:AUTO


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ルイス・ハミルトン/マクラーレン
PENTAX K-7, DA*60-250mmF4ED, 1/125sec, F4.5, ISO100, -0.3EV, WB:AUTO


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ニコ・ヒュルケンベルグ/ウィリアムズ
PENTAX K-7, DA*60-250mmF4ED, 1/60sec, F8.0, ISO100, WB:AUTO


 さて、セッションが始まって最初こそ各車が様子見に出てきたものの、そのまま一周するだけで、だれも走り込みをしません。午後の予選に向けて、ウェット向けのセッティングをする場合はもちろん、ドライ向きで行く場合でも確認が必要になるので、みんな積極的に走ると思っていたのですが、当てが外れました。
 閑散としたコースを眺めているうちに時間はどんどん過ぎ、しかも雨が激しくなってきました。周囲は一段と暗くなり、コース上はウェットを遙かに超えて、川が流れている状態。確かにフォーミュラカーが走る状態ではありません。

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ハイミ・アルグエルスアリ/トロロッソ
PENTAX K-7, DA*60-250mmF4ED, 1/125sec, F4.0, ISO125, -0.3EV, WB:AUTO


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ハイミ・アルグエルスアリ/トロロッソ
PENTAX K-7, DA*60-250mmF4ED, 1/100sec, F4.5, ISO100, WB:AUTO


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ハイミ・アルグエルスアリ/トロロッソ
PENTAX K-7, DA*60-250mmF4ED, 1/100sec, F4.0, ISO160, WB:AUTO

 そんな中、セッション終盤になって一人周回を続けていたのが、トロロッソのハイミ・アルグエルスアリです。超ヘビーウェットの中、ミスをしてマシンを壊してしまったら予選に出られなくなるかもしれません。そんなリスクを押して、なぜか彼だけは周回を続けています。この一瞬、観客の多くがアルグエルスアリのファンになってしまいました。
 結局そのままフリー走行3回目はアルグエルスアリの一人舞台のまま終了。しかもお昼を過ぎて雨脚はますます強くなってきました。もう土砂降りもいいところです。

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カメラもびしょ濡れになってしまいました。

 その後雨は強くなることはあっても、弱まる気配もなく降り続け、予選は予定の14時を過ぎても始まらず、時折インスペクションカーのメルセデスSLSが走るだけで、30分の延期を繰り返します。15時前に3回目の30分延長が決まったところで、私は諦めて帰ることにしました。今時点で予選ができないなら、この先数時間のうちに出来るようになるわけがないし、そもそももうすぐ日没を迎えてしまいます。

 結局午後4時前の段階で予選は翌日の午前中に延期されることが決定しました。そのニュースを私は近鉄の白子駅で知りましたが、詳しい時間などが分かりません。方々にメールを打ったり、Twitterを使ったりして情報集め。ネット&モバイル機器(ただの携帯電話ですが)の力は偉大です。

 宿を構える名古屋に戻り、この日からF1観戦に合流した友人達と日本GPを記念して宴会をし、翌日雨が上がることを祈ります。晴れなくてもいいのでせめて曇って欲しいと。

※各エントリーに貼らなかった写真も含めFlickrにまとめてアップロードしてあります。
 F1日本GP 2010 -a set on Flickr