酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

駒形どぜう

 東京のどぜう鍋御三家の一つ、浅草の駒形どぜうへ久しぶりに行ってきました。浅草の繁華街から国道6号線沿いに少し南へ、休日のためかあたりはひっそりしている中で、駒形どぜうの周囲だけ異様な人だかりがしていました。最初遠くから見たときには、何かテレビの撮影でもやってるのかと思ったほどです。過去に何度もここには訪れましたが、こんなに混んでいたことはありません。
 店の前でお客さんを捌いているおじさんにダメ元で聞いてみたところ、30分ほど待てば入れるとのこと。待ち行列はどう見ても30人はいるので、本当かな?と思ったのですが、見ていると次から次へと名前が呼ばれてお客さんが店内に吸い込まれていきます。結局ほぼ30分待ちで入ることができました。

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 1階は座敷および個室席、地下1階がテーブル席となっています。今回は初めて地下のテーブル席に案内されました。本当は座敷の方が雰囲気あっていいのですが、混んでるので贅沢は言えません。それにテーブルと椅子の方が楽ちんではあります。

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 瓶ビールで乾杯したらさっそくどぜう鍋をいただきます。薄い鉄鍋に敷き詰められた下ごしらえ済みのドジョウと特製のつゆを炭火で暖めて煮込みます。
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 ネギは無料。席にあらかじめ用意されていてお好みで乗せます。ゴボウを乗せても美味しいのですがゴボウは別料金。
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 まるまるドジョウの形をし普通のどぜう鍋が苦手な場合は、写真のような"さき鍋"もあります。こちらのほうが"料理がしてある感"があって、いくらか食べやすいかも知れません。でも、私的にはどちらも泥臭さも臭みもまったくなくて美味しいと思います。
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 最後はネギだけぐちゃぐちゃに煮込むのがまた美味しいのです。

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 どぜう鍋にはやはりなんと言っても日本酒が合います。しかも駒形どぜう限定の「ふり袖たれ口」というお酒の美味いことと言ったらありません。結局4人で四合瓶を2本空けてしまいました。

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 もちろん鍋以外の料理もあります。これはどぜうの蒲焼き。鰻ほど脂がないのでけっこうあっさりしています。
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 で、絶品なのがこの柳川。ある意味、どぜう料理の王道かも。この他にも、どぜうの唐揚げとか卵焼き、茶碗蒸しやお茶漬けとどぜう汁などもありますし、鶏つくねや鯨料理などもあってメニューは豊富です。

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 冷や酒飲んで酔っ払ってきたところで、最後は熱燗で〆です。おちょこが洒落ててかっこいいです。

 久しぶりのどぜう鍋を十分堪能しました。日本酒に合いすぎて酔っ払いすぎるのが欠点です。いや、これは長所か? どぜうの季節は夏場との説もありますが、やっぱり暖かい物だし冬に食べるのが美味いです。今度は御三家の残りの二つ、飯田屋や伊せ喜にも久しぶりに行ってみたいと思います。


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