酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

だるま

 このお店は過去に何度も来ているのですが、そのたびにひどく泥酔してしまうというジンクスがあります。毎回つい飲み過ぎてしまうほどにこのお店は雰囲気が良くて、食べ物も飲み物も美味しくて、門前仲町界隈の居酒屋としては、個人的には一番好きなお店です。いや、錦糸町、新小岩を含めても一番かも。
 しかし、場所的になかなか門前仲町へ飲みに行こうと言うことは多くなく、時々しか来られないのですが、今年は春先から二回ほどこのお店を目指してわざわざ門前仲町までやってきたのに、二回ともお休みで店先で呆然としてしまいました。そして三度目の正直ということで、今回は事前に電話をして営業中であることを確かめてから行きました。

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 入り口は至って質素、というかビールケースが積まれたりして雑然としています。提灯がかかっているだけで暖簾もなく、初めてだとなかなか入りづらい雰囲気。しかし、実際はそんな気後れする必要は全く無く、誰でも温かく迎えてくれます。席さえ空いていれば、ですが。この日もまだ明るい時間に行ったのですが、カウンター席は満席でした。我々は奥のテーブルに陣取ってまずは大生ビールで乾杯です。

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 このお店独特のシステムがこのチューハイの飲み方。チューハイはジョッキになみなみ注がれた焼酎の水割りが出てきます。そのまま飲むもよし、味付けするもよし。味付けはテーブルにおいてあるカクテル用のレモン果汁とライム果汁を使ってお好みで。最初はドボドボと入れすぎて激しく酸っぱくなってしまったりします。何杯か飲むうちに加減が分かってきます。

 以下、激しく美味しい食べ物をずらずらと紹介しておきます。
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 まずはなんと言っても「まぐろブツ」。ほとんど枝豆並にすぐに出てきます。飾り気のない真っ赤なぶつ切りのマグロは最高のおつまみです。

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 最近私たちの間でブームの「ハムカツ」。何処に行ってもメニューにある限り必ず頼んでしまいます。ここのハムカツは身も衣も薄くて、あまり他では見たことないような姿でした。もちろん美味いです。

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 つくねです。見た目はジューシーですが、中身は意外にさっぱりした味わい。ショウガがとても効いています。でもショウガ嫌いな私でも美味しく食べられます。

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 野菜も食べなくては、ということでポテトサラダを頼んだら、人数いるからサラダ盛りにしたら?と勧められて出てきたサラダ。何でもないのにとっても美味いです。特にポテトサラダ。タマゴがたっぷりでマヨネーズもかなり多め。ヘルシーかどうかは別にして、猛烈に美味くて、口をさっぱりさせる効果は絶大。さらにお酒が飲めてしまいそうです。

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 今回のヒット作はこれ。「豚バラのトマト串焼き」です。見たまんまなのですが、出てきた直後は熱すぎて、そのまま口に放り込むのは危険です。プチトマトもかなり大粒のものが使われています。これ、本当に美味いです。

 料理のお値段はおおむね一皿600円前後。量とか考えると実はそんなに安い!と言うほどではありません。少人数できて、飲み食いすると結構なお値段になったりします。しかし、4人くらいいると普通に飲み食いしてちょうどリーズナブルなところに収まるような気がします。今回は6人いたので思ったよりもかなり安くすみました。

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 何よりもこの雰囲気が落ち着きます。人気店らしく、次から次へとお客さんがやってきました。私たちはちょっと長居してしまったのですが、さっと飲んでさっと帰って行く、上級者な人たちもたくさんいます。二人の看板娘を含む店員さんはてんてこ舞い風でありながら、オーダーはしっかり通るし、ちゃんとデリバリーされてきたりして、注文裁きはみごと。時折お酒が多めに来たりしましたが、まったく問題ありません。ここは本当に良いお店です。



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