酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

未露光

 先週借りてきたHASSELBLAD 500C/Mで早速写真を撮ってみました。ブローニー判フィルム1本で12枚しか撮影できませんので、デジタルカメラに慣れた身にしてみれば、半日も待たずにあっという間に1本撮り終えてしまいます。
 そのまま次のフィルムを装填しようかとも思ったのですが... いろいろ初めてなこともあり、まずはこの1本の仕上がりを見て、問題点や反省点などを確認してからにしようと思い直し、まずは1本だけ現像に出してしまうことに。そして、その最初の1本がようやく上がってきました。結果は...
 何も写っていませんでした(ToT)

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 同時プリントでお願いしたはずなのに、帰ってきた袋に入っていたのはロールのままのフィルム。「現像結果ご連絡表」という紙切れには「未露光」の項目に赤丸がしてあります。現像済みのフィルムを見てみれば、見事に何も写っていません。大幅に露出が狂っていたとしても、何かうっすらと写ってるはず。ここまでクリアだということは、全く露光されていないとしか思えません。

 失敗フィルムを受け取り、がっくりうなだれて家に帰る道すがら考えたのは、フィルムの装填を間違えたのではないか?と言うことです。もしかして表裏間違えて装填してしまったとか。何しろブローニーフィルムに触るのも初めてですし。

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 自宅に着いてから早速現物で確認してみました。新しいフィルムを使って再度フィルムの装填方法を一から確認。すると、やはりどう考えても「裏巻き」はあり得なさそうです。構造的に可能かどうかという問題の前に、裏巻きしようとしたら絶対に気づくはず。フィルムのリーダー部の表と裏は見た目が明確に違います。記憶をたどってみても正しく装填したとしか思えません。
 ただし、ここで最初のフィルムの装填方法に問題があったことを発見。圧板の隅っこにはフィルムクランプというものがあり、ピント面を安定させるためにフィルムはその下に通さないといけなかったようです。しかし最初の1本は上を通してしまいました。これでは、仮に何か映っていたとしても、ピンぼけの嵐だったことでしょう。
 それはさておき、未露光の原因は何なのか? ちゃんと規定枚数でフィルム巻き上げは終了したので、フィルム送りには問題ないし、一眼レフなのでキャップを外し忘れたと言うこともあり得ません。バックの遮光板を挿したままではシャッターは切れません。ということはシャッターが開かなかったとしか思えません。

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 まさかと思いつつバックを外して裏から覗き込みつつシャッターを切ってみると... スピードの設定にかかわらずシャッターは全く開いていませんでした。でも確か最初に動作確認したときはちゃんと動いていたはず。いつから動かなくなったのだろう。

 引き続きいろいろ調べた結論、シンクロ接点を"M"にしてあるとシャッターが開かないことが分かりました。"X"にすればちゃんとスピードに応じてシャッターが開きます。"M"で動かないのは仕様ではなく故障です。最初の動作確認時はX接点だったのが、いざ撮影をするまでの間にM接点に動かしてしまったものと思われます。
 しかし、とりあえずフラッシュを使う予定はないので、シンクロ接点の設定はどこでも構いません。今週末にでも再度フィルム装填して、初撮影に挑みたいと思います。

 今度こそは、せめて何か映ることを期待して・・・(A^^;