酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

初小川

 二週間前に飲み歩きしたばかりですが、浅草にまたまた行ってきました。というのは、前回は友人が口コミの評判を見て良さそうだと言うことで行ってみたものの、満席完売で入れなかった鰻屋さんに行くためです。後日すぐに幹事さんが予約を完了。満を持してリベンジのためにこの土曜日に出かけてきました。
 そのうなぎ屋さんとは「初小川」というお店です。
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 土曜日の夕方五時、前回見たつれない看板がこの日も掛かっていました。店先はスイセンの花が咲いていたり、建物も古めかしくて、とても雰囲気があって良い感じです。

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 薄暗い店内は、思いの外狭くて内装も雑然としています。奥の座敷は四席くらい。入り口すぐそばにはかなり狭い二人席。店の中央に大きなコの字型のテーブルがおいてあり、ここは六人席。今回の我々一行六人でこの席を占領してしまいました。

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 鰻は焼くのに時間がかかるので、最初にいっぺんに注文してしまいます。量とペースが分かりませんが、めぼしいものは思い切って最後の鰻重まで一気に発注してしまいました。お酒はちょびちょび追加でOK。
 まず出てきたのは鰻の肝焼き。見た目は真っ黒ですが味は最高です。焦げ目の苦み、鰻のジューシーさ、肝の旨味が絶妙です。肝焼きはあまり食べたことありませんが、本当にこれは美味い!
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 次は白焼きです。わさび醤油でいただきます。鰻の白焼きって本当に美味しいですよね。中でも今回食べたこの白焼きは特に美味しかったです。塩っ辛さが江戸っ子にはちょうどいい感じです(適当言ってます^^;)
 飲み物は最初は瓶ビールで乾杯していたのですが、この白焼きが出てきたあたりでこれは日本酒でいただかなくては!ということで、残ったビールを慌てて飲み干して、熱燗にスイッチ。鰻には(普通の)日本酒がよく合います。
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 そして蒲焼き。皮も含め箸でサクッと切れて、一方でプリッとした張りもあって、脂のしつこさがない、素晴らしく美味しい蒲焼きでした。タレも甘みが少なくて好みな方です。これはかなり日本酒がすすみます。
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 最後は〆の鰻重です。これは中サイズ。先ほどの蒲焼きとほぼ同じサイズの鰻が出てきました。ご飯も実はそんなにたくさん入っていません。最初発注した時点では「そんなに食べられるかな?」と少し心配していましたが、全く問題なしです。たぶん上でも食べられたと思います。
 良い雰囲気の人気店と言うことでしたが、これだけ食べて、お酒も結構飲みましたが、そんなにお高くありませんでした。普通の居酒屋で一回飲むのとそんなに変わりません。鰻は脂っこくて、食べすぎると胃もたれしそうですが、ここの鰻はさっぱりしていて、お腹に余裕がある限りいくらでも食べられそうです。

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 ふとお店の入り口を振り返ると、猫が気持ちよさそうに横たわっていました。鰻で餌付けされているわけではなさそうです。でも美味しそうなにおいに釣られてやってくるのでしょうか。お店の女将さんとは仲良しなようです。

 お店を出るときにも、多くの人がお店の前にやってきていましたが、女将さんは「予約いただかないと入れません」とキッパリ断っていました。席の問題もありますが、鰻の準備等々あるのでしょう。たまに飛び込みでは入れたという情報もありますが、基本的には予約必須なようです。


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 鰻 初小川
 東京都台東区雷門 2-8-4
 03-3844-2723
 [月〜土] 12:00〜13:30 17:00〜19:30 [日・祝] 17:00〜19:30、不定休

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 鰻を食べ終わってから浅草の街をさまよい二次会、三次会へ泥酔コースをたどったのは想像通りです。その途中で久しぶりに浅草寺へお参り。勢いでおみくじを引いてみました。見事に「凶」を引き当てました。酷いことばかり書いてあります。何もかもうまくいかない!

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 「神仏にすがり、災難を防ぎましょう」ってことなので、少し余計に浅草寺にお賽銭投げてすがってきました。効果はともかく、夜の浅草寺はいっそう美しいです。