酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

浅草散歩

 東京でも有数の観光地にして魅惑の飲み屋街。江戸を舞台にした時代小説にも下町の代表としてよく登場する浅草。何度も訪れている場所ですが、飽きると言うことがありません。つい先日の天気の良い休日にもカメラをぶら下げて出かけてきました。今回はあえて雷門、仲見世、浅草寺という王道コースは通らずに、その周辺の裏道をてくてくと散歩がてら写真を撮ってきました。カメラはいつも通りのK-7、レンズはFA31mmの一本勝負です。

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K-7, FA31mm, 絞り優先, 1/50sec, F4.0, 分割測光, ISO100, WB:AUTO

 伝法院通りに出ていた小さな屋台のような草履屋さん。この一帯には単なる旅行客相手のお土産品屋さんではない、本格的な専門店が並んでいたりします。この草履屋さんがどうかは分かりませんが、並んでいる商品は結構なお値段がするものばかりでした。

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K-7, FA31mm, 絞り優先, 1/1000sec, F2.8, 分割測光, ISO100, WB:AUTO

 浅草は人力車天国です。休日ともなると雷門付近にはずらっと人力車と車夫さんが並んで客引きをしています。人力車は明治以降の乗り物ではありますが、もちろん明治以降だって浅草の歴史の一部な訳で「そんなのおかしい」というのは野暮ってものです。車夫さんはもちろん観光ガイドが主な業務。ここはちょうど伝法院の門前。重要な観光ポイントの一つ。前景になるものを無理矢理探して慌てて撮ったので、実はどこにもピントがきていません...。

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K-7, FA31mm, 絞り優先, 1/400sec, F2.0, 分割測光, ISO100, WB:AUTO

 伝法院の門前脇の小さな門を入ってみると、そこにはひっそりと小さなお堂がありました。鎮護堂というそうで明治以降に建立されたようです。浅草の喧噪から遮断されたその空間はものすごく静かでほっとします。

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K-7, FA31mm, 絞り優先, 1/30sec, F5.0, 分割測光, ISO100, WB:AUTO

 和装品の店先のショーウィンドウ。浅草には草履屋だけでなく、着物屋さんはもちろんのこと和装の小物雑貨屋さんもたくさんあります。自分では持っていないようなものばかりで、珍しくて店先を眺めているだけでも楽しめます。時折目を引いて無性に欲しくなってしまうものも。左下のナマズ柄のバッグとか、なんか良いですよね(^^;

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K-7, FA31mm, 絞り優先, 1/320sec, F3.5, 分割測光, ISO100, WB:AUTO

 忽然と通りのど真ん中に置かれた歌舞伎役者風の人形。行きすぎた観光地化の弊害... のようにも見えますが、一応ちゃんと謂われはあるようです。仲見世通りの東側の一角には幕末から明治にかけて、有名な歌舞伎作家が暮らしていたそうで。この人形はその代表作に登場する主役の一人。

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K-7, FA31mm, 絞り優先, 1/500sec, F8.0, 分割測光, ISO400, WB:AUTO

 浅草の新しい名所となりつつあるのが駒形橋あるいは吾妻橋付近から眺めるスカイツリーとアサヒビール本社の眺め。昨年11月にスカイツリーを見物に行ったときは、まだ200mそこそこだったタワーは、現在ではすでに400mに迫ろうかという高さまで成長しています。ここだけでなく、浅草の路地からもふと見上げるとその姿を見ることができます。この写真はなにも引き算になっていませんが、スカイツリーを目の前にすると無性にシャッターを切りまくってしまいます。

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K-7, FA31mm, 絞り優先, 1/2500sec, F3.2, 分割測光, ISO400, WB:AUTO, カスタムイメージ: ほのか

 大川沿いのただの柳の木。というか、このカットは何を思って撮ったのか定かではありません。前のスカツリもそうですが、なぜかこんなに明るい屋外なのにISO400に設定してるし。その辺の事情はまた別エントリーを書きます(A^^;

 どうにもならないへたくそな写真ばかりですが、仕上がりがどうこうよりも、写真を撮りながら散歩するのが楽しいです。そんな場合に浅草はうってつけ。でも良い写真を撮るにはこんなに難しい場所もありません。また挑戦したいと思います。