酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

野沢温泉2010(3日目)

 2日目からの続きです。明けて土曜日の朝は雪が少しちらついていましたが、朝食を食べてゲレンデに出る頃には、空には晴れ間が覗いてきました。この3日間で初めて見る青空です。気温も寒すぎない程度に低く、絶好のスキー日和になりそうです。

《朝食はこんな感じ。中央は"畑の刺身"と呼ばれる野沢菜料理》

 チェックアウトなどのために出発がやや遅れましたが、天候や気温の状況からして、きっと朝のスカイラインは昨日以上に素晴らしいに違いないと思い、真っ先に長坂ゴンドラへ。しかし、そこには長蛇の列が待っていました。昨日まではゴンドラが人を待っていたのに。20分待ちと言われた列の最後尾に並びましたが、実際には10分そこそこでゴンドラに乗れました。
 2月のこの時期はやはり一番人出が多いのでしょうか。思いだせば7年くらい前に初めて野沢温泉に来たときにも、このくらいの待ち行列ができていたことを思い出しました。スキー人口が多かった昔は、もっともっと混んでいたという話も聞きます。あまりに混むのはうんざりですが、適度に混雑するくらいが活気があって健全なのかも。

《長坂ゴンドラの待ち行列は建物を一周取りかこんでいました》

 ゴンドラ終点の上の平は一面樹氷の世界。真っ白な雪と澄んだ青空が織りなす景色は圧巻です。そばにいた見知らぬ年配の夫婦は、しきりに景色に感動し「これだからスキーは止められないね」と頷きあっていました。まったくその通りです。私もこんなに見事な樹氷の森を見たのは初めてかも知れません。

《見事な樹氷が並ぶ文字通り白銀の世界》

《青空とのコントラストが綺麗です》

 上の平からスカイラインコースへの連絡リフトにも長い列ができていて、もしかしたらスカイラインコースはものすごく混雑していて、楽しく滑ることができないかも?と危惧したのですが、多くの人はやまびこゲレンデに向かうらしく、スカイラインは昨日以上に空いていました。

 青空と良くしまった雪。人も少なくてコースをいっぱい使って自由に滑れます。普段は気がつかない風を切る音が耳に残り超爽快な気分!

《木島平はもちろん、遠くの北アルプスまで見渡せます》

 体力と時間に余裕があれば、何本でも滑っていたいところですが、午後には帰途につかねばならず、また3日目とあって体力もそろそろ限界に達しつつあります。無理はせずに、柄沢の麓まで降りて残りの時間はゆっくりと過ごすことに。
 早めのお昼ご飯を食べてからは、気分転換にソリで遊んでみました。ソリは麓の食堂で無料で貸してくれます。子供限定かも知れませんが、リフトにソリを持って乗ってる人(子供連れ)もいました。

《ソリ遊びに夢中になるいい歳した大人たち》

 ゲレンデの端っこでしばしソリで滑ってみましたが、幸か不幸か斜度がほとんどなく、あまりスピードは出ません。それでもおしりの下でスルスルと滑っていく感覚は新鮮で、なぜかとても興奮します。視線が低いのでスピード感も倍増。これでリフトに乗って上から滑ってくるのはさぞかし楽しいだろうと思います。いや、やりませんでしたが。

《最後に温泉街の中心部を散歩》

《名物のおやきも食べました》

 ということで、残念ながら帰りのことを考えて午後1時過ぎにスキーは終了。野沢温泉アリーナで一風呂浴びて、温泉街の中心地へ散歩。お土産屋さんなどを見て回り、お焼きを食べたりして過ごしました。これでほぼ予定の日程は全て消化です。思い残すことはありません。いや、まだまだ野沢の楽しみ方はあったはずですが、それはまた次回。

《306の除雪もすっかり完了。そろそろ帰りましょう。》

 帰りも上信越道から中央道経由をとりました。往路もそうでしたが高速料金は八王子まで片道たったの\1,000です。初めてではないですし、あらかじめ分かっていたことですが、料金所通過時の表示を見ると改めて驚いてしまいます。
 野沢温泉を訪れたのはこれで4回目。過去3回もそうですが、ここは本当に"記憶に残る"すばらしいスキーリゾートです。スキー場はもちろんですが、宿や商店、温泉施設などなど、村全体が一体となってスキー客をもてなしてくれていることが実感できます。他にも良いスキー場、スキーリゾートはいっぱいありますが、野沢温泉は別格。また何度でも訪れたいと思います。