酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

二眼レフカメラ:組立

 二眼レフカメラを買いました。新品でお値段は\2,500でした。というか、写真でもうお気づきと思いますが、学研が発行している大人の科学という雑誌(?)の先月号の付録に、組み立て式の二眼レフカメラがついていました。一部で大人気のようでして、私も冷やかし半分に買って作ってみました。



 パーツはほとんどがプラスチック。組み立てはねじで、接着剤等は一切使いません。もちろん必要なねじとドライバーが付属していますので、何も用意しなくても組み立てられます。説明書は文章が非常にわかりにくいのですが、絵と実物を見比べて勘で組み立てていけば何とかなります。一部、シャッターのチャージ機構の部分はかなり悩みましたが。

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組み立て前のパーツの箱。プラモデル式ではなく、全部品がすでに小分けされています。

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シャッター機構を組み立て中。3つのプラスチック部品とバネから構成されます。

 やり始めれば簡単に作れるのだろうと思っていたのですが、何かいやな予感がして平日は手を出さずにおいたのですが、正解だったようです。完成までに思ったよりも時間がかかってしまいました。と言っても。多分1時間程度だと思いますが。工作はなかなか楽しいものです。

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だいぶ形になってきました。

 組み立てで苦労したところと言えば、まずはシャッター。特にバネCの組み込み方が説明書を読んでも分からず、いろいろ仮組みしながら、どうすればシャッターとして機能するか試行錯誤してしまいました。分かってしまってから説明書読めば、なるほど、そういいたいのか!と分かるのですが。この部分は問い合わせが多かったのか、現在はWEBにシャッター部の組み立て方が動画で載っています。コレを先に見るべきだったかも。

 あとは、ミラーやスプロケットの組み込み前にサイドカバーのねじを締めすぎてしまったり、スクリーンのはめ込みに苦労したり、ファインダーの遮光板を左右間違えてしまったり、といった程度です(A^^; でもまぁ、なんとか出来上がりました。

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完成!

 このカメラ、スペックがよく分からないのですが、レンズの焦点距離は多分50mm前後ではないかと思われます。プラスチックの単玉で絞りも固定。絞り値は分かりませんが、しかし結構明るいようです。最短撮影距離は50cm。シャッター速度も固定で約1/150秒程度だそうです。スクリーンにぼんやり浮かび上がる画像ではピント合わせは簡単ではありませんが、2m以上はパンフォーカスになります。

 フィルムは35mm幅の135フィルムを使用。縦方向に装填するので、普通に二眼レフスタイルで構えると縦位置写真になります。もちろんフルサイズです。フィルム送りとシャッターチャージが連動しておらず、多重露光し放題。フィルム送りとシャッターの順番を自分で決めておかないと、訳が分からなくなります。さらに、フィルムカウンターも着いてないので、何枚残っているかも分かりません。

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GRD用のA&A製高級ストラップをつけてみました。右は昔作ったプラモデルカメラ。

 この二眼レフカメラを作って思い出したのは、4年前に友人からもらって作ったプラモデルカメラです。こちらは普通のコンパクトカメラスタイルですが、シャッターロック連動のレンズカバーがついていたり、シャッターチャージと巻き上げが連動し、フィルムカウンターも付いていたり、もう少し実用性のあるカメラです。

 それに対して、この二眼レフカメラは不便さ丸出し。この不便なカメラで写真を撮る行為そのものを楽しむためのカメラです。もちろん、どんな絵が写るかは想像も付きません。本編の雑誌の方にも「上手く撮ろうと思ってはいけない」と書かれているくらいです。

 早速ISO400のネガフィルムを買ってきて装填してみました。ついでに久しぶりにプラモデルカメラの方も使ってみることに。さてさて、どんな不思議な写真が撮れるでしょうか? 続きは後日!