酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

IWC Flieger Chronograph のバンド交換

 愛用の腕時計前々回は2006年の8月。購入したのは2004年の12月。この時計の使用率は4割程度なのですが、およそ1年半ごとに交換していることになります。先の2回は明確にバンドが傷んだり壊れたりしたことで交換したのですが、今回は特にどこかが痛んでいるわけではなく「何となく気に入らなくなったから」です。

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黒文字盤にはやはり黒革が似合います。

 というのは、前回購入したバンドは、エンドピース側は十分な厚みがあるのですが、小穴が始まるところから急激に薄っぺらくなっています。美錠側も同じく。これは腕への着け外しをしやすくするためだと思うのですが、それにしてもあまりにも突然に、大幅に厚みが変わるために、逆に不安定で着け心地もあまり良くありません。

 この点は購入した時点で気づいていたのですが、せっかくなので何となく使っていたところ、最近急に気になり始め、せっかく気に入ってる時計なんだから不満点は解消しよう!ということで、特に壊れてもいないのですが交換することにしました。なので、今回注意したところは、色や材質、デザインとともに"厚み"が十分あることを条件としました。比較的重たくて大きい、機械式のクロノグラフですので、バンドにもそれなりの風格が必要です。

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これまで使っていたバンド。途中で厚みが急に変化しています。この部分だけ妙に曲がってしまい全体的に腕にフィットしません。

 ということで、今回いろいろネットを見て回って選んだのは、イタリアのMORELLATO(リンク先は音が出ます!)というブランドの製品。MORELLATO専門のネットショップから購入しました。モデルはPLUSのBLACK。サイズは20-18です。材質はカーフ。ステッチが白でアリゲータ調の表面処理がされており、IWCのオリジナルのバンドに似た雰囲気。お値段も\6,000とこれまでの手作り品ほど高くありません。そして懸案の厚みは全長に渡ってほぼ均一に5.5mm。

 バネ棒取り外し用の道具もありますし、交換作業はさすがにもう慣れました。付属の美錠は取り外し、前回導入したカミーユフォルネのフォールディングバックルを移植。バンドの厚みがありすぎて、小穴側の取り付けにやや手こずりましたが、なんとか問題なく取り付けられました。

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フォールディングバックル取付け前の全体像。今までのものよりもちょっと長めのような気がします。

 と言うことで、いい感じに固くてごつい革バンドです。時計本体にちょうど合ってる感じ。やはりこれまでのものは、少し華奢過ぎました。まだ新品のうちは革がかなり硬めで装着がやや面倒ですが、そのうち腕の形に馴染んでくると思います。フォールディングバックルはやはり、装着感の改善だけでなく、革バンドを傷めず長持ちさせる効果もあると思いますので、同様の革バンドな腕時計をご使用の方には是非お勧めです。

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 気がつけばこの時計も今年末で丸5年です。最近竜頭を引き出しての手動巻き上げが妙に重かったり、精度的にも少々遅れ気味だったり(機械式時計は通常進む方向に調整されます。その方が時間あわせがしやすいので)と、少し気になる点が出てきました。今年はまだイイと思いますが、来年中にはオーバーホールが必要かも。貯金しておかなくては。