酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

スキー2009:マウントジーンズ・スキーリゾート那須

 2月11日の祝日にスキーに行ってきました。昨年や一昨年などはこの建国記念の日は土日と合わせた連休となり、各地のスキー場がシーズン中もっとも混雑する特異日となっていたのですが、今回は週のど真ん中、水曜日という孤立した祝日。超暖冬と言うこともあってあまり混雑はないだろうと予測しました。目的地は今年初の東北道方面。日帰り圏内ではハンターマウンテンが王道ですが、今シーズンはなるべく行ったことがないところに行こうと言うことで、那須にあるマウントジーンズへ行ってみました。

画像
東斜面に広がるゲレンデ。広がる景色はほぼ平地という独特のロケーションです。

画像
ゲレンデ上部は林間コースになっています。

 新規開拓とはいえ、実は私個人的にはここは初めてではありません。もう何年前か忘れましたが何度か来たことがあります。東北道の那須高原SAのスマートETC出口を出ると、スキー場まではわずか20分。が、私のナビはスマートETC出口を認識できず、ルート案内がかなり混乱した上にかなり遠回りルートを経由してしまいました。結局通常ルートとは逆方向からアクセスすることとなりましたが、とりあえず無事に第一駐車場に入れました。

画像
今回は久々に影八甲田を投入。ちょっと後悔・・・。

画像
現地の方言(と思われる)で書かれた立て看板とか。

 マウントジーンズは縦に長く山頂から麓までは1,500mほど。コース数は10、リフトが4本、ゴンドラが1本と、規模はあまり大きくありません。しかしメインのサンアップ、サンダウンや唯一の上級者コースワイルドウッドロードなどは、コース幅が広くて斜度の緩急もあり、なかなか良いコースです。少し長めのトレーニングバーンみたい。穴場(と言うほどではありませんが)はむしろ、ノーズウッドトレイルのほう。速度の遅いペアリフトでしかアクセスできないのですが、空いていてとても良い感じです。

 以前の記憶ではコース数が少なくて斜面も普通で特に印象のないスキー場だったと思ったのですが、今回来てみて、意外に面白い良いコースだなぁと感じました。ただ、残念なことに雪質はよくありません。量は問題なかったですが、気温が高いこともあってか、ジャリジャリと言うよりはガリガリでした。春スキーのような重さはなかったですが、それだけにスピードが出るとかなり恐怖です。

 このスキー場のもう一つの特徴はレストラン。麓のセンターハウスには1階と2階にレストランがありますが、我々が利用したのは2階のほう。ここには唐揚げ定食とか生姜焼き定食とか、ミックスグリルとかあるのですが、これがレンジでチン!な、いかにもゲレ食という類のものではありません。見える場所でシェフらがちゃんと唐揚げを揚げ、鉄板で肉を焼いています。それだけに出来上がるまでちょっと時間がかかるので、正直混雑するスキー場のレストランとしてはどうかと思う点もあるのですが、味だけは町中の定食屋さん並に本格的でした。お値段はやや高めですけど。

画像
揚げたての唐揚げ定食。かなり美味いです。

画像
午後のおやつ、おからドーナツ。二個は多すぎ。最後は気持ち悪くなりました。

 今回はちょっと気分一新するために、板を変えて久々に99cmのショートスキー、影八甲田を持って行きました。昨シーズンは1度も使わなかったのでたぶん2年ぶり。履いた瞬間から後悔が込み上げてきます。でも、仕方ないので何とか滑ってみると、足がぶれて全く安定しません。午前中は(心で)泣きながら滑っていました。

 午後になると何とか慣れてきましたが、このコースはやはり長いスキーで滑ったら気持ちいいだろうなぁと、まわりを恨んで羨んでしまいます。でも、たまにこういうのも初心を思い出せてたまには良いかも。ショートスキーは軽くて曲がりやすいようですが、エッジが短く雪面にかけられる絶対的なパワーが小さいので、丁寧に滑らないと思ったようなラインに乗れませんし、しっかり踏み込まないと板ごと跳ね返されてしまいます。そして板に乗る位置もシビア。さらにもっとも注意が必要なのはブレーキ。長い板のようには止まれません。

 普段いかにずぼらに滑っているかを痛感できました。使ったことのない筋肉も使ったらしく、久々に足に筋肉痛が残りました。ま、ショートスキーは年に1回で十分かも(A^^;

画像
ノースウッドトレイルは空いていてお勧めコースです。

 思っていたとおり、道路が渋滞して駐車場にも入れないかのような激しい混雑はありませんでしたが、やはりハイシーズン休日とあって、ゲレンデは結構混んでいました。それにしても今回感じたのは、比較的古いウェアを着た子供連れの家族が多いこと多いこと。その点やはりこの日は年に一度だけスキーにやってくる人たちの特異日なのかも。スキーブームを経験した世代が親になって子供を連れて再びスキー場にやってくるようになったのであれば、その子たちが成長するに従って、またスキー・スノーボード人口が復活してくるかもしれません。子供たちには是非スキーは楽しい!という思い出を持って欲しいものです。

画像
今回のスキーエクスプレス306は青い方で。

画像
帰りがけに立ち寄った温泉、五峰の湯。

 慣れないショートスキーの疲れと、翌日のことを考えて、まだ滑りたさそうな目をして訴えかけてくる同行者を無視して早めに上がりました。行き慣れていないので周辺温泉事情には疎く、帰り道沿いにあった日帰り温泉の看板に従って何も考えずに入ってみました。五峰の湯はマウントジーンズから少しくだったところにある、那須どうぶつ王国に併設された温泉施設。どうぶつ王国と温泉の組み合わせは不思議ですが、まぁスキー後の立ち寄り温泉としてはそこそこ標準的。湯質だの雰囲気がどうとういう類の温泉ではありませんが、露天も広くて疲れをとるには十分です。

 帰りは再び那須高原SAのスマートETCのゲートをくぐって東北道へ。東北道は比較的平らで真っ直ぐで、冬場は渋滞もなくて運転しやすい高速道路です。おかげで燃費もかなり伸びます。途中にあるSAが他と比べてしょぼいのがちょっと残念ですが。

 東京から150kmちょっとで片道2時間強。朝5時発で一日たっぷり滑り、帰りに温泉に入り、夕飯もゆっくり食べても9時前には帰ってこられます。ここも群馬方面と同様で行き帰りできる日帰りにはとても便利なスキー場です。

---
 マウントジーンズ・スキーリゾート那須  栃木県那須郡那須町大字大島  TEL: 0287-77-2300