酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

浅草橋巡回

 土曜日に久々に浅草橋に行ってきました。浅草橋はいろいろ魅力的なお店が建ち並ぶ酒飲みのワンダーランドなのですが、最近はほぼ定番となる巡回コースが決まりつつあります。今回はその定番コースを巡ってきましたので紹介します。

●西口やきとん
 他に類を見ない雰囲気と料理とお酒が飲めるお店。時々無性に行きたくなって仕方なくなります。何度行ったかわからないし、何度もこのブログで取り上げていますが、何度でも紹介したくなるお店です。土曜日の夕方5時半。開店から間もないはずなのに、お店の前には人が溢れていました。いったい何があったのか? 数分早く到着していた友人が立ち席の小さなテーブルを確保してくれていました。奥には椅子席があるのですが、今日はとても椅子に座れる状態ではありません。ここで立ち飲みするのは初めての経験。でも立ち飲みしてこそやきとんの正しい楽しみ方かも。

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目印の赤提灯
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今日は大混雑。店員さんも大忙し。
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奪うようにして手に入れたビールでとりあえず乾杯。

 店内のわずかなスペースに小さなテーブルを置き、それを何人もの人が囲んでいます。立ち飲みとはいえこの密度の高さは尋常ではありません。我々のスペース周辺には、お酒のストックが摘まれていたり、氷を入れたクーラーボックスが置いてあったりしつつ、隣のテーブルとの隙間もわずか。そのうち生ビールサーバーが置いてある台にもお客さんが陣取りました。そんなギュウギュウなのになぜか狭く感じません。むしろ落ち着いたりしてしまうのがこの店の魔力。

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久々にレバ刺しにありつけました。味噌のほかに塩ごま油味もあります。
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皿なんこつも定番です。
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変わり種の串焼きがあるのも特徴。これはきつね(油揚げ)の串焼き。
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定番のほかにその日ごとの特別メニューも豊富。今回は野菜と豚すじの煮込みとか。

 店員さんはいつもやきとんTシャツを着ているのですが、この日は普通に私服の店員さんも忙しく働いていました。オフだったのに今日は混んでるからと言って呼び出されたとか。ぱっと見誰が客で誰が店員だかわからないような混沌とした店内。まさにこの客と店員さんの垣根の薄さがこの店の雰囲気を象徴しています。まわりはみんな酒飲みばかり。小さな店内に押し込められてみんな妙な親近感を覚えます。基本オヤジたちの集団が多いのですが、女性同士のグループがいるかと思えば、カップルも多数、中には同伴か?と思わせるような二人組まで。上級者向けのディープさなのに敷居が高いわけではなく、誰でも受け入れられる懐の深さも持ち合わせています。

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真っ白などぶろく。危険なお酒です。
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ココア割が復活していました。

 お酒はビールに始まり、レモンハイボール、かち割りワイン、サワー各種、どぶろくなどなど。安いB級なお酒に溢れています。昨年秋に来たときには原料高のせいか何かで一時メニュー落ちしていたココア割りが復活していました。うれしくてビールを一杯飲んだ後にすぐに発注したのですが、意外に焼酎が濃くてお酒の味がします。が、がぶがぶ飲んでるうちにほとんどココアの味しかしなくなってきました。うん、これこそい懐かしのココア割の味。とても危険なお酒です。

 5時半から飲み始めて約1時間半。一般の飲み屋さんが混んでくる時間なのに、やきとんはだんだん空いてきました。品切れとなるメニューも増えてきます。小さなテーブル一つに押し込められていた我々には、新たにテーブルが一つ追加で与えられたり。でも我々もそろそろ次へ行く時間です。相当に飲み食いしていい感じに酔っぱらってきましたが、まだまだ宵の口。浅草橋の立ち飲みツアーが続きます。

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 浅草橋 西口やきとん  東京都台東区浅草橋4-10-2  TEL: 03-3864-4869  16:30~22:30  日曜・祝日定休

 

●Wine & Dining bevi
 西口やきとんで出来上がった後にやって来たのは、Standing Wine Barのbeviというお店。西口やきとんとは打って変わって洋風の小洒落たワインバーです。でもやっぱり立ち飲みなのです。

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beviはStanding Wine Barという独特のスタイルのお店です。
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まずはシャンパンで乾杯。
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そして赤ワインへ。スペインフェアをやっていました。
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レバーペーストとか、ワインに合うおつまみも各種あります。

 ただし、なぜかこのお店の記憶がいつもありません。薄暗い店内、なぜか店員さんは女性ばかり、本格的なワインリストの数々に目移りし、そしておいしいワインを飲んでいることは覚えているのですが... どうもいつもこの店では泥酔している記憶しかありません。西口やきとんのお酒がちょうど回ってきた頃に行っているせいかと思います。この雰囲気は本当はもうすこし意識がはっきりしているときに味わいたいものです。

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 Wine&Dining bevi  東京都台東区浅草橋1-35-8 ラ・ミアカーサ1F  TEL: 03-3863-0388  17:30~24:00  日曜・祝日定休

 

●餃子の王将
 そして最近ローテーション入りしたのが、餃子の王将。江戸っ子な我々は意外にこの手のファーストフード、ファミレス系のB級な食べ物が好きだったりします。餃子の王将はJR総武線浅草橋駅西口のすぐ横の高架下にあります。全国にチェーン展開する餃子のファミリーレストラン。それ以上でもそれ以下でもありません。立ち飲み屋巡りで疲れた足を休めるために、どこかゆっくり座れるところ... ということで、マックかスタバでちょっとコーヒーでも飲んで休みますか、という勢いで入ってしまいます。

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締めのラーメンならぬ、締めの餃子。おすすめです。
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普通においしい餃子。ビールによく合います。

 入ったからには餃子を食べるわけで、餃子と言えばビールに一番合う食べ物名分けですから、やはりビールも飲むことになります。今日は米を食べてない、ということで思い出したようにチャーハンまで発注してしまいました。酒飲み恐るべし。


 餃子の王将 浅草橋駅前店  東京都台東区浅草橋1-14-6  TEL: 03-3863-6501  11:00~22:00(平日は22:30まで)

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浅草橋はこれだけではありません。もっと奥深いのです。またいずれ探検に行ってきます。