酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

新年撮り初めはインターバル合成による東京湾岸の星空撮影に挑戦

 大晦日に書いた昨年の振り返り記事の中で、2017年ベストショットとして福島で撮った星景写真を選びましたが、それらの星空写真を見返していて久々に星空撮影に挑戦してみたくなりました。と言っても街灯りにまみれた都内では、肉眼でオリオン座が見えれば良い方で、写真を撮るにしても出来ることは限られています。

 明るい都会で星空を撮るひとつの方法がインターバル撮影結果の比較明合成です。インターバル撮影と多重露光の合わせ技であり、これを使うと明るい町灯りの中でも、点像としてはほとんど見えない暗い星も、軌跡にすることでそれなりに写し込むことが出来ます。
 
 この手法はインターバル撮影が出来るカメラであれば、合成作業は後からPhotoshopなでも出来ますし、あるいは最近のカメラならカメラ内で合成作業まで出来る機種も珍しくありません。PENTAXの場合はK-3以降で概ねサポートされており、もちろんK-1にも「インターバル合成」という名前の機能が搭載されています。

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 以前にK-3でやったことがありますが、K-1でも「インターバル合成」をやってみることにしました。撮影地は東京ゲートブリッジ脇にある若洲海浜公園です。

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2017年締めくくりの肉の日は小岩ビリエットの皮付き豚バラポルケッタの食べ放題で満腹になる

 もう昨年の話になってしまいましたが、12月29日は1年の締めくくりとなる肉の日でした。最近は肉の日となれば小岩にあるトラットリア、ビリエットへ肉料理を食べに行くのが恒例となっています。ということで、2017年の肉納めももちろんビリエットへ行ってきました。

 さて、肉の日のビリエットでは毎月趣向を凝らしたスペシャルな肉料理が用意されます。12月はポルケッタという話は少し前から聞いていたのですが、それが想像を遙かに上回る素晴らしく格好いいものでした。

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 正式名称は「沖縄産皮付き豚バラ肉のポルケッタ年末スペシャルバージョン」です。じっくりと低温で時間をかけて焼き上げたというそのポルケッタは、こんな素晴らしい色艶! まるで漫画に出てくるような「肉」の姿でしたが、決して原始的な料理ではなく大変に手が込んだものです。

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富士五湖と新倉山浅間公園と田貫湖を巡ってひたすら美しい富士山の姿を撮る

 新年はおめでたい感じの写真から始めることにしましょう。と言っても、実は撮ってきたのは年末のことなのです。(関東地方は)晴天続きの年末中にあって、特に雲ひとつない快晴となったとある日、朝から車を走らせて富士山方面へ向かってみました。

 中央道を西に向かうその道中から、朝日を浴びた美しい富士山が見えています。本気の富士山愛好家&写真家たちにとっては、この朝日に浮かぶ富士山こそがハイライトなのかも?と、早起きしなかったことを少し後悔しつつ、それでも青空の下の富士山はさぞ美しかろうと、期待しながら先を急ぎます。

 有名な絶景スポットから、知る人ぞ知る穴場まで富士山ビュースポットは色々あると思いますが、今回はベタに「湖と富士山」をテーマに、富士五湖を全て巡ってみることにしました。さらに勢い余って6個目の湖、田貫湖まで足を伸ばしてきました。

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 なので以下、ずっと同じような富士山写真が続きます(A^^;

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縮小と停滞の一年:2017年を振り返る

 年末恒例の総集編です。いきなりネガティブなタイトルを付けてしまいましたが、まぁ実際のところこのブログにまつわる限り「縮小と停滞」というこの二語が偽らざる今年の感想です。一番大きいのが記事数の減少で、2017年はこのエントリー含んで155本ということで、これは過去最低となっています。「書くことなくなったな」とか「写真もマンネリだな」というのは実感として大きくて、それが「縮小と停滞」に一番影響していると思われます。

 この辺は色々要因があるのですが、2016年がK-1景気に浮かれきったが故の反動というか、調整期間というのが一番大きいかも。...と、いきなりまとめてしまうと終わってしまうのですが、数が減った2017年の過去記事を見返してみると、確かにPENTAX関連の買い物は少ないのですが、それ以外はわりと充実した一年だったような気もしてきます。

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 さて、トップの一枚は今年最大の買い物... というか過去10年を振り返ってもかなり上位に位置する大きな買い物となった新車、プジョー308SWです。これだけでも「今年は買い物しなかった」はダウトとなるのですが、まぁその辺も含めて実際のところどうだったのか思い出してみることにしましょう(^^;

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自宅のインターネット回線をIPv6 IPoE + IPv4 over IPv6化して通信速度のボトルネックを解消する

 スマートフォン全盛の時代になり、いまやどこにいてもインターネットに繋がっていることは当たり前になってきました。これまでの常識ではモバイル回線は速度が遅く、家やオフィスに引かれた固定回線は速い、というのが当たり前でしたが、気がつくといつの間にか逆転しているのではないか?と気付くことがあります。そう、家の固定インターネット回線が重たいのです。下手したらモバイル回線につないだiPhoneのほうがよほど快適、ということが起こりえます。

 昔話を始めると際限がなくなるので止めておきますが、我が家はわりと早い時期にADSLから光回線に切替え、帯域だのレスポンスだのといったストレスを感じずにずっとここ何年も使ってきましたが、最近は夜遅い時間帯になると、やけにネットが重たくなり、画像がじわじわとロードされていく様子を見せられたり、ネット配信の動画なども時間帯によっては再生できなくなるという始末。

 こういうの昔はあったよなぁ、と懐かしんでる場合ではなくて、2020年も見えてきたこの時代にいったいインターネットは何年退化したんだ!と、重い腰を上げ、原因を調べ対策を講じることにしました。

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IPv6対応後の我が家のネットワーク機器接続図
 その対策に関するキーワードが「IPv6」です。この図は対策後の我が家のネット環境を表した図ですが、どういう顛末でこうなったのか、以下に備忘録としてまとめておきたいと思います。

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新幹線を撮りに行こう!:東京・品川〜新横浜〜小田原間の有名撮影ポイントをハシゴする

 ピリッとよく空気が冷えた快晴の休日、ふと思い立って新幹線を撮りに行ってきました。初めて新幹線を撮ってみたのは2年前のやはり年末でしたが、この時期はそういう気分にさせる何かが私の中にあるのでしょうか?

 確かに最近「鉄分」が足りてないなぁ、と思っていたところで、久しぶりに飛行機を撮りに空港にでも行ってみなくては... と思っていたところでしたが、この際より「鉄分」の多い方面に足を踏み出してみましょう。

 さて、問題はどこへ撮りに行くか?ですが、ネットで色々調べてみるとたくさんの新幹線撮影スポット情報が出てきます。その中から今回は東京〜小田原間の東海道新幹線沿線で、超有名な3カ所の撮影スポットを巡ってみることにしました。それぞれ全く違った新幹線の姿を撮ることができるポイントであり、そして最適な撮影時間帯というのも異なるようなので、1日で3カ所をハシゴすることも可能です。

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 さらに今回は、3カ所それぞれ違うカメラを使ってみるとともに、 私なりの視点で見た撮影地プチ情報とともにレポートしたいと思います。

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LUMIX GX7 Mark IIの電池蓋ロックが緩すぎる問題をハーフボディケースで解決する

 前回エントリーに続いてLUMIX GX7 Mark IIネタです。実はこのカメラには、買ってから始めて気がついた大きな欠点があって、それが結構どうにもならないくらいに気になっています。パナライカ12-60mm F2.8-4の試し撮りで新宿界隈をウロウロしたときも、この問題には悩まされました。

 それはどんな問題かと言えば「ボディ底面にある電池&SDカード室の蓋が緩くて、気がつくとパカーンと開いている」という問題なのです。なんだその程度かよ、と思われるかも知れませんが、でもこれ実際に使っていると結構地味に効いてくるのです。

 このカメラを作った人というか、このロック機構で良しとした人は、本当にこのカメラを持って写真を撮ったことがあるのであろうか?と疑ってしまいます。

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 ということで、これはどうしたものかと考えた据えに、一つ対策を思いついたので実行してみることにしました。

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標準ズームはやっぱり外せない:LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0を手に入れる

 10月に買ってしまった新マウント機 LUMIX GX7 Mark II ですが、とりあえず一本目のレンズとして20mmF1.7という渋い単焦点レンズを選択し、それだけで約2ヶ月過ごしてきました。この組み合わせは当初の狙い通りテーブルフォトでは威力を発揮してくれます。

 さらにこのGX7 Mark IIは、メインカメラであるPENTAX K-1のサブとして使えるなら色々捗るし、場合によってはこれ一台だけ持って行くことができれば便利なこともあるだろうと目論んでもいたのですが、なぜかそういう使い方はする気になれず、これまで思ったほど使っていないというのが実情です。それはやはり40mm相当単焦点というレンズの難しさのせいではないかと思います。これ一本だけではどうにもならないことがあります。

 となればやはり標準ズームは持っておくべきではないか? いやそうに違いないと思い至り、仕方なく ノリノリで新しいレンズを買ってしまいました。幸いなことにボーナスを頂くこともできましたので、レンズを一本買うくらいは何とかひねり出せるでしょう。

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 さて、MFTには数多くのレンズがラインナップされており、標準ズームも色々選択肢があります。小型軽量で明るくて高倍率なズーム、という欲張りな要求に対して完璧なレンズはさすがにありませんが、一番バランス良く応えてくれそうだったのが、パナライカの12-60mm F2.8-4.0 です。

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フィルムのスローさを楽しむ:PENTAX LX + Distagon T* 2/35mm + PROVIA 100F で撮った近所の秋

 連日大雪のニュースを目にする中で「紅葉の写真撮ってきました!」というと季節外れにもほどがあるわけですが、こうこういう周回遅れ感もフィルムならではのものかな?と思って、構わずにお送りいたします。

 スマホ含むデジタルカメラ全盛の現代、写真は撮ったその場でだいたいの結果確認ができるし、パソコンに取り込んでLightroomで子細にチェックし現像し、すぐにSNSに上げるとかブログを書くなんてことは当たり前で、むしろ賞味期限は撮影後1週間くらい?な感じで、1ヶ月前の写真となるともうアーカイブ的な扱いになってしまいます。

 しかしフィルムの場合はそうはいきません。新鮮さが命のデジタルに対し、フィルムは熟成させてナンボのもの...  というのは、勝手な思い込みで、必ずしもそうではないと思うのですが、真冬の寒さに震えながら、小さなフィルムに写る鮮やかな紅葉の写真を眺めるのも、なかなか良いものです。

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 この秋の間に少しずつシャッターを切っていったフィルムをようやく撮り終え、現像から上がってきたので、じっくりと熟成された紅葉写真を振り返っておこうと思います。

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夕暮れの横浜大桟橋で日本最大のクルーズ客船「飛鳥II」の出航を見送る

 冬は空気が澄んで日の入りの時間も早い上、街角ではあちこちでクリスマスイルミネーションも行われていたりして、夜景撮影するにはベストなシーズンです。特に等挙都心や周辺都市では夜景スポットに事欠きません。

 この冬はもっと夜景やイルミネーションを撮ってみようかな?などと思い立ち、天気の良さそうな日曜日、早速出かけてみることにしたのですが、どこに行こうか?と考えたときに真っ先に頭に浮かんだのは、以前から気になっていた横浜大桟橋です。何度も行ったことありますが、いつも岸壁は空でした。

 そこでネットで調べてみたところ、当日はちょうど日本籍最大の外洋クルーズ客船「飛鳥II」が午前中に入港し、夕方に出港する予定とのこと。これはみなとみらいの夜景とともに大型客船を撮るチャンス!ということで、午後になってから横浜まで車を走らせてきました。

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 実は当日の天気予報では、夕方にかけて雲が出てくるということだったのですが、幸いにも予報は外れ、日没までそこそこ綺麗に晴れ渡った空が見られました。そのおかげで想像通りの綺麗な夜景の中で飛鳥IIの出航を見送ることが出来ました。

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