酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

日本三大イルミネーションの一つに選ばれた「あしかがフラワーパーク 光の花の庭」を見に行く

 ハロウィンが終わり、都内では気の早いところにすでにクリスマスツリーがお目見えしたりしています。これから冬に向けては日が暮れるのも早くなるし、クリスマスやお正月などのイベントに合わせてあちこちでイルミネーションが行われる季節でもあります。

 LEDが当たり前になってイルミネーションを売りにしたイベントは、ブームと言えるくらいに増えてきました。東京都内でも以前は表参道くらいだった街路樹イルミネーションは、もはや大小様々な規模のものがあちこちで行われています。

 さらに、都会の並木イルミネーションとはまた違って、郊外の観光地では広大な敷地にこれでもかというくらいに無数のLED電球が敷き詰められ、デザインされた光のアートが楽しめるイルミネーションが行われています。そんな中の一つとして、春先に見事な大藤が見られることで有名な「あしかがフラワーパーク」でも「花の光の庭」と題したイルミネーションが行われているという情報をキャッチ。

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 WEBに上がった写真を見てみれば、なんと秋深まるこの時期に、またもや(イルミネーションの)大藤が見られるそうです。これは一度行ってみなくては!

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GX7 MarkIIに最適な単焦点レンズはどちらなのか? LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH. と LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. で撮り比べてみる

 先日購入したLUMIX GX7 MarkIIですが、その後10月中の週末は台風続きでなかなか写真を撮りに出かけられなかったのですが、それでも少しずつ新しいカメラの作法に慣れるべく撮り進めています。このカメラの使用目的や自分の使い方を考慮して、敢えて標準ズーム付きのレンズキットではなく、ボディ単体に20mmF1.7の単焦点レンズの組みあわせにしたわけですが、その最初の一本を決める際に悩んだのが、通称「パナライカ」と呼ばれるLEICAブランドを冠したSUMMILUX 15mm F1.7と、薄型パンケーキの20mm F1.7のどちらにするか?でした。

 大きさ重さ、そして40mm相当の絶妙な画角に20cmまで寄れる近接撮影能力を重視して、結局20mmF1.7の方にしたのですが、最終的な決め手は価格差だったりします。SUMMILUX 15mmはLEICAブランドが付いてるにしては安い方ですが、それでも本当に気に入るかどうか分からない、初めてのマイクロ・フォーサーズに、LEICAレンズはやり過ぎだろうと思ったのです。

 それで終わっていれば良かったのですが、さすがにメジャーなマウントだけあって、マイクロ・フォーサーズの既存ユーザーが何人か周りにいたりします。そして迷った末に切り捨てたはずのSUMMILUX 15mm F1.7を持っているという知人が、お節介にも親切にもすぐに貸してくれると言うではないですか。これはまずいことになったと思いつつも、興味津々で好奇心には勝てません。気に入ってしまったら、それはその時です。

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 ということで、20mm F1.7とSUMMILUX 15mm F1.7を取っ替え引っ替えしながら使ってみて、使い心地や写りなどを比較してみることにしました。さて、自分の最初の選択は正しかったのか? 結果はどうなるのでしょうか(A^^;)

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台風迫る大雨のなか開催されたFrench Blue Meeting 31eと見頃を迎えた車山の紅葉

 年に一度10月の車山高原で開催されるFrench Blue Meetingに2年ぶりに行ってきました。今年で31回目を数える、日本におけるフランス車乗りの祭典ですが、わたしは2000年の第14回からずっと皆勤していたのですが、昨年になって中央道をたった200km走って行くモチベーションも失い、プジョーに乗り始めて17年目にして始めて欠席しました。考えたらその辺からすでに車を買い換えることは決まっていたのかも知れません。

 それはさておき、今年のFrench Blue Meeting(以下FBM)は10月最後の週末、29日に開催されました。通追う10月の中旬開催が多い中、今年は月末に1週間ほどずれたわけで、当初は紅葉が終わってしまうことを心配していたのですが、実際はそんなことよりも台風の襲来による雨風を心配しないと行けない状態になりました。

 前の週、10月22日にやってきて本州に上陸した台風21号に続き、翌週末には台風22号がやってくるという始末。土曜日の夕方から東京でも雨が降り始め、日曜日は東京も長野も終日雨が降り続き、夕方になるにつれて悪化するのは分かっていましたが、せっかくプジョー308SWを買ってから初めてのFBMですし、10月中は週末に雨続きでほとんど走らせていなかったこともあり、雨の中のドライブのつもりで一応出かけてみることにしました。

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 晴天率の高い10月にあって、FBMは過去も雨に祟られることが多かったですし、車山高原の紅葉を雨の中で見るのも良いものです... と、強がれる程度なら良かったのですが(^^;

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品川で開催された「大江戸ビール祭り 2017 秋」でプレミアムフライデーを堪能する

 ここ数年のことだと思うのですが、公園などの野外においてちょっと珍しいビールが飲める事を売りにした、期間限定のビールイベントがブームとなっています。この手のイベントとしては「オクトーバーフェスト」が有名ですが、元々大阪、横浜、東京で本国に合わせて秋に細々と行われていたものが、今では全国で季節を問わず開催されているような状況で、どれが本物の「オクトーバーフェスト」なのか分からないくらい、様々な主催者によるイベントが乱立している状態とも言えそうです。

 いや、日本にはそれこそ何十年も前から「ビアガーデン」とか「お花見」という文化があったわけで、屋外でお酒を飲むというイベントが人気を博す素地はあったのでしょう。昭和の香りする古き良きビアガーデンが衰退し、有象無象の居酒屋で飲める普通のビールから消費者が離れていく一方で、ドイツやベルギーを初めとする海外産ビールや国産含めたクラフトビールが市民権と人気を得て、別の次元でビールブームはやってきています。

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 そんな波が私が毎日通う職場がある品川にも押し寄せてきました。繁華街でも何でもない港南口のオフィスビル街のど真ん中で開催されるというそのイベントに興味津々で出かけてきました。

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伊賀流忍者と松尾芭蕉の故郷 伊賀上野城を散歩する

 もうかなり前のことになってしまいましたが、F1日本GPが終わった日曜日はすぐに東京に帰らず、翌日の体育の日はせっかくなので観光してくることにしました。三重県の観光地と言えば伊勢、志摩、鳥羽などなど色々ありますが、やはり私にとってはまずは百名城のあるところが最優先です。

 三重県内の百名城は松阪と伊賀上野の二カ所。一日あればレンタカーで両方とも回ることは出来ますが、今回はF1観戦後で疲れもあると言うことで、半日で伊賀上野城のみ見に行くことにしました。

 伊賀と言えば忍者です。その歴史は織田信長と切っても切れない関係にるそうですが、とりあえず私が知っているのは、徳川家康の「伊賀越え」と「服部半蔵」の活躍です。そしてそこから着想を得たと思われる「忍者ハットリくん」も我々世代には忘れられません。

 さらに江戸時代の旅人にして俳人としても有名な松尾芭蕉は、かの有名な「奥の細道」の旅に出るまで、江戸は深川の隅田川沿いに住んでいました。なので、私の暮らす地元には芭蕉庵の跡地に博物館があるなど、とても松尾芭蕉に馴染みが深いのですが、実は彼の出身地は江戸ではなくてこの伊賀上野です。健脚で全国を旅して歩いたことも含め、芭蕉は忍者だった説もあるほど。

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 そんな数々の忍者伝説を生んだ伊賀上野はどんなところなのでしょうか? 近鉄白子駅前でレンタカーを借り、一路三重県の内陸部を目指します。

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旅先で大容量SDカードのバックアップをするためにSanDisk Portable SSD Extreme 500を導入してみる

 先日のF1日本GPでは4日間で約4,000枚以上の写真を撮りました。カメラは34.6MピクセルのPENTAX K-1で、RAW記録(DNG形式:無圧縮14ビットRAW)の場合は1枚当たり約45MBほどのサイズになります。ということは、4,000枚撮ると合計で約180GBになり、32GBのSDカードなら6枚、64GBなら3枚、128GB なら2枚必要です。実際のところ私は128GBのカードを2枚用意し、K-1のデュアルスロットを順次記録に設定して、F1期間中はカード交換すら必要ない状態で運用していました。

 しかし、大容量SDカードを使っていて心配なのはトラブルです。カードに何かあれば失うデータは膨大なものになります。サーキットでの撮影は雨が降ったり、炎天下だったり、砂埃が舞っていたり、わりとカメラに厳しい環境ですから、何があるか分かりません。

 実際に過去データを失ったことはないですが、だからといって安心は出来ません。趣味とは言え、いや趣味で撮っているからこそ、年に一度しか撮れない写真は大切にしたいものです。なので、せめて一日の撮影終了後にバックアップを取っておきたいわけですが、しかし、そのバックアップ先として持ち歩くMacbookの内蔵ストレージは全部で256GB、空き容量は200GBほどです。

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 ちょっとこれでは心許ないので、写真データバックアップ専用の外付けSSDを導入してみました。

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初めてのマイクロフォーサーズ:Panasonic Lumix GX7 MarkIIを買う

 一眼レフ、ましてやフルサイズ機のK-1を持ち出すまでもない場面(主に飲み屋や焼肉屋での撮影など)で使うための小型カメラをずっと探していました。今までこの役目はPENTAX Q-S1か、Nikon 1 J5を使っていたのですが、どちらも事実上「死んだマウント」となってしまっています。

 もちろんPENTAX Q-S1もNikon 1 J5もまだ動くし、それぞれ気に入って使ってきましたが、Q-S1は事実上4年前のカメラだし、Nikon 1 J5も発売されてから2年半以上経ちます。その間に主に画質とか機能上の不満や飽きが来ていたところなのですが、買い換えようにも上記の通り、この二つのマウントにはレンズもボディも新製品を望める状態にありません。

 いっそのこと1インチセンサー搭載の高級コンパクト機にするか?とも思ったのですが、やはりここはレンズ交換式にこだわりたいと思うと、これはもうマイクロフォーサーズに行き着くのは時間の問題でした。

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 中でもPanasonicのLumix GX7 Mark IIが今年の春先から激安で売られていると聞いて調べてみたら、これがなかなか良さそうではないですか。

 ということで買っちゃいました!というお話です。ちなみにデジタルカメラを買うのは今年になって初めてです。

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鈴鹿の夜を飲み歩き食べ歩き:F1 2017 日本GP 観戦記(番外編)

 観戦記本編を読んで頂くと分かるように、今年も木曜日から日曜日まで4日間も鈴鹿サーキットに通い詰めてF1を楽しんできました。しかもレース翌日の月曜日も体育の日で休日ということで、実は日曜日もすぐには東京に帰らずそのまま宿泊し、実に4泊5日という国内旅行としては比較的長旅となりました。

 宿泊については、この時期はただでさえ秋の連休で行楽シーズンなため、鈴鹿〜白子周辺の宿を確保するなど夢のまた夢で、名古屋から毎日近鉄で鈴鹿に通うのが以前の定番コースでした。しかしここ数年はF1観戦客が減っている上に、逆に外国人観光客が名古屋に増えて、むしろ鈴鹿サーキットに近い近鉄名古屋線沿線にビジネスホテルを取ることができるようになってきました。

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 F1といえども旅の楽しみは食にアリということで、近鉄白子駅周辺の気になるお店で食べてきた夕飯を中心にいろいろ紹介したいと思います。半分は来年に向けての備忘録となっています。

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東コースを一望できるEスタンド最上部から午後の光に輝くF1マシンを眺める贅沢:F1 2017 日本GP 観戦記(その4)

 予選編からの続きです。長々と続けてきた2017年のF1日本GP観戦記シリーズは一応今回で終了です。ようやく天候が回復してきた土曜日から一夜明けて日曜日になると、文字通り雲一つない快晴の青空が鈴鹿上空には広がっていました。

 金曜日は気温が15℃程度で冷たい雨が降りとても寒かったのですが、日曜日は晴れて日差しがある上に気温も30℃近くなると言う予報。晴れるのは大歓迎なのですが、暑いのは困りものです。でも、10月とはいえ日本GP観戦と言えば毎年暑さとの戦いでしたから、寒いよりは慣れています。

 さて決勝は撮影に軸足を置くのは半分くらいにして、残りの半分は観戦してレースを楽しみたいところです。昨年は珍しく1コーナー側のBスタンドから観戦しましたが、今年は逆バンク出口にあるEスタンド上部に陣取ることにしました。ここは一昨年まで毎年決勝日の撮影&観戦ポイントとしているおなじみの場所です。

 ここからは1コーナ辺りから東コースが大体見通せるし、ホームストレートもちょっとだけ見えます。大画面スクリーンもあってレース状況を把握するには良い場所です。

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 一方で、写真撮影という点ではアングルが高くてコースを見下ろす形になるのですが、午後は綺麗に順光になるため、晴れているとF1マシンが美しく輝く姿が撮れる場所です。

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11年ぶりに鈴鹿のコースレコードが更新された瞬間に立ち会う:F1 2017 日本GP 観戦記(その3)

 フリー走行編からの続きです。土曜日になって予想よりも少し早く回復し始めた鈴鹿の天候は、フリー走行3回目の間はまだ曇り空でしたが、予選を目前にして青空も覗いてきて、暑さを感じるくらいに良くなってきました。路面もほぼ完全にドライコンディションとなり、いよいよコースレコードの更新が確実となる条件が整いました。

 予選の観戦&撮影ポイントをどこにしようかいろいろ考えた結果、やはりヘアピンは外せないだろうと言うことになりました。常設のIスタンドを除いて、ヘアピンの外周部土手は全てカメラマンエリアになっています。スペースも十分広く、進入側から立ち上がり側、低い位置から高い位置まで、アングルは自由に選べるのですが、今回は立ち上がり側の比較的上の方、クリップの正面あたりから撮ってみることにしました。

 なお大人気で場所取り合戦が壮絶なIスタンド下は、今年から別チケットが必要になり、一日50人に限定されることになりました。その告知を見逃してしまい、いつどこでそのチケットが買えたのか、いまだに分かっていないのですが来年への宿題としておくことにします。

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 と言うことで、わずか1時間あまりの短い予選セッションで撮った写真と、おまけとして半ば鈴鹿のF1日本GP名物となりつつある『レジェンドF1デモラン」の様子をまとめておきたいと思います。

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